外壁塗装の中塗りに関して、実際に塗装職人として今でも現場で塗装工事を行う私自身が書かせてもらいます。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りという3回塗りというのが基本になっています。 但し、今では下塗り、上塗り×2回とか、上塗りを2回塗るという書き方の場合もあるとは思います。
もうすでに、10年ほど前の話ですが、外壁塗装の塗回数は変わりませんが、下塗りの上に中塗り、上塗りという塗り重ねが一般的でした。
文字が書くと、別に変わりがないように思ってしまいますが、下塗り、中塗り、上塗りという塗料がそれぞれ違う塗料と言いますが、中塗り、上塗りは塗料の色を変えるというのが標準的な書き方になっていました。
そもそもの話ですが、これは公共工事などで写真を撮影する場合に、1回目の塗装、2回目の塗装、3回目の塗装と色が変わらないと後から判断できないという事があったと思います。
その為に、中塗りの塗料と上塗りの塗料は同じ材質の塗料を使う場合でも塗装色を変えるという事になっていました。
まぁ、公共工事だけでなく、マンションなどの大規模改修で塗装業者が、元請け、下請け、孫請けなどの場合は、キッチリと塗回数を行っているのかのチェックの為も含まれていたと思います。
ただ、それは、アクリル塗料、ウレタン塗料が一般的だったという感じもします。
実は、今では各塗料メーカーの塗装仕様書にも、上塗り2回という表記があったり、公共工事でも同じ塗装色を2回塗装するような作業が一般的になっています。
これは、そもそも、塗料は乾いた状態になると、乾燥前と色が違うという事で画像でも確認が可能という事もあると思いますし、今 外壁塗装の主流材料になっているシリコン樹脂は、そもそも耐候性はありますが、塗膜は薄いという事で、2回同じ塗装色の物を塗り重ねないと、キッチリと色が出ないという事もあると思います。
ただ、今でも施主様によっては、塗装色を中塗り、上塗りと変えての塗装を依頼するパターンもあり、当社としては、出来る限り対応させて頂くようにはしています。
しかし、そもそも塗料メーカー自信の仕様が同色を2回塗装という事を考えると、後々 透けるというゆな不具合がおきなくもありませんので、その辺りはシッカリとご説明させては頂きます。
後、外壁塗装での中塗り、上塗り問題としては、多くの方々が気になっている点として、同日に中塗り、上塗りは可能なの?という問題があります。
これは、実際に家の大きさや、外壁塗装の施工方法、また実際に作業を行う塗装職人の数によっても変わってくると思います。
実際には、温度の問題もありますが、中塗り塗装後、3時間から4時間で中塗りが乾燥し、上塗りの塗装が可能な状態になりますので、午前中に中塗りが完了した部分を昼から順番に上塗りをしているという流れであれば問題ないように思います。
ただ、塗料が付着しないように行う養生作業を住宅の全体で行い、翌日に1工程ずつ進めるというような外壁塗装の施工方法であれば、職人の数にもよりますが、1日で中塗り、上塗りを行うのは時間的には難しくなるとは思います。
まぁ、4~5人 職人がいるというパターンであれば可能かも知れませんが。。。
どちらにしましても、乾燥がしっかりされていない状態で中塗り、上塗りを塗り重ねるのはそもそも問題のある話になりますので、その辺りで疑問になる事があれば、施工業者に確認するというのが一番かも知れません。。
当社のように、最初の状態確認、見積もり、施工まで私を中心に自社の職人で行う塗装会社の場合は話もしやすいとは思いますが、営業会社のように、営業のみで実際には、知らない職人の方が下請けとして入られるというパターンであれば、話自体もですが塗装会社の事を信用できなくなる事もあるかも知れませんので、難しい問題ではあると思います。
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