雨戸の錆止めに関しての話題です。。
外壁塗装と同時に、付帯部の塗装をする事を当社ではお勧めしています。 付帯府と言いますと、簡単に考えると外壁部分以外の塗装可能な箇所という事で、鉄で作られている雨戸、塩ビの樋、あとは、木部や窯業系サイディング材と同じような破風などになると思います。
塗装会社によっては、アルミ部分の塗装を行う事もありますが、アルミ製の場合、専用のプライマーを塗装しても、触ったりする部分は、剥離などもありますし、塗装する事によって、数年経つと塗装前よりも、汚れたような感じになる場合も少なくありません。 まぁ、アルミ部分は、状態によって塗装する場合も、しない方が良い部分もありますので。。
話を戻しますが、雨戸の塗装の場合、浮き錆も全くない場合では、塗装屋さんによっては、錆止めを塗装しないで上塗りのみを塗装している場合もあるのかもしれません。。(泣)
当社の場合は、浮き錆や、チョーキングした部分を研磨し、目荒らししたうえで、エポキシ樹脂の錆止めを塗装し、上塗り(ウレタン樹脂、シリコン樹脂)などを塗装しています。
錆止めは、当然、錆の発生を遅らせるという事もありますが、鉄部と塗料の密着を高めるという事もあるため、錆ていない状態であっても、錆止め塗装を行うのは鉄則だと思います。
下記の画像は、雨戸のケレン(錆落とし、研磨)の作業中の物ですが、画像から分かるように、最初の状態の上に、そのまま上塗りが塗装されています。 錆止めは、そもそも赤色が主流ですが、今では上塗りの色に少しでも合わせるように、グレー、白、黒などがありますが、茶色などは通常 ありません。
ですので、画像のように、上塗りがぺろぺろ捲れるような状態の場合、多くが錆止め(プライマー)を塗装していないパターンが多いです。
実際、こちらの現場の場合、以前 塗装を行ったのが10年以上前らしいですが、私が思うに、5年程度から雨戸は、少しづつこのような状態になってきていたんだと思います。。。
しかし、逆に言えば5年程度は、錆止めを塗装していなくても、一見 綺麗に見えるというのが、少し問題だと思います。。
このように、少しでも手を抜こう、楽をしよう、儲けようと思えば、塗装後 数年は素人さんが見ても分からないという事が実は多いのかも!?と塗装業界のレベルを考えると悲しくなってしまいます。。
今回は、雨戸の錆止めの重要性に関して書かせてもらいましたが、外壁塗装、屋根塗装の場合でも、同じように、工程を省く事や、メーカーの規定量以上の希釈で塗装を行っている業者もまだ少なからずありそうな感じです。。
そう考えると、価格だけで比較するのは、少し問題があるような気もしています。。 価格を極端に下げる為に、工程を省く、塗料を少しでも少なく使うという事を行えば、それだけ塗装の寿命も縮まりますし、後からの不具合も多くなってくると思いますので、結果的に、塗装工事の金額は少し安かったけど、失敗だったという事もあるのかもしれません。。
ですので、塗装工事は、価格も重要ですが、やはり塗装を実際に行う人が信用できるの!?という部分が重要なのかもしれませんね。。
今回、こちらで書かせてもらったように、常に真面目に作業をさせていただいておりますので、お問い合わせ、御見積依頼は、下記のお問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。
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