外壁塗装の塗り回数に関してですが、既存の壁の状態にも当然よりますし、下地の材質によっても違いは当然あるのですが、塗料メーカーの推奨している塗回数に関しては、3回塗りという事になっています。
ですので、外壁塗装の塗り回数は3回塗りが基本の基本という事です。
当然、最初に書かせて頂きましたが、下地の状態が悪い場合は、3回塗りでは綺麗に仕上がらないという事もあります。
例えば、モルタル外壁で、下地が細かい骨材を吹き付け塗装しているリシン壁などの場合で、すでにリシンの骨材がポロポロと落ちてきているとか、スタッコと言われる、ゴツゴツ感のある外壁面で、ひび割れなどが多いというパターンの場合は4回塗りという事も必要になります。。
ただし、回数だけの話ではなく、同じ材料を4回塗装するという事ではなく、下塗り材の下に最初の工程として、セメント系のフィーラーという物を塗装する必要があったりします。
この辺りは、非常に細かい話ですが、今 最も多く使われているという下塗り材が樹脂系の微弾性塗材だと思いますが、この微弾性塗材を直接塗装出来る状態は、現在の壁の状態にもよります。
下地が悪い場合は、微弾性塗材の前に、下地に吸い込ませるシーラーと言われる塗装を行う必要性もあって、4回塗りになるパターンもあります。
ですので、4回塗りと言っても、下地の状態で塗料を吟味して、キッチリと工程を考えて塗装しなければいけないという事になります。
実は、この微弾性塗材を弱い下地に直接塗装するという業者さんも多いです。。
この場合、塗装してすぐの場合は、さほど分からないパターンもあるのですが、下地に密着する力が弱いので、浮きが出てきたり、剥がれ、捲れなどが多くなるというパターンもあります。
外壁塗装の営業会社さんとかの場合は、実際に外壁にローラーや刷毛などで塗装をするという仕事自体をしていない営業マンも多いようで、実際の塗装の仕様な内容を知らない方も実に多いと思います。
私などは、すでに塗装の職人として塗装を行って35年以上経っているので、これまで失敗もしてきましたし、他社さんの失敗した状態を直すという事もしてきました。
塗装に関しては、家ごと、状態によって仕様や塗装の仕方も違ってきますので、どれだけの実績があるかも重要では?と思っています。
営業マンによっては、㎡の大きさと値段の事だけしか分からないとか、塗装に関しての知識はあっても、勉強のみという感じの方も少ないないように思います。。
実際は、施主様も外壁塗装に関して知識がないのは当然ですので、そのような外壁塗装の関しての知識の少ない営業マンに悪い言い方をしれば騙されるというパターンも未だに多いのでは?と思っています。。
こんな事を書いたのも、今回 御見積をさせて頂き、ご契約をさせて頂いた施主様が、『他社さんは外壁塗装は3回塗りと言われていますが、今井塗装さんは、何回塗りですか?』というご質問を頂きました。
御見積には、微弾性フィーラー×1回、水性シリコン樹脂×2回というような記載をさせて頂いたいましたが、ある意味、真面目に書かせてもらうと、見ようによxっつては、2回塗り?というように思われる方もいるのだな・・って勉強になりました。
塗料に関してのご説明をしっかりとさせて頂いていても、やはり簡単に3回塗りですというような言い方の方が分かりやすいのかも知れませんが、塗装を専門にしてきた私からすれば、3回塗りは基本中の基本ですので、その部分を大げさに言う業者さんって!?って少し疑問に思ったりもしてしまいました。。。笑
まぁ、まさに営業の方っていう事なのかも知れませんけどね。。
神戸市近隣で外壁塗装、屋根塗装をお考えの方は、他社さんと相見積もりでも問題なく無料で対応させて頂いていますし、気になる事は全てお答えさせて頂きますので、ぜひともお問い合わせ、ご質問、よろしくお願いいたします。
ただ、大手の外壁塗装営業会社や、全て下請け、外注にたのむというスタイルではありませんので、早めにご契約いただく事がなければ、工事日程を決める事も出来ませんので、工事着工が先送りになってしまいます。。
今でも来年の年明けからの仕事も決まっている状態ではあります。。 申し訳ございません。
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