外壁の木部のメンテナンスに関しての話題です。
外壁は、木部であれ、モルタル、サイディング、鉄部でも、やはりメンテナンスは必要になってきます。
メンテナンスと言えば、ザックリしていますが、最も工事価格や、ご自身でされる場合もお金が掛からないメンテナンスと言えば、塗装になると思います。
塗装をしないで、劣化が進んでしまうと、メンテナンスと言っても全体的交換が必要であったり、塗装する前の下地に価格、時間、補修費用が高額になる事もありますので、こまめなメンテナンスを考えた方が結果的に工事価格は間違いなく安くなります。。。
外壁の木部と言いますと、和風な建築の戸建住宅などの場合は、外壁そのものが木部というパターンもありますが、部分的に木部が使われている事も多いです。
最近は、少なくなりつつありますが、窓の枠、庇類、軒天井などが木部という家も多いです。
また、玄関そのものが木製のドアという物もありますし、玄関の枠類が木部という事もあります。
モルタル外壁、サイディング外壁と比べますと、鉄部と同じように木部はメンテナンスのサイクルは短いです。 その為、外壁塗装の時には、出来る限りしっかりとメンテナンスをする事をお勧めします。
木部のメンテナンスで考えると、塗装なのですが、実は非常に種類が多く、塗料の選択、仕様の選択ミスでより状態が悪くなる事も実はあります。
現在の塗装仕様をシッカリと確認した上で塗装する仕様を考える必要が出てきます。
現在、防腐剤系の塗料が塗装されている部分に、一般のオイルステンやペンキと言われる合成樹脂系の塗料を塗装してしまうと、それ以降は防腐剤系の塗料を塗装する事が出来なくなります。
防腐剤系の塗料は、木部に浸透させて内部も含めて、白アリなどの被害を少なくするような塗料で、有名な物にキシラデコールなどがあります。 通常、外壁にも使われる事もありますが、ウッドデッキ、柵などに使われる事も多いです。
次に、和風の建築などの場合は、軒部分にオイルステン、ニスという仕様がされている場合も多いです。
メンテナンスのサイクルが早い場合は、ニスを再塗装するだけで非常に綺麗になるのですが、やはり劣化してしまうと、オイルステンを再度塗装する必要が出てきます。
ただ、オイルステンをサイト塗装しますと現状の色よりも濃い色になってしまいます。
ようは、今の色に同じ色を塗り重ねても濃くなり、薄い色の場合はムラムラになってしまうからです。
また、劣化が進んでいる場合は、オイルステン、ニスという仕様では綺麗にならない事も多く、最近では水性で、半造膜と言われる色も綺麗に出る改修、リフォーム用の塗料なども販売されていますし、実際に当社も良く使う事があります。
窓廻りの枠類に木部が使われている場合は、合成樹脂の塗料が塗装されている事も多いです。 こちらは、完全に木部の表面を覆うという塗料ですので、再度 塗装する事は可能です。 ただ、釘部分など劣化している箇所にコーキングなど異質な物を充填してしまうと、コーキングと木部の間に水が溜まり、より劣化する事も多いので、補修に関しては、適切に行うのがベストかも知れません。
どちらにしましても、木部に関しては、今の仕様を見極めるのがベストで、それに合った塗料での塗装を行う事をお勧めします。 今では水性の塗料で木部も塗装可能な物もありますが、完全に水性の塗料で塗装してしまうと、内部で木自体が腐ってしまうという事も多いです。 適切な仕様を見極めるのはなかなか難しいかも知れません。
神戸市近隣で外壁の木部のメンテナンスが気になる方は、ぜひとも当社にお問い合わせお願いします。
シッカリと調査させて頂き、適切な仕様のご説明をさせて頂きます。
当社は神戸新聞の『マイベストプロ』、神戸市外郭団体の『すまいるネット』にも掲載させて頂いています。 どちらも個人のホームページではなく、審査などもありますので、安心できる会社が掲載されていると思います。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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