外壁塗装でリシン壁の塗り替えに関しても多くの方々がチェックされているようですね。。
まぁ、リシン壁と言いますと、実際は、お住まいの家の外壁に関して、どこまで知られているのか!?とも思うので、外壁塗装をしたいと思っておられる一般の方が、リシン壁の塗り替えに関して調べているのかは微妙ですが、少し書いてみます。。
そもそも、リシン壁、リシン塗装とは・・
これは、細かいザラザラ、粒々の外壁とい感じの外壁塗装の種類です。
外壁を吹付塗装するという中では、最も古くからあるのでは?それに、最も価格的には安価な感じもしています。
その為だとは思いますが、当社が良くお仕事をさせて頂いている神戸市近隣では、だいぶん、このリシン壁の塗り替えというものは少なくなっている感じもします。 すでに、リシン壁を塗り替えで、他の外壁塗装の方法になっているというパターンです。
ただ、リシン壁に関しては、和風な雰囲気を作る事が出来るので、今でも非常に多くの新築工事では使われているという感じはしています。
外壁でリシン壁の場合、最大の問題は、ソフトリシンと言われる、弾性系のリシンが主流になってきているので、少なくはなっていますが、リシン壁は、年数の経過によって、骨材の珪砂がポロポロと落ちているという事が多いです。
こうなってしまうと、骨材の付いている部分、そうでない部分でパターンも変わってきますし、非常にみすぼらしい状態になります。
ですでの、もし、このリシン壁の状態が気に入られているという方は、少しでも早めに外壁塗装を行う事をお薦めします。
それと、このリシン壁で個人的に多いのでは?と思う問題は、クラックの数です。
これも、当然の話ですが、外壁の劣化、長期間 メンテナンスを行っていないという事が問題だとは思いますが、骨材が細かいという事もあってか、クラックが目立ちやすいという事が多いです。
リシン壁の塗り替えに関しては、方法として、再度 リシンの吹付を行うという方法も無いわけではありませんが、どうしても、骨材が多く付いてしまうという事もあって、見た感じの雰囲気も変わりますし、ムラなども出やすいという事もあります。
ですので、リシン壁の塗り替えとしては、新たに吹付塗装でのパターンをお考えの場合は、アクリルタイルの吹付で、大き目のパターンに変えるという方法もありだと思います。 リシン壁の雰囲気は変わりますが、そもそものリシンのムラも隠す事も可能です。
ただ、塗り替え工事での吹付というのは、最近は、あまり少ないと思います。 これは、吹付の場合は、まわりの飛散の問題もあるためだとは思いますが、住宅密集地の場合は、敬遠されがちではあります。
そこで、リシンのムラも隠す事もできるし、外壁そのものの防水性もアップさせる事が出来るのが、微弾性フィーラーによる、多孔質ローラーでのパターン付けになります。
この多孔質ローラーというのは、マスチックローラーとも言われますが、粘度のある材料をローラーで塗装する事で、模様を付ける事ができるという事になります。 この方法の場合は、リシンの模様も隠す事が出来るだけでなく、微弾性の材料という事で、外壁の表面の作り直すという感じになり、細かいクラックも隠す事が出来るし、クラックの補修箇所も隠す事ができるというメリットがあります。
この方法での外壁塗装に関しては、学校や施設など公共施設の塗り替え工事でも多く使われています。
そもそも、公共施設の外壁塗装というのは、価格の問題もあるのでしょうが、あまり凝った物、高価な工法での塗装を行っていません。 その為に、リシンの壁というのが非常に多い状態になっています。(神戸市、兵庫県などでは。。)
ですので、細かいクラックや、クラックの補修後、外壁面そのものが落ちてしまって、樹脂セメントで補修した後など、全てを隠す事が出るという事になります。
リシン壁の塗り替えの方法としては、先ほども書いたように、リシンが落ちてしまっている、相当 弱くなっているというパターンの場合は、リシン壁そのものを丈夫にする必要がありますので、いきなり微弾性フィーラーでの塗装を行わずに、一工程目に、セメントフィーラーと言われる、ローラーで塗装可能なカチオン樹脂フィーラー(セメント系)の材料を塗装した上に、微弾性フィーラーの塗装というパターンもあります。
外壁塗装だけでなく、防水、塗床にも言える事ですが、下地の処理は非常に重要で、下地をキッチリとしたうえに塗装を行わないと、下地部分から剥がれる、浮くなどの問題も起きてきます。
その為、リシン外壁の塗り替えの時だけでなく、やはりキッチリと現状を確認し、下地もチェックするというのが重要になってきます。
よく、見積もりをネットでとか、画像で判断という外壁塗装の営業会社もありますが、私たち塗装屋で考えると、とても考えられないと私は思います。
塗装に関しては、その家にあった状態での仕様選択は重要という事になりますね。
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