外壁 塗り替え サイディングの場合は？
お問い合わせでも、外壁の塗り替えに関して、ご自宅の外壁がサイディングなのですが・・というお問い合わせもあります。
今では、多くの住宅がサイディングの外壁というパターンが多いです。
他の外壁で考えると戸建て住宅の場合はモルタル外壁もあるのですが、建てる時の工期の問題などで今ではサイディングがメインだと思います。
外壁 塗り替えでサイデイングの場合は塗装可能か？と言いますと可能というよりも、表面の劣化を考えると、サイディングであっても塗り替えは必要になります。
ただ、問題は、模様の入っているサイディングを塗装すると、模様が消えてしまう？という問題ではないでしょうか？
サイディングの模様を考えると、1回目の外壁塗り替えのタイミングにもよりますが、表面の劣化がさほど酷くない場合は、クリア塗装がお勧めになります。
クリア塗装も種類が色々とありますが、シリコン系、フッ素系、無機系があります。 それぞれ耐候年数が違ってきますが、耐候年数だけでなく、やはり価格も高くなってきますので、塗り替えの予算を考える必要が出てきます。
まぁ、クリアでのサイディング塗装を行うとしても、やはりサイディングの繋ぎ目部分のコーキングに関しては、打ち直しが必要になってきます。
クリア塗装の場合は、コーキングは、サイディング面を塗装した後での打替えがお勧めかも知れません。
コーキング材にクリア塗装が密着しにくいという事がありからです。
サイディングで模様をさほど気にしないという場合は、一般の塗料での塗装でも問題はありません。
ただ、目地なども同色になる事がありますので、サイディングの雰囲気は随分と変わる可能性があります。
あと、模様の入ったサイディングの塗り替えでは、あらたに模様を付ける特殊な塗装も今では可能になっています。 この方法で、目地部分と、他の部分の色を変えるという塗装方法も可能ではあります。
ただ、デメリットを言いますと、特殊な模様を付ける塗装の場合、塗料メーカーが色々な工法を提供していますが、一般の外壁塗装と比べると塗装回数が増えるという事で、価格がアップしてきます。
一般的な外壁塗装の仕様はシーラー（下地塗装）、中塗り、上塗りという3回塗りになりますが、模様を付ける塗装方法になると、4回塗り、５回塗りというように、工程も増えます。。 その分、材料費もアップしますので、この辺りは少しデメリットかも？とは思います。
ただ、最初に書かせてもらったクリア塗装の場合は、一般的に外壁 塗り替えのタイミングである１０年程度ではなく、少しでも早めに塗装する必要が出てきますので、この辺りは、当社をはじめ各塗装業者にお問い合わせいただけるといいのでは？と思います。
サイディングの塗り替えは可能ですし、いくら耐候性の高いサイディングであっても表面の劣化、目地部分のコーキングの劣化はありますので、早めに考えるというのがお勧めかもしれませんね。。。
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