外壁種類の見分け方です。 外壁塗装を行う上でも、この外壁種類によって塗装仕様が変わってきます。
また、外壁の種類によっては、他の外壁と違う外壁塗装仕様がベストだったりする場合もありますので、外壁塗装をそろそろお考えという方の場合、ご自身の住宅の外壁種類を知っておくのも良いかも知れませんね。。
現在の外壁種類の比率に関して
現在の外壁種類を確認してみますと、戸建て住宅をメインに考えますと、窯業系サイディング材の外壁が最も多いようです。
実際、当社の外壁塗装のご依頼でも、ここ最近は窯業系サイディング材の外壁塗装が多くなってきています。
比率的には、戸建て住宅の場合は7割近くが、この窯業系サイディング材の外壁になっているようです。
その次に多いのが、モルタル外壁になります。
このモルタル外壁と言うのは、昔からある外壁の種類で、私自身も30年以上、外壁塗装に関わってきていますが、今までは逆にモルタル外壁の塗装工事が多かったような気もします。
比率的には、1.5割という感じでしょうか?
その次が、金属サイディングの住宅になります。 金属サイディングでの戸建て住宅というのは、最近の流行りのような感じで、この頃は増えてきているようです。 住宅の壁全部を金属サイディングの場合もありますが、窯業系サイディング材と一緒に使われている場合も多いようです。 比率は1割程度のようです。
ただ、金属サイディングの場合は、もともとはモルタル外壁の住宅をカバー工法で金属サイディングでカバーしているパターンもあります。
あとは、ALCと言われる外壁の種類、またタイルの外壁もあります。
ALC外壁の戸建て住宅は、鉄鋼造の住宅で外壁面をALC材で作られているパターンです。
その為、比較的 大きな住宅に使われています。 3階建ての住宅などが多いかも知れません。
タイルの外壁の場合は、戸建て住宅で壁全部をタイルというパターンはほぼ無くて、部分的にタイルを使っている住宅という事になるとは思います。
窯業系サイディングの外壁
窯業系サイディングは最初に書かせて頂いたように、今 最も多い外壁の種類だと思います。
今では、窯業系サイディング材も非常に種類が増えてきているので、一見 タイルの外壁?と思うような物や、モルタル外壁に吹き付けをしているような物まであります。
模様、色、パターンに非常に種類が多いので、窯業系サイディングかどうかをチェックするのは難しいかも知れません。
多くの窯業系サイディングの外壁の場合は、最大のポイントは、目地部分、サッシなどの周囲の部分だと思います。
窯業系サイディングは工場で塗装されて家を建てる時には、ある意味 貼りつけるような工事がメインです。
その為、工期は短縮できるとは思います。 現地での作業は、目地部分のコーキング作業という事になると思います。
また、今では非常に高意匠の物、耐久性の非常に高いフッ素樹脂、無機塗料を塗装したタイプの物もあります。
外壁塗装の観点から見ますと、基本は劣化しているコーキングの打替えはほぼ必要という事です。
また、高意匠性の窯業系サイディングの外壁の場合は、その雰囲気を維持する事を考えると、クリアでの塗装という選択も今では可能です。
クリア塗料もどんどんと高耐久の物が出てきていますので、考えてみるのも良いかも知れません。
モルタル外壁
モルタル外壁の場合は、壁1面が繋がっているという感じです。 サッシ廻りなどは、内部には防水テープ処理などがありますが、サッシ廻りにコーキングがなされていないパターンが多いです。
また、モルタル外壁と言いましても、吹き付け塗装などで様々な模様になっています。
細かい粒々が吹付られているリシン外壁、吹き付けで模様を付けるアクリルタイルなどがあります。
アクリルタイルなども、吹き付けの方法や、乾燥前に表面を押さえるヘッドカットなどの模様があります。
どちらにしましても、モルタル外壁のデメリットというか、分かりやすい部分は、経年劣化によってクラック、ひび割れが起きやすいという事かも知れません。
ひび割れを長期間 放置してしまうt、補修に掛かる金額もアップしますし、外壁塗装を行っても、その部分が非常に目立ちやすくなる事もあるので、早めに対応する方が良いかも知れません。
分かりにくい窯業系サイディングに関して
窯業系サイディング材の外壁であっても、今では現地で住宅を建てる時に、窯業系サイディング材の上に塗装で模様を付けているというパターンもあります。
このような場合は、目地部分が完全に隠れていて見分けがつきにくいという事もあります。
また、吹き付けの模様などによっては、コーキングの打替えが難しいというか、金額がアップしたり、打替えを行うと、非常に目立つよいう事もあります。
この辺りは塗装業者の考え方もありますが、状態によってはコーキング部分の補修を行って塗装するというパターンもあるとは思います。
ただ、窯業系サイディングで現地で建てられた時に塗装している場合は、あまり塗膜の厚い防水性の高い塗装を行う事で、膨れや剥がれなどが起きやすいという事もあるので、外壁塗装時には知識の多い、業者や使われる塗料のメーカーに確認する事も良いかも知れません。
ALC外壁
その他の外壁で当社でもご依頼が多い、ALC外壁の塗装に関して少し書かせてもらいます。
ALC外壁も窯業系サイディング材の外壁と同じように、目地があります。
この目地部分の内部には新築時にキッチリとコーキングが充填されています。 しかし、経年劣化でコーキングが固くなってしまい雨漏りなど、水の侵入があるというパターンも少なくありません。
目地の状態にもよりますが、築年数が20年近くになっている場合は、ALC目地のコーキング作業も同時に施工する事が建物を長期的に維持する方法かも知れません。
あくまで状態に寄りますので、キッチリと外壁の状態を確認して塗装を行うのがベストだと思います。
このように、外壁の種類であっても非常に色々とあります。
外壁の種類で塗装に関しては仕様も変わってきますし、下地処理の方法も変わります。
ご自身の住宅に適した仕様での外壁塗装は、外壁材の種類と、経験の豊富な塗装業者に確認する事がベストかも知れません。
神戸市の外壁塗装 今井塗装では、今までの経験と、判断が難しい場合は、塗料メーカーの方にも確認して頂く事も可能ですので、安心して外壁塗装、住宅塗装をお任せいただけると思います。
そろそろ外壁塗装をお考えの場合は、相見積もりでの見積もりも完全無料で対応しておりますので、何卒、ご連絡 よろしくお願いいたします。
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