外壁 サイディングの塗り替え、外壁塗装をお考えの方に。。
ここでは、外壁 サイディングに関しての話を塗装屋の目線でさせて頂ければと思っています。
今では、モルタル外壁の住宅よりも、外壁サイディングの住宅の方が圧倒的に多くなってきています。
その為、当社にも、サイディングの塗り替えに関してのお問い合わせも多くなってきています。
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外壁サイディング 耐用年数の話題
外壁サイディングに関しては、窯業系のサイディング、金属サイディングという種類があります。
今では、部分的に金属サイディングを使った戸建て住宅もあるのですが、多くの戸建て住宅で使われているのが窯業系サイディングになります。
窯業系サイディングに関しても、家をサイディング材建てて、その後に外壁塗装を行うというパターンもあるのですが、今の住宅の多くが、塗装済みのサイディング材で住宅を建てるパターンだと思います。
その場合、サイディング材に塗装の耐用年数などが書かれている場合もあるとお思いますし、今では工場での塗装に耐候性の高い塗料での塗装を行っているタイプもあり、耐用年数が長い場合は１５年、２０年という書き方をされている物もあるかも知れません。。
ですので、耐用年数が長いサイディング材で外壁と作っているので、その期間は問題ない。と思われている方も少なくないかも知れません。
しかし、外壁サイディングの場合は、最大の弱点と言いますが問題点は、目地部分、サッシなど窓廻りのコーキング、シーリングと言われる部分だと思います。
実は、耐候年数が長いシーリング材も販売されてはいますが、まだまだ実績が少ないのと、シーリング材の深さ、幅、それに施工状況が非常に良い場合だと思って頂いていいです。
実際は、建てられてから現場で目地のシーリング工事を行うのですが、目地に深さ、幅だけでなく、施工する職人の技術面で随分と耐用年数が変わる事があります。
そう考えると、外壁サイディング材の耐用年数が、建物の耐用年数に直結するという事ではないのです。
目地部分のコーキング、シーリングの状況をチェックしていて、ひび割れ、隙間などが起きるほど硬化が進んで硬くなっている場合は、コーキング部分の打替え作業が必要になってきます。
窯業系サイディングは先ほど書いたように表面に関しては塗装がどんどん良くなっていているので丈夫ではあるのですが、一番 弱い部分は小口部分になります。 この小口は塗装されていませんし、サイディング材の塗装の耐用年数があるのは、あくまで表面のみという事になります。
その為に、目地部分のコーキングの劣化によって、小口やサイディングの裏側に水分が触れる事で内側から劣化が進んできますので、注意が必要です。
外壁 サイディング メンテナンスについて
上にも書いたように、窯業サイディングの外壁の場合は、最大の弱点は、小口や裏側からの水分です。
ですので、メンテナンスで考えますと、目地部分、サッシ廻りのコーキングを常にいい状態を保つ事になります。
早い場合は、６～７年でコーキングの劣化がある場合もあるので、その位の年月が経った場合は、目地部分などの確認が必要かも知れません。
メンテナンス的には、目地部分のコーキングの打替え工事になります。
ただし、目地部分の打替え工事であっても、仮設足場が必要になるので、窯業サイディングの表面を保護する目的でクリア塗装を行うのもお薦めではあります。
今では、シリコン樹脂のクリア塗装以外に、フッ素樹脂、無機塗料も販売されていますので、今後の事を考えてそのような高耐久のクリア塗装を行うのもお薦めではあります。
しかし、クリア塗料は2液性の溶剤型塗料になります。
その為、コーキング部分への塗装はお薦めではありません。 塗装業者によっては、コーキング部分も塗装される場合もあるかも知れませんが、クリア塗料の方が目地のコーキング部分よりも硬い為に、コーキングの柔らかさに追従せずに、ひび割れなどが起きる事が非常に多いです。
この部分が外壁 サイディングのメンテナンスで一番の問題かも知れませんね。
窯業サイディングの外壁塗装工事をお考えの場合は、目地のコーキング打替え作業などが必須になります。
また、高意匠性のサイディング材の場合は、クリア塗装としう選択もありますが、これも通常の水性シリコン樹脂などよりも早めに行うのがお薦めです。
クリアですので、下地のサイディング材の痛みがそのまま見えてしまうので、表面の塗膜の劣化位のタイミングでのクリア塗装が一番 お薦めだと思います。
年数的には１０年未満という感じです。
また、窯業サイディングの場合は、今までの模様を全て塗装で消してしまうというのが問題になりますので、多彩塗装での2色塗装、3色塗装や、大理石調の塗装など色々な選択もありますので、まずは気になる方は塗装業者にお問い合わせする事がお薦めだと思います。
当然、神戸市での窯業サイディング 外壁の塗装をお考えの方は、ぜひとも当社にお問い合わせ、ご連絡お願いいたします。
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