ベランダ塗装は10~12年くらいで塗り替えを検討する時期です。
ベランダの床は、紫外線や雨、風などの影響で経年劣化していきます。
塗り替え時期が来ているのに塗り替えないまま放置しておくと、雨漏りが発生する可能性が高くなります。
また、塗り替えの時期ではなくても塗装を検討したほうが良い、劣化によるサインがあります。
ベランダ塗装の塗り替え時期と劣化によるサインを確認して、ベストタイミングを見極めましょう。
ベランダ塗装が必要な3つのサイン
ベランダ塗装に次の3つのサインのうち、どれかが見られたら塗り替えを検討しましょう。
・色褪せが目立ち始めた
・クラックが見られる
・防水性が低下してきたと感じた
それぞれのサインについて、説明していくます。
色褪せが目立ち始めた
紫外線に当たり続けることで、ベランダ塗装の色褪せが目立ち始めたら、塗り替えが必要なサインです。
また色褪せの原因は紫外線だけではなく、塗装の剥がれの場合も考えられます。
塗装が剥がれてしまうと、耐久性が低くなり、雨水が入り込んで雨漏りにつながります。
早めの塗り替えがおすすめです。
クラックが見られる
クラックとは「ひび割れ」のことです。
ベランダ塗装にクラックが見られたら、塗り替えの目安と考えましょう。
クラックの主な原因は経年劣化です。塗装が紫外線や雨風に長期間当たることでトップコートが少しずつはがれていきます。
トップコートにクラックが発生しているだけであれば、塗り替えで対応可能です。
★防水性が低下してきたと感じた
床に水がたまりやすくなり、水はけが悪くなっているなど、防水性が低下してきたと感じたら、床の構造部分を補修したほうがいいでしょう。
ベランダの床には適度な勾配が設けられていて、雨水がたまらないで排水溝へ向かうようになっています。水がたまりやすいということは、この勾配が正常に機能しなくなっているということです。
床に水が溜まりやすくなると雨漏りの原因ともなるので、早めの対応をおすすめします。
ベランダ塗装の防水工法と塗り替え方法
ベランダ塗装の防水工法には、次の3種類があります。
☆FRP防水工法
☆ウレタン防水工法
☆シート防水工法
それぞれどのような工法なのか、また塗り替え方法について記載します。
☆FRP防水工法
FRP防水工法とは、FRPという繊維強化プラスチックで防水塗装する工法です。
FRPは船やバスタブなどにも使われている素材で、高い防水性を持ち、軽さと強度に優れています。
短期間で施工しやすいため、ベランダ塗装に適しています。
FRP防水で施工されているベランダでは、トップコートの塗り替えで対応するのが一般的です。そのため、下地処理が重要なポイントとなります。
塗り替える前には、ベランダの清掃、油分の除去などが必要です。
☆ウレタン防水工法
ウレタン防水工法とは、ウレタン樹脂を塗布して防水する工法です。
液状の樹脂で防水層を形成して水の浸入を防止します。
液状の樹脂なので、細かい部分の施工が難しい複雑な形状のベランダでも施工可能で、つなぎ目のない仕上がりが期待できます。
ベランダのほか、屋根やマンションの屋上などにも使用されています。
安価で費用を抑えることができますが、耐久性が低くメンテナンスの頻度が多くなります。
ウレタン防水で施工されているベランダでは、トップコートの塗り替えで対応するのが一般的です。下地処理の手間は少なく、既存のウレタン防水の清掃のみです。
☆シート防水工法
シート防水工法とは、ベランダの床に塩化ビニルや合成ゴムのシートを貼る工法です。
主に施工範囲の広い陸屋根やパラペットなどで使用される工法ですが、ベランダで使用することもできます。
工程は既製品のシートを貼るだけとシンプルですが、専門的な技術が必要で工事費用も安くはありません。しかし、短い期間で一定の品質を保ちながら広い範囲を一度に防水処理できるため、費用対効果が高い工法といえます。
シートを貼り付けるため、凹凸のある場所や複雑な形状などシートを貼り付けにくい箇所に施工するのは難しいです。
ベランダ塗装はプロに依頼しよう
ベランダ塗装はDIYできそうな気がするかもしれませんが、プロに依頼するのがおすすめです。
塗装の状態によってはDIYできるかもしれませんが、ベランダの全面的な塗装となった場合、失敗する可能性が高いです。失敗して結局プロに依頼した場合、費用が余計にかかってしまうため、初めからプロに依頼しましょう。
依頼する際に注意したいのが、床の防水塗装と外壁塗装では専門分野が異なるということです。
床の防水塗装はベランダの床を雨から守ることができ、外壁塗装はベランダの壁だけを紫外線や雨風から守ることができます。
ベランダ塗装を依頼する際には、どのようにベランダを守りたいのかを考えて業者を探すのがいいでしょう。
ベランダ塗装・防水のまとめ
ベランダ防水、塗装に関しては、上記のように、そもそも防水の方法にも種類がありますし、雨漏りなどの関係もある事から、しっかりとチェックする事が可能な人にみてもらうというのがベストだと思います。
間違ってベランダ防水、ベランダ塗装を行うと、かえって状態を悪くしたり、その後、補修などを行う事が余計に難しくなるという事もあります。
実際に私が経験した事例では、そもそも防水として使う事が無い、一般の外壁用の膜厚の塗料で塗装していて、その内側に水が浸入して、雨漏りが酷くなるとか、一般的に向上や、倉庫の床に塗る塗床材を平然とベランダに塗装してあったりする事もあります。
一度、間違って施工をしてしまうと、全部を撤去して再塗装する必要が出てきたりするので問題ありです。
ですので、当社のような外壁塗装、防水工事を行う業者にチェックしてもらうというのがベストだと思います。
神戸市、明石市、芦屋市、三田市、三木市など近隣の市の方でベランダ防水、ベランダ塗装が気になる方は、ぜひ、お問い合わせお願いします。
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