壁塗装 ひび割れの問題です。。
ひび割れと言っても、色々とあるとは思います。 ただ、建築関係のお仕事をされていない一般のお方が思う壁塗装のひび割れとは、クラックの事だと考えています。
クラックに関しては、後でゆっくりと書きますが、他のひび割れとは?という話です。
まず、外壁の塗装のひび割れという事で考えると、塗装の部分のひび割れという事も考えられます。
これは、塗装の仕方、塗料の選定に間違いがある場合のひび割れという事になります。
一般的な外壁塗装の場合、3回塗りがメーカーなどの基本とされています。
下塗り(シーラー)壁に塗料を密着される目的の材料
中塗り 今では通常の材料の場合は上塗りと同じ材料を塗装します
上塗り 最後に塗装する塗料です、トップ材とも言います
このように3回の塗装が一般的ですが、これらの塗装が1回、1回 キッチリと乾燥した上で塗り重ねられているという事が必要になります。 その為、乾燥されていない上に塗装をすると、細かいひび割れなどが起きる事もあります。
今では、外壁塗装の場合は、水性塗料を塗装するのが一般的ですが、溶剤型(シンナーや塗料薄め液などで溶かす)の塗料を使われている場合は、下地の塗料と、塗装した塗料の種類によって細かいひび割れなどが起きる事もあります。
この場合は、乾燥もですが、塗料がきっりちお合っていないという事になります。。
これらのひび割れに関しては、塗装の知識があまりない場合に起きやすいので、DIYで塗装をされる場合も気を付ける必要がありますし、塗料の組み合わせはシッカリと説明書を確認するとか、そもそもメーカーの下塗りから上塗りを合わせてセットで考えるのが良いとは思います。
では、ここからクラックの話です。
クラックは、ひび割れという事になりますが。塗装だけの問題という事ではありません。
ですので、通常 0.3㎜以下のひび割れの場合は、塗装を行う事で、どこにひび割れがあったかも分からないし、壁自体に問題がない状態になるとは思います。(適切な塗装を行うというのが大前提です)
ですが、0.3㎜以上のひび割れに関しては、そもそもの外壁面の問題もあります。
近くに大きな車などが通るという道がある場合は、振動などでひび割れが起きる事もあります。 これは地震が起きた後に出来るひび割れと同じ感じです。
あと、原因としては、建物が経っている土地の問題もあると思います。
家が建てられている土地も、そもそもの盛り土など、土が柔らかい場合は、家が傾くなどの大きな問題は起きなくても、ひび割れなどが起きる事はあります。
また、モルタル外壁の場合は、建てられた時の問題など、モルタル自体の収縮でひび割れが出てくる事もあります。
これらの比較的大きなひび割れ、クラックに関しては、塗装を行うだけでは、一時はひび割れ部分は分からないようになりますが、経年劣化でひび割れが目立つようになる場合も多いです。
補修方法としては、簡単にご説明すると、ひび割れ部分にシーリング材と詰め込むとか、カチオン樹脂セメントでの補修が必要になります。 カチオン樹脂セメントは、塗装された上にも密着するセメントという事になります。
RC構造の建物の場合は、樹脂モルタルでの補修が必要という場合もありますが一般的な戸建て住宅の場合は、シーリングの充填という事になると思います。
しかし、シーリング充填だけの場合は、そもそもの外壁の模様と変わりますので、ひび割れの部分の補修は出来てもやはり補修後が目立つという事になります。 その為には、補修後に模様を付けなおすという作業も必要になってきます。
また、ひび割れ部分だけ塗装するという事になると、いくら建てられた時の色の番号が同じとか、新築時の材料があるとしても、劣化している部分と新に塗装した部分では同じ色でも全く色味が違うという事になったりしますので、やはりひび割れの補修を行うには、同時に全体の外壁塗装を行うというのがお勧めだとは思います。
神戸市近隣で壁塗装のひび割れが気になるとか、状態を確認して欲しい、どのような方法で補修を行うのがベスト?という事もお問い合わせフォームからご連絡いただければご対応させて頂きます。
外壁診断士、住宅メンテナンス診断士の私自身が確認させて頂きますので、まずはご連絡、お問い合わせお願いいたします。
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