外壁塗装を行う時に、色々と必要な作業がありますが、最も最初の直接的な作業として足場組立という作業があります。
この記事では、外壁塗装時の足場代に関しての今(2023年)での相場と、足場代に関しての気になる話題に関して書かせてもらいます。
まず、最初に書いたように、外壁塗装工事には多くの場合で足場代が掛かってきます。
細かい話を書きますと、平屋の住宅などの外壁塗装で、足場を組まないという場合であっても積算(見積もり時)には脚立足場などが掛かるという事もあり、足場代が計上される事も多いです。
実際、そのような外壁塗装工事であっても足場が全く必要ないという事は非常に少ないと考えて良いと思います。
しかし、足場というのは作業を行う、直接的に外壁塗装に関わる作業ではないと考える方も多く、足場代が高く感じるとか、必要以上の価格が掛かっているのでは?と思われる方も少なくないと思います。
まぁ、これには、塗装業者の中には、自社で足場を組んでいるので足場代が安いとか、今はキャンペーンで足場代は無料です!というような話もあるから、余計に足場代って?という話になってくるような気もします。
2023年の足場代の相場としましては、㎡数での計算ですが、700円から1000円という感じではないでしょうか?
これは地域の問題や、足場を組む場合の組みにくさ、また外壁塗装とひとくくりにしましても戸建て住宅であっても2階建て、3階建てや4階建てというパターンもあるので、一概に㎡のみでは計算しにくいところもあります。
階数が高くなればなるだけ㎡数は同じであっても、危険度は増しますし、組み上げる時の時間もかかる為に同じ㎡数の住宅なら平屋で大きい住宅の方が割安になる事もあります。
また、当社がメインで外壁塗装を行っている神戸市などの場合ではお隣の住宅が密接しているというパターンもあり、そのような場合の足場代は、より高くなる可能性も考えれます。
足場代の㎡数に関しての話になります・・・
外壁塗装時も見積もりでは㎡数が基準になりますが、足場代の㎡数と外壁塗装の㎡数に違いがあるという事もあります。
同じ住宅であるのに、㎡数が違うのは不思議と思われるかも知れませんが、通常 足場代の場合の㎡数は、住宅の一片の長さにプラス1メートル以上の長さが足されています。 これは外壁塗装時に、足場は外壁の壁面から最低でも60センチほど離れて建てられているからです。
これは高さも同じです。 通常、外壁の高さよりも1メートル以上は高さを高く足場を組みます。(特に屋根の塗装を外壁塗装と同時に行う場合は不可欠です)
それと、外壁塗装時の足場代の相場を書かせて頂きましたが、これにメッシュシートの養生が別に掛かるという事もあります。 メッシュシート込みで見積もりを計上する場合もありますが、メッシュシート貼りは通常は別にある場合が多いと思います。
足場に関しては、労働基準で、今ではキッチリと組み方がありまして、ただ単に登れるという事ではなく、安全に外壁塗装工事が行えるような足場が必要になっています。
これは、安全というだけでなく、外壁塗装の作業がキッチリと行えるという事を考えてもしっかりとした足場が無ければ難しい部分もありますので、足場に関しては専門の仮設業者に建ててもらうというのが今では一般的になってきています。
危険な足場での作業の場合は、何かあった場合での労災もおりませんし、結果的に施主様にご迷惑が掛かる事も多くなってくると思います。
まぁ、上記のような足場代が激安とか、無料と言ってもその分、外壁塗装の代金が高かったり、手抜き作業(塗装回数を少なくする、塗料を薄める、必要な作業を行わない)というパターンもありますので、注意して欲しいと思います。
最後になりましたが、外壁塗装の足場代に関しては、ただ組むだけでなく、足場の部材を乗せたトラックが家のすぐ近くに駐車出来ないとかの場合は、部材を運ぶ運搬費や、敷地外に足場が出る場合は、建設局などに届けを出す必要も出てきますので、それに関しての書類作成や、市、県に支払う代金も出てきますので、足場代にプラスされる事もあります。。。
外壁塗装に関して、気になるご質問や他社の見積もりが不安で相見積もりが欲しいという方なども、当社にご連絡いただければ誠意をもってご対応させて頂きますので、何卒 よろしくお願いいたします。
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