雨戸の塗装に関して、気になる質問、塗装業者としての回答を少し書かせてもらおうと思っています。
外壁塗装と一緒に行う付帯部塗装として一般的な雨戸ですが、塗装をしている私たち職人としては当たり前の事になる部分も当然、初めて外壁塗装、雨戸塗装をお考えの施主様からすれば悩まれる事も多いと思いますので、少しでも気になる質問の答えが書かせて頂ければと思います。
雨戸の塗装にはどんな色がお勧めですか?
雨戸の色の問題です。。 実は外壁塗装も色は多くの方が悩まれている部分だと思います。 今では、おしゃれにとか、流行りの色という事で外壁塗装をお考えの方も多いです。
外壁塗装に関しては美観目的、耐久性アップという事なのですが、10数年に1度という事になるので、今までと雰囲気を変えたいと思われる方も多いと思います。
当社の場合は、ご自宅の画像でシミュレーション画像を作成させて頂き外壁塗装を行っています。 数種類をピックアップしての場合であれば、サービスで行わせて頂いていますが、ウェブ上でご自身が気になる色に色々と変更可能なシミュレーションも行わせて頂いていますので、雨戸の色に関しても外壁塗装色とは別に考える事も可能です。。
少し話がずれましたが、雨戸の色で多いのは、茶色(ブロンズ)、黒、白などだと思います。
これは、雨戸よりも雨戸の周囲、窓枠の問題もあると思います。 窓枠に関してはアルミ製の為、通常の外壁塗装では塗装しないです。
その為、雨戸の色は窓枠のアルミ部分に左右されるという事になります。
ただ、窓枠に関係なく、外壁塗装色に近い物にするというパターンも考えられますし、店舗などでは全然違いビビッドなカラーを選ばれる事もありますので、雨戸の色だけ別に変える事も可能です。
雨戸の塗装はDIY可能
雨戸の塗装はご自身でDIY可能か?という問題ですが・・ 可能は可能です。
と言いますか、雨戸のみをご自身で塗装するという事は全くもって問題ないかもです。 雨戸は窓から外す事も可能ですので、2階部分の雨戸も塗装可能と言えば足場が無くても可能です。
ただ、外壁面のような広い面よりも難しいと言えば難しい気もします。
一般的な雨戸は折れが入って、凸凹になっている事もあって、ローラーでの塗装は難しい部分もあります。
今では細いローラーなども塗装は可能ですが、上手にトーラーを転がさないと凹んだ部分に塗料が付かない事もあるので、難しいです。
塗装業者の場合は吹き付けでの塗装なども行いますが、当社の場合は近隣への飛散という事もあって、ローラーでの塗装が多い気がします。 それに、築年数がそれほど経過していない雨戸の場合は、そもそもが綺麗な状態である事も多いのですが、年数が経過していたり、2回目の塗装や海が近いなどの場合は雨戸自体が弱っていて錆の発生が多いという事もあり、ローラー、刷毛で膜厚を付けるような塗装の方がお勧めな感じはしています。
雨戸の塗装に必要な道具や材料は?
雨戸の塗装に必要な物としては、雨戸に限らず、鉄部に関しては同じですのですが、書かせてもらいます。
ケレン道具(研磨紙、研磨用のタワシ的な物、酷い錆の場合はスクレーパー)
刷毛(ローラーのみで塗装する方もいるようですが、凹み部分は刷毛の方が綺麗に塗装できます)
ローラー(毛足のあまり長い物は、塗装しやすいですが、綺麗に仕上がらない事が多いです)
塗装業者の場合は、カップガンや、温風低圧ガンなどを使うと思います。 今ではアマゾンや、楽天で充電できるスプレーガンも販売されています。 充電の容量にもよりりますが、数枚など雨戸の塗装は十分可能です。
材料は、鉄部に塗装するという事で、当社は必ず溶剤の塗料を使います。 しかも2液性の物を使うようにしています。
錆止めは変性エポキシ樹脂錆止め(2液)、上塗り・中塗りは2液性のシリコン樹脂がメインです。
個人的には、ウレタン樹脂であっても2液性の物なら、耐久性も良いように思います。
1液型の塗料の方が使いやすいですが、下地との密着や耐久性を考えると2液性を使うようにはしています。 しかし、塗装業者でも1液を使う業者は多いので、この辺りは考え方かも知れません。
雨戸の塗装はどのくらいの頻度で行うべき?
雨戸の塗装に関しては、メーカーの記載では鉄部になるので、6~8年という感じかと思います。
通常、外壁面の塗装よりも劣化のタイミングは早いので、頻度も多くなるとは思います。
しかし、雨戸のみの塗装というのは、あまり行わないのが一般的ですので、外壁塗装時にキッチリと行うのがベストかも知れません。
そう考えると、下地処理も重要ですし、確実に錆止め塗装を行う、2液性のウレタン樹脂かシリコン樹脂を使うというのが外壁の塗装サイクルと同じ位になるという感じはします。。
外壁塗装と同じで、手抜き、工事価格を下げる業者の場合は、下地処理、下塗りを行わない事もあるとは思います。
しかし、この下地処理、下塗り(錆止め)をちゃんと行わないと、やはり耐久性も悪いですし、場合によっては、剥がれ、捲れも多発する事もありますので、価格だけでなく工事の内容と、本当に信用できる業者に任すというのが良いとは思います。
雨戸塗装に関して、色々と書かせて頂きました。
当社では外壁塗装、屋根塗装だけでなく、雨戸や付帯部の塗装に関しても気になるという方は、ぜひともお問い合わせお願いいたします。
キッチリと状態を確認させてもらい、しっかりと仕様の説明なども行わせて頂こうと思っておりますので、ぜひともお問い合わせ、お願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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