外壁塗り替えの費用に関して、少し考えてみます・・・
外壁塗り替え費用、価格は、私が思うに、絶対に塗装業者にキッチリと状態を確認して頂き、見積もりを提出してもらうのがベストだと思います。
当然、どの位かかるのか、その費用の目安を知りたいと思うのは分かるのですが、ネットに出ている情報も、不確かな物が多いと実際に外壁塗装、外壁塗り替えを行っている私が見ても？と思う価格、費用というパターンも多いです。
外壁塗り替えの材料、人件費の値上がり
ネットは新しい情報と思われがちですが、外壁塗り替え費用に関して言いますと最新の情報で無い場合もあるようです。
と言いますにも、昨今の物価高の問題もあると思いますが、外壁塗り替え費用に関しても値上がりしている部分も多いです。
実際に塗料に関しては、少なくとも２～３年前から言いましても、材料にもよるのですが数千円は確実に値上がりしています。 また、塗装に使われる資材であるナイロン系の養生資材や、ガムテープや、紙で作られているマスキングテープなんかも値上がりしてきています。
まぁ、値上がりで言いますと、人件費も上がってきており、職人が少なくなってきているという事もありますが、全体的に数年前から考えると2割ほどの値上がりがあってもおかしくない状態です。。。
外壁塗り替え チラシ、広告問題
値上がりの話はここまでにしておいて、チラシ、広告に書かれている外壁塗り替え費用で注意して欲しいポイントを少し書いてみます。
チラシ、広告というひとくくりにした書き方ですが、勿論、真面目と言いますか、本当の事を書いているチラシや広告もありますので、ある意味、こんな書き方をしている物もありますので、注意して下さいという事になりますが・・・
外壁塗装費
外壁塗装費という書き方で、非常にお値打ちと言いますか、安い価格を大きく書いている物もあります。。
ただ、字のそのままで、外壁塗装費は、外壁のみというパターンも多いです。
あくまで壁面という事です。
私の感覚では外壁塗装と言いますと、家全体をイメージしてしまいますが、安い価格で問い合わせをゲットしようと書かれている場合が実に多いです。
外壁を塗装する場合、勿論ですが、足場が必要です。 その足場費用は、そもそも入っていない。
また、外壁塗装をする場合、塗装しない場所、塗料が付着してはいけない場所をカバーする養生作業がありますが、その養生費用はそもそも入っていないという事もあります。
また、折角足場を組んで壁を塗装するのであれば、雨戸は？ 樋は？という事もありますが、それらは、入っていないという場合も・・
塗装を長持ちさせるには下地
外壁塗装に非常に重要な作業に下地処理、下地補修があります。
現在の壁の悪い場所を直すという事、きっちりと水洗いを行い、塗料の密着をよくするという事は非常に大事です。
実は、高耐久の凄く高い塗料を勧める会社でも下地がいい加減というパターンもあります。
そのような場合、密着が悪い為に、折角の高耐久で高額な塗料も無駄という場合もあります。
逆にコストパフォーマンスの良い塗料を下地処理、下地補修をシッカリして、メーカーの規定通りの希釈で塗装するという事の方がメリットが多い場合も実は多いです。
足場代無料
足場代は無料にはなりません。 実際、神戸でのパターンですが一般的な住宅（2階建て）を組み立てるのに、3人が1日、バラスのに2人が1日は掛かります。
また、足場に使われる部材をリースするパターンが多いのですが、そのリース料金も掛かりますし、養生シートを張りますが、それらが破れたりする場合もありますので、新に購入するパターンだってあります。
そう考えると、足場代無料は、逆に怪しいと思いませんでしょうか？
実際、足場代無料と書いているが、その分 塗装費用が、一般の適正価格より割高という場合も少なくないです。
また、田舎などは微妙かも知れませんが、神戸などの場合は、建築の法令に基づいた足場の組み方をする必要があったり、電気の線のカバーなどが必要だったりします。 電気配線のカバーも数年前までは無料でしたが、今では関電がお金を払わないと作業してくれません。
そのように細かく考えると、無料は逆に可笑しいと思った方が正解かも知れません。
どこよりも安い価格で作業します
外壁塗り替え工事に関しては、メーカーの基準の希釈とかもありますので、材料の量もある程度、決まった物が必要です。 逆に、この部分をけちる事になると、耐久性は落ちます。
また、養生なども、時間が必要ですし、その分、養生の資材も必要です。
下地に関しても、先ほど書かせて頂いたように、キッチリとしないと意味がありません。。。
そう考えると、どこよりも安いという事は、どこから作業を簡略化している、しないといけない作業をしていない、また、外注、下請けに適切な価格を払わずに安い価格で作業をさせているという場合もあります。
外注を使って外壁塗りかえ工事を行っている会社などで、外注費を安くすると、当然ですが、外注の方々も厳しい状態になるので、手抜きや、必要以下の作業しか行わないパターンも出てきます。
その為、安い価格が最もいいというのは、結局は施主様が後から後悔するパターンが殆どになります。
家電量販店で、同じ家電を少しでも安く買うとか、車の買取で、買取業者の査定の少しでもいい業者に売るというのは、引っ越し査定で、一番 安い業者にお願いするとかは、同じ内容の物が大前提ですよね。。
外壁塗り替えの場合は、いくら見積もりの内容、材料の種類が同じであっても、業者の形態（外注、下請けを使うか、自社で塗装するか）や、その会社の考え方（少しでも儲けようとか、施主様の事を考えて少しでも耐久性の良いシッカリした塗装をしよう）で全然 違います。
悲しい話ですが、外壁塗装業者の中には、儲けるという事が大前提で、少しでも手抜きをしてでも儲けようというパターンの会社がまだまだあります。
最近、訪問販売で高値で契約のパターンとは少し違いますが、結局は施主様の事を考えていないというパターンです。
色々と書かせて頂きましたが、当社は、施主様の事を考え、これから長い付き合いをしていきたいという真面目な外壁塗り替え工事をしています。
その為、どこよりも安くしますという事は言えません。 ただ、価格の件も、材料の件も全部 しっかりとご説明して納得して外壁塗り替えをさせて頂くという事を考えて作業しております。
神戸市近隣の方は、ぜひともお問い合わせお願いします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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