外壁の塗装がボコボコになっている状態なんです。。。
実は、こんなお問い合わせを頂きました。
ネットでの検索でも、外壁の塗装した部分がボコボコになっているとか、風船状になっているという検索や質問なども色々とあるようです。
外壁塗装職人のして35年以上、塗装工事をしてきた私として、少し解説させて頂きます。
外壁の塗装がボコボコと言いますと、私が一番 最初に思いつくのは、下地との密着不足で、新規に塗装した部分が浮いている状態という感じがします。
また、ボコボコという感じではないかも知れませんが風船状に水が入っているというパターンもあります。
外壁塗装をしてから、長期間の時間が経って、ボコボコになるパターンは、やはり塗膜とそもそもの下地部分の隙間に雨水が浸入する事で起きる現象が多いと思います。
また、塗装後、さほど時間が経過していない状態でボコボコと浮いたような感じになる場合は、塗装工事前の下地処理に問題があった、材料の選定にミスがあったというパターンが多いです。
外壁塗装の手順として、高圧洗浄などの下地処理を行うのですが、キッチリと劣化した部分を洗浄で取る事が出来なかった場合、劣化している部分の上に再度塗装を行ってしまうパターンがあります。
そのような場合、再度 塗装をした塗料の塗膜が強い為に劣化した部分ごど浮いてくるという事があります。
実は、これは外壁だけでなく、鉄部などでもある現象です。
塗装工事が外壁だけでなく、重要なのは下地の問題という事になります。
キッチリと弱ってきている旧塗膜、劣化している部分を除去する事は非常に重要です。
また、考えられる事として、モルタル外壁のリシン壁(吹き付け壁)の場合、普通に見た感じでは、劣化していないような見えても今、外壁塗装での主流となっている微弾性フィーラーなどは塗膜の力が強く、弱っている旧塗膜を浮き上がらせる事は良くあります。
ですので、リシン壁などの場合は、微弾性フィーラーの塗装前に、キッチリと下地に浸透させるタイプのシーラーの塗装が必須となります。。。
ただ、工程的に1工程増えますし、作業も増えるという事で、この重要な工程を行わないという業者や、そもそも知識的にないという業者もあるようで、最初に書いた塗装がボコボコになるという事が起きやすいです。
後は、最近はあまり使われる事は無い感じがしますが、外部からの防水の効果が期待できるという事で、昔おく使われていた単層弾性塗料などを塗装した外壁の場合は、小さい塗膜の劣化部分から雨水が浸入し、塗膜が強い為に、風船状に水が溜まってしまう場合もあります。
最近の微弾性フィーラー、水性シリコン、フッ素などの塗装仕様であっても、微弾性フィーラーの厚みによって風船とまではいかないまでも水が溜まるような場合もありますので、そのような箇所が起きないように、外壁全体を均一に塗装する事が重要になってきます。。
どちらにしましても、塗装の知識と、しっかりとした下地処理、キッチリとした塗装作業という事で、出来るだけ外壁塗装が膨れる、浮くなどの現象が起きないようにするのがベストだと思います。。
神戸市近隣で外壁塗装のお問い合わせ、質問などがある方は、ぜひとも当社によろしくお願いいたします。
また、外壁の浮き、ボコボコになっている、風船状になっている等、気になる事などのご相談も承っていますので、何卒、よろしくお願いいたします。
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