FRP防水のトップコート塗り替えに関して、今回は書いてみたいと思います。
防水の方法には色々とありますが、今では一般的な戸建て住宅の場合のベランダ、バルコニーの防水には、このFRP防水が使われている事が多いです。
FRP防水は、非常に耐久性があるのはありますが、当初の施工の問題などで膨れがある、表面の毛羽立ちがある、ざらつきなどが気になる場合は、トップコート塗り替えというのは問題がある場合が多いです。
そのような場合は、トップコート塗り替えだけでなく、防水層を強化するという方法でメンテナンスを行う事がお勧めではあります。
FRP防水の上から、もう一度、FRP防水をするという事もありますが、ウレタン防水を行うというパターンもあります。
これは、現在の状態などを確認して、施工方法を考えるというのが正解だとは思います。
今回のFRPのトップコート塗り替えに関しては、現状で問題が無い、表面の保護を目的にトップコートを塗装するというのが考え方としては正解だと思っています。
トップコートの塗り替えに関しては、高圧洗浄、研磨、アセトン拭きの上にトップコートを塗装という流れが基本にはなりますが、今ではFRPの塗り替え専用の塗料も販売されていますので、トップコートの保護という事で考えると、その選択もありだと当社は思っています。
FRPトップコートには、FRPトップコートで無ければ駄目という見解もあるとは思いますが、今では塗料メーカーも色々と研究を行って、問題なくFRPのトップコートとして販売されている塗料もありますので、その辺りは考え方だとは思います。
当社としては、塗料メーカーの大同塗料さんの、2液性水性のウレタン樹脂塗料である、水系ソフトトップコートAUという商品を塗装する事もあります。
また、FRPの状態が怪しいとか、雨漏りの恐れがあるような場合は、オート化学さんのオートンウレアックスHGを使うという方法もあります。 こちらは、トップコートだけでなく、防水層の強化という事も可能ですし、工程数が少なく、工期短縮を考えてもお薦めだとは思います。
このように、FRP防水のトップコート塗り替えだけでも、非常に色々な新しい材料が出てきています。
今までの方法が全て正しいという事ではなく、常に新しい材料や、工法も考えていくという事も重要かも知れません。
当然、キッチリと、その下地にあった材料を使うというのが基本ではありますが。。
ちなみに、当社はFRP防水の部分がある戸建て住宅の外壁塗装時には、最低でもトップコート塗り替えをご提案させて頂いております。 それは、外壁塗装は少なくても10数年に1回という回数だと思います。
FRP防水のトップコートの劣化も、10数年という事になっておりますので、外壁塗装時に行うのがお勧めだからです。
このFRP防水のトップ塗り替えを防水塗装というように記載している場合もあるとは思うのですが、トップコート塗り替えはあくまで、表面のみの話で防水の耐久性をアップさせるというのが目的で防水そのものではありません。
雨漏りの心配がある、すでに雨漏りの状態の場合は、トップコートだけでは改善されないのが普通です。 この辺りも注意して欲しいポイントだと思います。
トップコートの劣化を放置していると、防水層そのものの工事が必要になる場合もありますので、足場のある工事中に施工する事がお勧めになります。
神戸市近隣で、外壁塗装をお考えの方は、相見積もりでも、あくまで外壁塗装にいくら掛かるか?の参考の為でも構いませんので、まずはお問い合わせ、よろしくお願いいたします。
現在の状態を確認させて頂き、状態にあったご提案をさせて頂きたく思っています。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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