外壁塗装工事を初めて考えている場合、疑問って色々とあるようですね。。
塗装業を長くしていると、当たり前って思ってしまっていたり、そんなに疑問を持たないようになっていますので、私自身、ネットでの外壁塗装を行う場合の施主様の疑問を確認すると、なかなかいい勉強になりました。
こちらでは、そんな外壁塗装時の７つの疑問について少し塗装業者として書かせて頂きます。

 

 

外壁塗装工事　家にいる？　在宅の問題

外壁塗装を行う場合、在宅は必要ですか？　　実は、この疑問に関して工事前に施主様に言われる事は多いです。
この疑問は、塗装会社によって少し違う部分はあるかも知れません。
当社の場合は、在宅が必要な工事は特にないという事になります。
外壁塗装工事を始める前に、見積もりを行いますが、その時に施工内容などを確認する必要が出てきますので、お問い合わせ後の調査の時は出来れば実際に会って、どのように思われているかを確認する必要があるのでご在宅である方が良いとは思います。

工事に関しては、お留守であっても特に問題がない事が多いです。　当社の場合は、メール、ラインなどでご連絡をできる施主様に関しては、毎日　作業報告を画像と一緒にお送りしているようにしていますので、作業に関しては安心して頂いて良いと思います。

外壁塗装　職人のトイレ問題

外壁塗装工事は、時間もかかりますので、トイレも心配になると思います。
あくまで当社の話になりますが、工事に着工する時、必ず簡易トイレをもっていきます。　変な話ですが、小はその簡易トイレで問題はありません。
通常、大は、多くの職人は仕事中に行くという事はあまりないと思います。
しかし、身体の調子や、どうしてもという場合は、今ではコンビニなどもありますので、特に問題ないかも？と思っています。
ただ、緊急な場合とかは、どうしてもお借りしなければいけないという事もあるかも知れませんが、当社の場合は、ほぼ無いです。。

外壁塗装　カーテンを閉める？

外壁塗装工事の時にカーテンを閉める、閉めないも問題かも知れません。
どうしても、部屋の中が見えてしまう事もあります。　雨戸を閉める作業の時なども当然、あるのですが、窓を養生（マスキング）する場合でも部屋の中はどうしても見えてしまいます。　塗装職人の感覚からすれば、作業中に窓の中をじろじろと見るという事は無いですし、そんな時間の余裕もないのですけど、施主様が見られたくない、見せたくないという感じが少しでもあるなら、カーテンを閉める事をお薦めします。
雨戸を閉める作業もありますし、どうしても外壁塗装工事の時は部屋内が暗くなるというのはあると思います。。

外壁塗装工事中のお茶、差し入れ

外壁塗装工事中の休憩時間などに、お茶や差し入れをして頂く事は、非常にありがたいですし、感謝して頂く事にしていますが。。
特にそのようなお気遣いをしていただかなくても良いと思います。
通常、職人の場合、午前中に１回、３時頃に１回の休憩を行ったりしますが、これも仕事の段取りで非常に時間が変わる事も多いです。
塗装会社によって、どうであれ時間を決めているという場合もあるかも知れませんが、仕事の段取りで、乾燥待ちなどに休憩を行う事も多いです。
ですので、休憩時間を施主様に告げるのも難しいですので、当社の場合は、そこまでお気遣いなさらないようにと常々思っています。

ただ、頂いた場合は、非常に感謝していますけど。。（笑）

外壁塗装時　部屋の中の臭い問題

外壁塗装工事の場合、塗料を使いますので、やはり臭いが気になるという方も多いです。
職人は常に、その塗料の臭いをかいでいるので、麻痺しているというか、あまり臭いを感じなくなっている方が多いです。　
ただ、最近は、臭いの問題が少しでも改善できるように、水性の塗料を使う場合が多いです。　但し、水性の塗料だから臭いがしないという事はありません。
あと、水性が使えない部分の塗装もあります。　　鉄部や、樋など塩ビ製の部材は、溶剤型の塗料を使うのが主流です。
これらは、材料によって臭いが違いますが、普段から臭いをかいでいない方からすれば臭いが気になる事も多いと思います。
部屋の中が臭うという場合は換気扇などをまわして頂くのが良いかも知れません。。

外壁塗装のシンナーの問題

シンナーは身体に有害ですので、やはりシンナー臭が気になっている方も多いと思います。
今では、多く材料が弱溶剤型の材料になっているので、塗料用シンナーでの希釈になります。　塗料用シンナーは、一般的に臭いのキツイと言われるラッカーシンナーよりも弱いのですが、やはり臭いはします。
ただ、先ほども書かせてもらいましたが塗料自体の臭いは、どうする事も出来ない問題かも知れません。
今では、F☆☆☆☆などの材料（ほぼ一般的な材料がそうですが）を使う事が多いのですが、臭いが全くないという物は無いです。
あと、塗装工事後の臭いですが、多くの材料が乾燥する時が最も臭いがするようです。　乾燥後、約５日間でほぼ臭いがなくなるという感じだと思います。

外壁塗装　足場の必要性

外壁塗装を行う場合、足場が必要な時が多いです。
平屋で脚立などでの作業が可能な場合は、足場をしないでの外壁塗装も可能ではあります。。
しかし、通常の2階建ての住宅の場合は足場が必要という事になります。　梯子での作業を提案される場合もありますが、そもそも梯子は高い場所に登る為の道具で、高い場所の作業を行う物ではないという事になります。
梯子での作業の場合は、何度も高さを変える必要があったりするので、塗装したつなぎ目が多くなったり、作業性が悪くなるので、結果的に日数が増えるという事にもなります。
その為、足場を組まないでの外壁塗装工事は、職人が危険というだけでなく、塗装の仕上がりが悪くなったり、日数がかかって工事代金が高めになるというデメリットの方が多いかも知れません。

今回は外壁塗装工事を行う場合の７つの疑問を書いてみました。
実は、まだまだ多くの疑問があるようですので、また外壁塗装時の疑問に関して書いていこうと思っています。

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