神戸市長田区で塗装工事を行いました。
今回は、工場内の内階段 壁・天井面塗装と、通路部分の壁面塗装です。
築年数もなかなかですし、前回の塗装工事から年数も経っている為に、旧塗膜も劣化していました。
外壁塗装と同じように、クラックの処理(シーリングやパテを使い)を行った上で、今回は、防カビ、防藻性の高い、反応硬化形低VOC水性塗料の艶有を使っています。
今回は、エスケー化研の水性エコファインと言われる材料ですが、日本ペイントのケンエース、大日本塗料のビルデックと言われる材料と同等の物になります。
外壁塗装時でも、軒部分の塗装には、この種類の材料を使う事が多く、防カビ、防藻というだけでなく、透湿性が高いので、内部から湿気を出すという事に優れている材料になります。
外壁塗装時の場合は、軒部分などは、どうしても湿気が内部から出てきやすいです。
通常の外壁の塗装に使う、今では水性のシリコン樹脂などの場合でも、外部からの湿気(水)を内部に入れる事は少なく、優れている材料なんですが、逆に内部の湿気を外に出すという事となると、少し問題があり。。。 どうしても、膨れや剥がれなどが起きやすい材料という事になっています。
その為に、軒部分などは、この反応硬化形低VOC水性塗料という物を使う事が多いです。 特に一般の外壁塗装の場合は、この材料の艶消しを使うのが当社では一般的な仕様になっています。
今回は、工場の内部という事で、少しでも汚れが付きにくい事を考え艶アリでの塗装を行いました。
通路に関しては、壁面に取り付けられている配管の塗装や、コーナーの安全部材(黄色)の塗装も行わせて頂きました。
前回の塗装時に、水性の塗料を使っていたようで、溶剤型の錆止め塗料や、上塗りを使用すると、旧塗膜の浮きなども増え、旧塗膜からの剥がれも起きてしまう事があるので、鉄部に関しては、水性の錆止め塗料を使って、上塗りも鉄部に塗装が可能な水性の塗料を使用しました。
当ブログで、鉄部には、溶剤型の塗料を使う方がお勧めという事も書かせてもらった事があるのですが、場所や、下地の状況で、今では優れた材料も販売されているので、新しい材料の知識が必要という事だと思います。
今回の場合は、食品工場という事や、旧塗膜の状態を考えて材料を選定させて頂きました。 上塗りは、壁面と同じくエスケー化研さんのスマートシリコンWを使いました。 溶剤型とは塗装の仕方は少し違うのですが、結構 膜厚もついている感じがして、綺麗に仕上がりました。
今回は、神戸市長田区の工場内の塗装の話でしたが、一般住宅の外壁塗装、屋根塗装に関してもお家の状態にあった塗料、仕様なのでご提案もさせて頂く事が可能です。
お家によって、状態は、本当に様々だと思います。 新築時から初めての外壁塗装というパターンもあれば、2回目、3回目という事もあります。 前回の塗装の状態や、下地の状態などでも使う材料や、下地処理の方法も変わる事も当然あります。
そのように考えれば、現地調査をしっかりと行い、現状を確認した上で、それぞれの住宅にあった仕様でのご提案が最もベストだと思いませんか?
当社では、キッチリと現地の調査をさせて頂き、調査報告書、見積書で確認して頂けれるようにしています。 外壁塗装の値段だけでなく、しっかりと住宅に合った塗装、これからの10年、15年を考えた塗装をご提案させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
ご質問、ご相談は下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。 住宅メンテナンス診断士、外壁診断士の私自身が伺わせて頂きます。
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