外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、経年劣化してしまいます。
外壁の劣化にもさまざまな種類があり、経過観察で良いものから、すぐに直したほうがいいものもあります。
ここでは、外壁の劣化の種類と対処方法などについて、ご紹介します。
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外壁の劣化の種類8点について
それでは、外壁の劣化の種類について、8点ご紹介します。
チョーキング現象(粉状劣化)
チョーキング現象とは、外壁に触れた際、手や衣服に白く細かい粉状のものがつく現象です。
外壁がチョーキング現象を起こしていると、水をはじく役割を担う樹脂成分が分解されている状態のため、水はけが悪くなっています。
そのまま放置していると、カビやコケが発生したり、ひび割れが起こる可能性があります。
シーリングの劣化
サイディングボードの外壁は、壁と壁の継ぎ目やサッシの周りを、シーリング剤という樹脂で隙間を埋めています。
このシーリング剤が劣化してひび割れや断裂を起こすと、そこから水が浸入して建物内部の構造木部などを腐食させてしまうおそれがあります。
クラック(亀裂、ひび割れ)の発生
クラックはさまざまな外壁材で起こりますが、特にモルタル外壁やコンクリート外壁に出やすい劣化症状です。
クラックが発生する主な原因は、地盤の緩みや、付着した雪や霜が融けたり凍ったりすることです。
クラックの状態によっては、建物内部に水が浸入してしまいます。
さびの発生
住宅の雨樋や、フェンス、シャッターなどには金属が多く使われています。
外部の金属部分は雨にさらされたりして、どうしてもさびが出てきてしまいます。
また、外壁にサイディングボードを使用している場合、さびに強い性質ですが金属製であるため、さびが発生してしまう場合があります。
さびがひどくなると、金属の強度が下がりボロボロになっていきます。
カビ、コケの発生
新築の住宅も、築年数が経過すると外壁の防水性が失われてしまいます。
そのため、日当たりが悪い北面や水はけが悪いところには水分を溜め込みやすくなり、そこにカビやコケの胞子が飛んできて繁殖してしまいます。
カビやコケは根を張ってしまうと、ブラシでこすってもなかなか落とすことができません。
塗膜の劣化
塗料を塗ることで、外壁を塗膜でコーティングすることができます。
塗膜は、外壁材が気温や湿度の変化で伸縮を繰り返したり、塗装の際の品質が十分でなかったりすると、パリパリと剥がれてきてしまいます。
塗膜が剥がれてしまうと外壁材がむき出しとなり、紫外線や雨のダメージをもろに受けてしまいます。
ススやほこりの付着
住宅が道路沿いにある場合、排気ガスのススやほこりが外壁に付着しやすくなります。
外壁に凹凸が多い場合は、より汚れが付着しやすくなります。
雨だれ汚れ
雨だれ汚れは、窓枠の下などに付いてしまうことがあります。
外壁の劣化の対処方法
劣化の種類についてご紹介しましたが、ここではそれぞれの対処方法についてご紹介します。
チョーキング現象
チョーキングの発生に気づいた段階で塗り替えをすることで、住宅を長持ちさせることができますが、すぐにでも塗り替えなくてはいけないというわけではないです。
しかし、早めに業者に点検してもらうことで、今どのような状態なのかを把握することができるのでおすすめです。
シーリング
シーリング剤は10年ほどで、ひび割れや隙間ができたり、弾力がないなどの劣化症状がみられるようになります。
シーリングが劣化すると、そこから水が浸入して内部の構造木部などを腐食させてしまうおそれがあるので、早めの処置が必要です。
クラック(亀裂、ひび割れ)
小さなクラックは外壁材のクラックではなく、塗料に起きているものなので早急に処置する必要はありませんが、外壁の塗り替えを検討する目安となります。
クラックがひどくなると、そこから内部に水が浸入して、内部の構造部を腐食させるおそれがあるので、シーリング剤で埋めてから塗り替えを行います。
さび
軽いさびは、塗り替えの際にケレン作業時に落として、さび止め対策や剥がれ防止処理などを行います。
さびが進むと金属がボロボロになり、最悪の場合、張り替えなどが必要となってしまうので、早めに対処しましょう。
カビ、コケ
風通しが良い環境を作ることで、カビやコケを予防することができます。
塗り替えの前には高圧洗浄機の強力な水の勢いで、しつこいカビやコケを一気に洗い落とします。
塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれが発生したら塗り替えのタイミングです。
早めに業者に塗り替えを依頼しましょう。
ススやほこりの付着
外壁に凹凸が多いと汚れが付着しやすいため、外壁を凹凸の少ない外壁材にすることで対処できます。
定期的にスポンジなどやわらかいもので外壁の汚れを拭き取るのもおすすめです。
雨だれ汚れ
洗剤とブラシを使って汚れを取ることができます。
洗剤は台所用や浴室用の中性洗剤か外壁用の洗剤がおすすめです。
外壁の汚れは、定期的に点検して自分で落とすことができるものもあります。
外壁の劣化については、業者に点検してもらい、塗り替え時に一緒に補修してもらうなど対処してもらうと安心です。
外壁の劣化の種類を色々と書かせてもらいました。
劣化した状態を放置してしまうと、汚れにしても、なかなか綺麗にならないし、修理、補修に時間も工事代金もかかるようになる事が多いです。
結局は早めの対応がお得だと思います。
神戸市で外壁の劣化が気になるという方は、当社にご連絡お願いいたします。 また、他社での見積もりを取られている方も、もう1社として当社の見積もり、塗装仕様も比較して欲しいと思います。。
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