屋根塗装に関して、縁切りという言葉や、タスペーサーという言葉を検索されている方も多いようです。
と言いますか、このような縁切りや、タスペーサーに関しての問い合わせがご質問を頂く事もあります。
ここで、少しこの問題に関して書いてみたいと思います。
屋根塗装で、縁切りやタスペーサー挿入は絶対必要・・という事は当社というか、私自身は思っていません。
実際に、お問い合わせを頂き、住宅の状態確認や、見積もりという事で確認させて頂く場合に、他の会社の方からタスペーサーの挿入は絶対に必要という事を言われたのですが?という事をご質問された事もあります。
そのお宅の場合は、スレート瓦と言われる、板状の瓦で、コロニアル、カラーベストというように言われる屋根材の屋根ですので、必要と言えば必要ですが、実際、縁切りという事をしっかりとしたら、タスペーサーの挿入は不必要というご説明をさせて頂きました。
酷い業者(塗装の営業会社は、訪問販売の会社など・・)の場合は、そもそも縁切やタスペーサーの挿入が必要ないセメント瓦の屋根の住宅でも、そのような営業トークをされる場合もあるようで、塗装屋として実際に塗装の仕事をしている私としてはビックリの話です・・(笑)
少しおさらいしておきますが、タスペーサーの挿入にしても、縁切という作業にしても必要ない屋根という物があります。
日本瓦(一般の和風建築に使われる事の多い瓦)
セメント瓦
モニエル瓦(セメント瓦と少し違う作り方の瓦です)
スレート(波型の屋根・倉庫、工場の屋根に多い)
アスファルトシングル(板状ですが、柔らかく、そもそも接着している物)
カバー工法した板金屋根
板金の屋根全般(瓦棒、折半屋根)
上記のような屋根の場合は、そもそも必要ありません。
逆に言いますと、最初に書いたスレート瓦(コロニアル、カラーベスト)しか縁切りや、タスペーサー挿入は必要ありません。
また、そのスレート瓦であっても、状態によって、作業が必要ないという事も実は多いと思っています。
そのような屋根材でも、塗り替え、塗装工事を行うというのは、それなりに経年劣化が起こっている状態で、10年以上 新築時から時が経っている状態だと思います。
そのような場合、多くのスレート瓦に反りなどが起きていて、そもそもスレート瓦の重なり目の隙間が大きくなっている事も多いです。
㎜で考えると、4㎜程度は反っているという場合、タスペーサーの挿入自体、意味がないというか、挿入しても、すぐに外れてしまうという状態になります。
私の経験では、勾配のキツイ屋根に関しては、ほぼほぼ反りなどがあって、タスペーサーの挿入をする箇所は少ないように思います。
また、勾配の問題だけでなく、太陽光、日差しの当たり具合によっても変わってきます。
向きによって、反り方が違うという事で、縁切りやタスペーサーを挿入しなければいけない状態の箇所は、それによって変わります。
ですので、私の感覚では、ドローンや、高所カメラでキッチリ確認していても、屋根の全体にタスペーサーの挿入などが必要であるという場合は、さほどありません。
その為、当社の場合は、屋根塗装時にタスペーサーはある意味サービスという考え方にしています。
当然、見積もり時に全体に必要であるという判断になれば別ですが、そうでない場合は、縁切りにしても、タスペーサー挿入にしても、必要であれば対処するという事にしています。
塗装時に、状態が分かる画像を撮影し、施主様にご説明するスタンスが一番 安心できるのでは?と思っています。
絶対にタスペーサー挿入が必要というのも微妙という事になってきます。
タスペーサー、スレート瓦の縁切りに関しては、タスペーサーの販売会社であるセイムさんのHPに非常に詳しく書かれていますので、当記事の内容が分からない。 もっと詳しくチェックしたいという場合は、製造販売の会社、セイムさんのHPで正しい情報を確認してみて下さい。
タスペーサーHP
ちなみに、当社は、神戸市でのタスペーサー取り扱い会社になっています。 セイムさんのHPにも記載されていますので、確認してみて下さいね。
神戸市で屋根塗装や外壁塗装に関して気になっているという方は、まずはお問い合わせお願いします。
実際に状態を確認し、最適な仕様でのご説明をさせて頂いています。
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。
こちらも、よろしくお願いいたします。