外壁塗装での目地残しとは?
外壁塗装に関して、塗装前に状態にもよりますが、今では窯業系サイディングの中でも意匠性の高いサイディングの場合、目地部分と、それ以外の部分での色が違う、また、それだけでなく、ランダムに模様が入っているという窯業系サイディングも出てきています。
そのような、意匠性の高い窯業系サイディングは、そもそも一色で塗装されているサイディング材よりも高価ですし、その状態が気になって家を購入されたという方も少ないないかも知れません。
今回は、実は、多くの方々がチェックされている外壁塗装の目地残しの塗装に関して少し書かせてもらいます。
外壁塗装の目地残しという塗装方法は、すでに名前がありまして、ダブルトーンと言われている塗装方法になります。
また、そのダブルトーンをさらに進化させて外壁塗装の方法としてトリプルトーンなどもあります。
ようは、外壁のサイディングにそもそもあった目地部分と、それ以外の色を変える塗装方法になります。
少し前までは、ダブルトーンは、決まった塗料を使ったある意味、専門的な塗装のように思われてきていましたが、今では、塗装方法も確立されていますし、塗装に使う専用のローラーなども販売されてきていますので、お好みの塗料を使ってのダブルトーンいわゆる外壁塗装 目地残し塗装も可能という事になります。
外壁塗料メーカーの大手であるエスケー化研さんが、一般に使われているプレミアムシリコンを使って、このダブルトーン用に色の組み合わせを提案してくれているので、専用カタログなどを確認すると、非常に分かりやすいと思います。
エスケー化研の場合は、ダブルトーンと言わずにエスケープレミアムTASAI工法という事になっています。
塗装方法を簡単に説明しますと、今までの1色での塗装を同じように、下塗り、中塗りまでは塗装しますが、その上に塗装する色は目地部分は凹んだ部分は塗装せずに、凸部分のみを塗装するという事になります。
非常に毛の短い短毛ローラーを使い、目地部分に色が入らないように気を付けて塗装するという事になります。
この時に、どうしても目地部分にも上塗りが入ってしまうので、塗装後に、細い筆などで補修塗装を行う必要が出てきます。
このままでは、凸部分は3回塗装した事になりますが、凹部分は2回という事になってしまいますので、最終工程としてクリアー塗料を塗装するという流れになります。
クリアー塗装と同じようですが、クリアー塗装に細かい粒々が入った塗装を行えば、より高級感のある外壁塗装になります。
少し前までは、クリアー塗装を塗るという事ではなく、通常の外壁塗装のように、3回塗りを行った上に、2回 凸部分を色を変えて塗装という仕様だったりしましたが、今ではクリアー塗装を塗装するというのが一般的になってきているようです。
ただ、ダブルトーン、外壁塗装の目地残し工法は、綺麗だし、高級感はあるし、今までのサイディングの雰囲気を残しての塗装が可能なので、お薦めではありますが。。。どうしても工程が増えてしまうし、非常に気を遣い、作業の進みが悪くなるという事もあって、やはり価格面で考えると高めになってしまいます。
気になる方は、ぜひとも見積もりを確認して頂ければいいかも?とは思います。
ただ、現在のサイディングのように目地残しの状態が気に入っているという事であれば、クリアー塗装という選択も可能です。
ただし、クリアー塗装は、築年数が10年未満というのが殆どの塗装業者の基準になってはいます。 あまり、劣化が進んだ状態のサイディングでクリアー塗装を行っても、綺麗に仕上がらないという事があります。
目地部分のコーキングの打替えなどは問題ありませんが、劣化している部分のパテの補修や、釘頭の部分の色が変わっている部分に関しては、手直しを行ってクリアー塗装を行っても、どうしても目立ってしまう可能性が高いからです。。
どちらにしましても、早めに外壁の状態を専門業者に確認してもらうというのがお薦めだとは思います。
神戸市近隣で外壁塗装の目地残し、ダブルトーンに興味があるという方・・・ また、現在のサイディングが気になっていて、あまり変えたくないとお考えの方はクリア塗装もお考えになると思いますので、、まずは当社にご連絡、お問い合わせ、よろしくお願いいたします。
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