外壁塗装の費用が気になる方も多くいらっしゃいますよね。。　　実際に家の塗装を考えている方の場合、費用が気になるのは当然だし、相場とか、最も安い外壁塗装の価格が気になるのも分かります。

私は塗装屋ですので、外壁塗装の費用に関しては、当然　気になりませんが、実際に自分が何か購入するという場合は、ネットで相場を調べてみたり、家電とかなら近くの電気屋、量販店などで価格の相場や、最安値価格をチェックしますもんね。。

しかし、塗装屋の立場で考えると、外壁塗装の相場とは非常に微妙だと思います。。

そもそも、外壁塗装とひとくくりで言っても、使う材料、住宅の大きさ、また今の状態でも外壁塗装にかかる費用が非常に違うからです。。（そこが大問題ですよね）

そも為にも、相見積もり！というような事を考える方も今では多くいらっしゃると思います。　また、塗装屋、ペンキ屋、工務店、建築会社などではなく、外壁塗装の比較サイトなどを確認すると、提携している塗装屋の見積もりを同時に取得して、その価格を比較して決めるのが一番いいといような書き方をされている比較サイトもありますもんね。。

しかし、相見積もりの時でも、外壁塗装　比較サイトを確認する時でも、仕様を統一しないと、これって本当に比較した事になるの？と思うんです。。

今、もっとも一般的な材料と言いますと、シリコン樹脂のラジカル塗料だと思いますが、せめて材料を統一しないと比較した事にはならないのかも？と思います。　より詳しく考えると塗装の仕様に関しても随分と違ってきます。　サッシ廻り（窓など）、打ち継ぎ部分などのシーリングの処理に関しても、増し打ちと言われる現状のシーリングの上から再度、シーリングを行う方法や、現状のシーリング材を撤去して再度、シーリング工事するという部分でも当然　違いが出ます。　　また、インスタグラムなどで全国の塗装屋の仕様を確認してみると、下塗りを2回するとか、上塗りとメーカーの基準の場合は、2回のところを3回塗っています。。というような細かい違いが出てきます。

回数を重ねるほど塗膜は厚くなって、当然　長持ちするという部分もありますが、表面の劣化を考えるとメーカーの資料を見ても１５～１８年という書き方をしているので、3回塗装しても、表面の劣化は同じという考え方もあると思います。

この辺りは外壁塗装の費用、相場の難しいところで、やはり、御見積の時に信用して頂くといのが必要なのかも？とも思います。　また、１５年から２０年経てば、塗装面は劣化でなくても汚れてくるという事もありますので、施主様の考え方という部分もあるのかも？とも思います。

まぁ、当社に見積もり依頼する場合であっても、他社であっても、とりあえず価格を抑えたいとか、どうであれ長期間長持ちさせたい（必要以上に！？）というようなご意見を業者に伝えるのが良いのかもと思います。。

納得した仕事の内容で、納得した価格というのが一番、良い外壁塗装の工事という事ではないでしょうかね！？

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