外壁塗装を行う上で、塗装ですので、塗るという作業は重要なような気もしますが、実際 私たち塗装屋が考えるのは、塗るという作業よりも、養生という作業が重要だという感じです。
養生とは、外壁塗装を行う上で、塗装しない、塗料が付いてはいけない部分をカバーするという感じの事です。
実は、塗装する部分であっても、外壁塗装を行う時には、養生が必要という部分もあります。 付帯部として考えられる樋(特に竪樋)などは、外壁塗装時には、養生を行っておいて、樋自身の塗装前に養生を外すというのが一般的だと思います。
ここでは、外壁塗装に最も重要だと思える養生を行う時に必要な道具について解説していきます。
まぁ、DIYで塗装を行うという方にも参考になるとは思います。。 ただし、外壁塗装の養生だけでなく、全て塗装を行う職人や会社によって考え方も作業も違うという部分もあるとは思いますので、一つの参考になればと思います。
ハサミ
ハサミは、養生作業を行う上で、使う事が多い道具だと思います。。
養生に使われるナイロン、後で説明するマスカーなどは手でそのまま切れると言えば切れますが、どうしても斜めになってしまったりします。
斜めに切れてしまうと、その次に使う時に、非常に使いにくかったり、綺麗に養生できているように思っても、一部分に隙間が出たりしますので、ハサミで切るというのは実は重要だと思います。
ちなみに、上の画像でハサミ以外の道具に関しては、また書かせて頂く事もあるとは思いますが、養生を撤去する場合や、最終の掃除作業や、塗装前の掃除に使う道具になります。
ある意味、最低でもこれらの道具は塗装工事には必要だと思います。。 まぁ、皮スキや、ドライバーなども使いますけどね。。
マスカー
マスカーと書きましたが、マスカとか、マスカテープ、マスカーフィルムと言われる事もある道具というか養生資材です。
一応、ガムテープの部分の色で分かりやすいように当社は分けてはいますが、色も色々ありまして、違いはフィルム(ナイロン)部分の長さです。
細い物を巻く時、太い物を巻く時にも使いますし、窓などナイロンのみでの養生の方法もありますが、このマスカーを使っての養生の方が手間なく早く、簡単に出来る部分もあります。。 その代わり、金額はアップしますが、時間を取るか資材の価格を考えるかは職人や会社によっても違うかも知れません。
また、画像では2種類ですが、長さは色々とあるし、ガムテープ部分がマスキングテープを言われる紙製の物もあります。
また、上の画像のような乗っても滑りにくいナイロンフィルムで、長いマスカーもあります。 下屋の上(瓦などの場合)や玄関前、階段などで利用する場合もあります。
マスカーの使い方は、ガムテープ部分を養生する部分に貼り付けて、フィルムを伸ばし、全体をカバーするという感じです。
上の画像で窓の部分に使っています。
ガムテープ
ガムテープも外壁塗装の養生では必ず使う資材です。 外壁の場合、いくら高圧洗浄で洗っていても、やはりサッシ部分や、鉄部に関しては一般のマスキングテープではキッチリと貼れない事もあります。 当然、塗装の境目と言いますか、塗装部分と塗装しない部分の見切り部分を綺麗にしたいのであれば、マスキングテープを使うのがベストではありますが、塗装する箇所、時の場合によると思います。
また、モルタル外壁と、窯業系サイディング外壁であっても、使うテープは違うかも知れません。
マスキングテープ
マスキングテープも色だけでなく、使う面によって、ひっつく力の違いもあります。
塗装する部分に合わせた物が必要という事です。
また、塗装だけでなく、目地部分のコーキング作業にも必ずといっていいほどマスキングテープは使います。
ナイロンフィルム
ナイロンのフィルムのみです。 これらは、1mサイズや、1mが折りたたまれたダブルサイズのものがあります。
また、専用のカッターを使えば、綺麗に切れますので、色々な箇所にあった長さに切り、使う事が可能です。
ちなみに、上の物は、1mサイズの物を専用のカッターで切、樋を巻く為に使っています。
樋自身にガムテープなどを付けると、夏場などはガムテープの糊部分がひっついてしまい、後から取るのが大変だったりしまうので、当社の場合は、出来るだけガムテープなどを直接貼らないように作業をしています。
ベトナムシート
塗料が落ちても下に浸透しないほどの厚みのある布になります。
これらは、土間部分に使う事が多いです。
今ではベトナムシートも価格が高くなってきたりしていますので、逆にブルーシートや、先ほどの滑らないフィルムなどを使うパターンもあるとは思います。
まぁ、植木など、ナイロンで被せてしまうと、夏場は枯れてしまうという事もあるので、このベトナムシートという物は使うがっての良い物だとは思います。
エアコン 室外機カバー
これは、室外機専用の養生カバーになります。 メッシュシートで作られているので、養生した状態でも通常のエアコンの使用は問題ありません。
この室外機カバーが販売されるまでは、ナイロンを使う為に、養生も難しく、塗料がどうしても付着しやすかったです。。
ちなみに、当社の場合は、室外機に物を置いたり、足が掛かったりする事があった場合に、室外機の天板が凹まないように、室外機カバーの下にコンパネを敷いてカバーを付けています。
今では専用のプラスチックの板も販売されているようですが。。 まぁ、乗らないのが大前提ですので、これで十分かと。。
とりあえず、上記が外壁塗装の養生に使う道具、資材という感じです。
DIYで塗装を行う場合もマスカーや、ガムテープがあれば非常に便利だと思います。
外壁塗装だけでなく、室内での塗装や、ちょっとした塗装を行う場合も、養生資材があれば、塗装しない部分に塗料が付く事も少なくなるし、非常にお勧めだと思います。
今回は、養生の道具、資材を少し書かせてもらいますが、他にもあると便利という物ああるとは思います。。
またの機会に更新できればと考えています。
神戸市近隣、各区で外壁塗装、屋根塗装などをお考えの方は、ぜひとも当社にお問い合わせ、よろしくお願いいたします。。
DIYで塗装をお考えの方には、塗装屋としてのアドバイスなども出来るとは思いますので、どんな事でも構いませんのでお問い合わせ頂ければと思っています。
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