塗装に関してチェックされている方の中には、外壁塗装の回数に関して調べているという方も多いようです。。　まぁ、今ではインターネットで色々な塗装会社や、塗装会社比較サイト（塗装見積もり一括比較）などというサイトも数多くあるので、外壁塗装に関しての知識もある意味、簡単にゲットできると思います。

ただ、外壁塗装に関しては各塗装会社の考え方や、実際に塗装を行う場合の住宅の状態によって、塗装回数に関しても、使う材料についても違うのが当たり前だとは思います。。　当然、塗装する面の材質などによっても変わりますけどね。。

ヤフーやグーグルで検索すると、塗装（外壁）は3回塗り？というような検索の回数が多いように思います。。　実は、日本国内の大手塗料メーカーの塗装仕様に関してチェックしてみても、3回塗りというのがあくまで基本となっています。

3回塗りの回数に関して細かく書きますと、下塗り、中塗り、上塗りという感じになります。　今では、外壁塗装の場合、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、最も高耐久で高価で考えるとフッ素樹脂になりますが、これらの材料の場合、塗膜が薄め（高濃度でたっぷり塗装しても）なので、中塗り、上塗りは同じ物を2回塗るというのが基本パターンになります。　　少し前までは公共工事などの場合、写真で塗装の回数を確認できるように、中塗り、上塗りと同じ材料であっても色を変えて塗装するという感じでしたが、今では上塗りを綺麗に発色させる事や、年数の劣化を考えても同じ塗装色の物を2回塗るというのが各メーカーの基本になっています。

ただ、3回塗りと言いましたが、下地が極端に悪いという場合は、当然ながら、下地の調整の為にもう一層塗装する方が良いという場合も出てきますし、防水性をアップさせる材料や、模様を変えるという目的で回数を増やす場合もあります。（材料によってメーカーがキッチリ仕様書を出してくれえいます）

当社の場合も、下地の状態で、回数を増やす方が良いという場合は、ご提案させていただく場合もあります。　

あと、問題は、回数という事だけで塗り回数が多いのが全て良いのか？というのは少し疑問も出てきます。。　　あまりに分厚く塗装する事で割れなどが起きるという場合もありますし、逆に考えるとメーカーの規定希釈よりも薄い物を何度重ねて塗装をおこなっても、メーカーが考える性能は出ていないという場合もあります。

ですので、塗装の回数だけでなく、希釈の状態もなかなか重要なのでは？と思っています。　

まとめて書きますと、こ外壁塗装のメーカー規定の仕様では外壁の改修塗装の場合は、下塗り、上塗り×2回が一般的（規定の希釈率）なので、3回塗りが標準という事になりますね・・

当然ながら、最初の工程として、劣化した旧塗膜や、汚れ、苔などを綺麗に落とす、高圧洗浄という下地処理もありますけどね。。

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