サイディング塗装の耐用年数、塗装するサイクルの年数について・・

サイディング外壁の住宅は、今では一般的になってきています。　現在の新築の場合は、最もこのサイディング外壁の住宅が多いといっても良いと思います。
ちなみに、サイディング外壁以外では、モルタル外壁という物もあります。　こちらは、セメント系の材料で外壁を作るパターンです。　昔は一般的でしたが、やはりセメント系の外壁は、工期が長くなる、モルタル外壁も、そのままではダメで、通常、その上に外壁塗装を行うという事になるので、塗装の工程も増えるので、工期は長くなってしまいます。。

まぁ、そのような原因もあると思いますが、今ではサイディング外壁が一般的です。

そこで、サイディング塗装の年数の話題になります。（ちなみに、サイディング塗装　年数という検索は非常に多いようですので。）

サイディング自体の塗装の場合は、サイディングのランク（種類）もあるのですが、工場でキッチリと塗装されているという事もあって、非常に耐候年数は長いです。　窯業系サイディングの大手メーカーのサイトなどを確認してみても、３０年近くも耐久性があるというサイディング材もあるようです。

しかし、これは、サイディングの外壁材自身の塗装の耐用年数という事になります。

実は、一般的に住宅の場合は、サイディング外壁と言いましても、やはりサイディング外壁のつなぎ目部分の目地はシーリングと言われるゴム状の物が付けられています。

実は、このシーリングの目地というのが、サイディング外壁の耐用年数で考えるとネックになっていると私は思っています。
塗装屋目線で考えると、塗装工事を行う必要があるので、仕事から考えるとありがたい部分でもあるのですが、サイディング塗装の耐用年数と、実際に外壁になった場合のサイディング外壁の塗装の耐用年数では違いが出てくるという事です。

サイディング外壁の塗装では、このつなぎ目の目地部分は非常に重要です。
また、目地のシーリング材は、今では高耐久の物も出てきてはいますが、あくまでキッチリと作業が行えた場合とか、目地の深さ、幅、それに作業をした天候、温度なども関係してくると思いますが、なかなかメーカーが記載しているような程の耐久性は期待できないと思います。

一般的なシーリング材の耐久年数は１０年未満ですが、高耐久とされる物の場合は、２０年近くの物もあります。。
ただ、先ほども書いたように、色々な条件、それに施工する職人の技術や知識にも関わるので、やはり１０年位のサイクルでのチェックは必要となってくると思います。

ですので、サイディング塗装の年数という事で考えると、家になった状態の場合の塗装年数、塗装サイクルは、やはり１２～１５年と言った感じと思っていただいて問題ないと思います。

シーリングの場合、目地は深いからと言って、大きなバックアップ材をいれたりすると、シーリング材自体の厚みが少なくなる為にやはり劣化は早いです。　あと、シーリングの基本は2面接着と言われていて、2方向からの引っ張りなどには伸びがあるので、耐久性も高くなるのですが、3面接着となると、弱い面から隙間が出来てくるので、どうしても、目地部分の隙間が出やすいです。　　このような細かい部分は、やはりキッチリと確認するという事が必要になってきます。

追加的な話ですが、サイディング外壁でもハウスメーカーの住宅の場合は、目地部分がシーリングではなく専用のパッキンのようなガスケットと言われる物が使われている場合も多いです。　ガスケットに関しては、専門の物を使う事が多いので、ハウスメーカー専門の業者に依頼するという事になるかも知れません。。　　しかし、ガスケット部分の劣化が少ないとか、すでに色々な部分のガスケットが劣化してしまっている場合は、一般の住宅のようにシーリングを行う事での外壁塗装も可能です。

ハウスメーカーだから安心というご意見もあるかも知れませんが、必要以上に高い価格という事のパターンも多いです。
その辺りは、ご予算とか、考え方の問題になってきますけどね・・

このシーリングの問題に似たような問題は、実は外壁の塗料にも言えると思います。

今は、高耐久のフッ素樹脂や、無機塗料という物も販売されてきていますが、塗装を行う業者の考え方、実際に塗装する職人の知識などで全然　変わってくるという事です。
まぁ、ウレタン樹脂や、シリコン樹脂でも同じで、メーカーの規定の希釈や塗装回数をキッチリと守らずに塗装を行うと、塗装が完了した時は、それなりに綺麗であっても耐久性は少ないという事になりかねません。

全てを工場で品質管理あ行われている状態で製造される商品と、建築物とは、その部分が違うといっても良いです。

サイディング外壁材、塗料もですが、そのものと実際に家に作られた状態のサイディング外壁、外壁塗装では違うという事です。

その部分を分かって頂けると、材料が高耐久だからという事も重要ではありますが、信頼、信用できる業者、塗装職人なのか？という部分が最も重要だと思います。
また、価格面でも非常に安いというのは、良い事かも知れませんが、安すぎるというのは、ある意味　材料の使用料も少なかったり、実際に作業する日数が短かったり、塗装の経験が少ない職人がバイト感覚で塗装したりという事にもなりかねないと思いますので、価格面だけで外壁塗装を考えると少し危険かも知れませんね。。

サイディング塗装、サイディング外壁の塗装に関して、目地のシーリングの部分の気になる場合も、まずはお問い合わせお願いいたします。　状態をキッチリと確認し、調査報告書を作成させて頂きます。。
また、お問い合わせ、メール、ラインでも目地の部分の画像を頂ければ、外壁塗装時の事に関してのお話も可能かも？と思っています。。。
今井塗装　お問い合わせフォーム

フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。

ちなみに、公式ラインも開設いたしました。　ラインのお問い合わせも可能です。　　
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。　
メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。　こちらも、よろしくお願いいたします。