外壁塗装工事の工程の話題です。
その外壁塗装工事の工程でシーリングという項目がある場合が最近では多いと思います。 このシーリングの工程に関して少し書かせてもらいます。
と、その前に、シーリングという事を書いてイアスが、コーキングという項目、工程がある場合もあるとが思います。
そもそも、このシーリングとコーキングとは? 疑問に思いますよね。
細かく、違いを明記しているホームページなどもあるのですが、一般の施主様からしたら、シーリングもコーキングも同じという事で間違いないと思います。
そもそも、窯業系サイディングの目地部分に使われる事がメインになっていますが、そもそも、目地部分に詰め物をいれて密封、密閉するというのが作業そのものの事になるので、こだわらなく良いと思います。
まぁ、実際のシーリング作業に関しては、窯業系サイディングの目地部分のシーリングだけでなく、サッシ廻りなどにも使われていますので、全体的に隙間を埋めるという感じで良いと思います。
このシーリング作業ですが、今では外壁塗装時に今まで詰められていたシーリングを撤去し、新に打ち換えるというのが基本になってきています。
この作業をシーリング打替えという作業になります。 もう一つ、現在のシーリング部分の上に再度、シーリングを打つというのがシーリング増し打ちという事になっています。
今では、経年劣化で痩せて硬化しているシーリングは、そもそも弾力もなく、防水効果も期待できないので、撤去し打ち換えるというのがスタンダードな工事になっています。
ただ、状態が非常に良いという場合は、増し打ちを選ばれるパターンもあるのですが、これは実際に外壁塗装工事を行う塗装業者の考え方になってしまうかも知れません。
ただ、シーリングは、ある程度の厚みで打たないと、硬化した時に薄く、痩せますので、薄いコーキングの増し打ちは、ほぼ雨漏りを止めるという効果や、そもそもの耐候年数が期待できませんので、あまりお薦め出来ない感じもします。
少し話がシーリング、コーキングの話題になってしまいましたが、そのシーリングの工程についての話題です。
窯業系サイディングのシーリング打替えで、打ち換えたシーリングの上に塗装するパターンの場合は、高圧洗浄、シーリング撤去、シーリング打替え、塗装開始という流れになります。
ただ、今、耐久性が良いとされるオートンイクシードなどの場合は、硬化に時間も掛かるし、そもそも塗装を乗せる事が良いのか?という事もあって、高圧洗浄、シーリング撤去、塗装、シーリング打替えという工程になる場合もあります。
その場合は、最初にシーリングの色もキッチリと決める必要が出てきます。
また、窯業系サイディングの塗装でも10年未満、高意匠性の高い物でクリア塗装を選択する場合も、塗装をシーリングの載せない塗装と同じ流れになります。
クリア塗料は、2液性の物が殆どで各社 塗料メーカーもシーリングの上に塗装する事は、あとあとからヒビ割れ、その部分の色の問題もあり、シーリングの上に塗装しないという事になっています。
一般のシリコン樹脂などは今では水性の塗料を使う事がメインですので、シーリングの上に塗装しても、2液性の溶剤型のクリア塗料などとは違い、そこまで不具合が起きる事も少ないという事で、塗装を上から行う事も多いです。
当社もそのパターンで外壁塗装を行っています。 シーリング材の上を塗装する事で、よりシーリング部分の保護も可能という考えです。
ただし、この考え方も塗装会社によっても違いがありますので、ある意味、これが正解という感じではないかも知れません。
神戸市近隣で、外壁塗装に関してお考えであるという方、外壁塗装、屋根塗装に関してプロの意見を聞いてみたいという方、勿論、見積もりのご依頼や相見積もりのご依頼でも問題ありませんので、ぜひとも今井塗装にご連絡、よろしくお願いいたします。
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