外壁塗装を考える際の重要なポイントについて、現役塗装職人でもある私自身が書かせてもらいます。
外壁塗装をお考えになられている方の場合、やはり汚れてきた、みすぼらしく見える、ひび割れ(クラック)が気になる、雨漏りがある、コーキングの劣化が気になる、周囲の方々が外壁塗装をされるようになった・・・などなどがあると思います。
同じ時期に建てられた家が外壁塗装をされていると気になるのも当然だと思います。
ただ、だからと言って慌てる必要もないですし、外壁塗装の営業マンが来たからと言って、すぐに契約するという事はやめた方が良いかも知れません。
訪問販売の外壁塗装業者が全て悪質という事ではないと思いますが、テレビなどで広告している業者だから安心できるという事はほぼ無いです。 逆に宣伝費用を多く使っている外壁塗装専門会社などは、宣伝費の価格も上乗せさせていますし、実際は下請け、孫請けの塗装業者が施工するというパターンが殆どです。 実際に価格だけで比較すると、当社の見積もり価格よりも100万円以上高いというパターンも多いです。
まぁ、外壁塗装工事に関しては、工事価格だけでなく、キッチリとした施工や、塗装工事の知識も必要になってきますので、価格の高い安いだけで決めるのも問題ありますけどね・・・・
外壁塗装の必要性と劣化の症状
外壁塗装の必要性についてですが、メンテナンス不要とか言われる物であっても、やはり多くの外壁材はメンテナンスが必要で、メンテナンスの中でも最も工事価格が安価なのが、この外壁塗装だと思います。
ですので、適切な時期に外壁塗装を行わないと、結果的に塗装工事では直らないという事も起きます。
窯業系サイディング外壁の場合では貼り換えや、カバー工法、モルタル外壁の住宅でも下地処理に多くのお金が掛かってくる事もありますので、やはり外壁塗装の適正なサイクルである、10年から15年という期間で外壁塗装を考えるのがベストだと思います。
外壁塗装の劣化を知るポイントとして、手で外壁を触って白い粉が付くと言われるチョーキングが起きる事が多いです。
ただ、チョーキングが起きているから、即 外壁塗装という事や、雨漏りしますよ!というゆな営業トークは非常に怪しいです。
私としては、やはり窯業系サイディングの場合の目地の劣化(コーキング)や、モルタル外壁のクラックを注意した方が良いように思います。
モルタル外壁のクラックに関しては、出来れば1年に数回は確認し、広がっていないか?などのチェックをされる事をお勧めします。
場所によって、大きく割れてくる事もあり、そのような場合は、雨漏りの原因になる事も多いです。
おしゃれな外壁塗装の色選び
外壁塗装に関しては、最初に書かせてもらったように、劣化の問題、耐久性アップもありますが、美観目的という場合もあります。
少し前までは、現在と同じ塗装色というパターンも多かったのですが、今では、全く色を変える施主様も多くなってきています。
塗装色を変える事で外壁塗装の価格が変わるという事は無いと思います。 当社の場合は、少なくともありません。
また、アクセントカラーや、1階、2階で色を変えるツートンカラーなどでも工事価格がアップする事はしていません。(この辺りは業者により考え方が違いますので、確認してくださいね)
現在のおしゃれな外壁塗装と言いますと、ダークカラーが流行りのようです。 外壁を黒色とかにされる方もいらっしゃいます。
まぁ、遮熱塗料という選択もありますが、基本的に塗装色が濃くなると、どうしても紫外線を受けるのが多くなり、室内の温度が上がる事もあるとは思います。
この辺りは、考え方もあるとは思います。
どちらにしましても、外壁塗装の色選びは、実際の画像でのシミュレーション画像作成、小さい色見本だけでなく大判の色見本で実際に外壁に当ててみてみるなどの事がお勧めではあります。
当社の場合は、WEB上でお好きな色に変えれるシミュレーション画像でも、格安で提供させて頂いていますし、画像でのシミュレーション画像の場合は、2~3パターンの場合は、サービスとして対応させて頂いていますので、神戸市近隣の方々が外壁塗装をお考えの方は、お問い合わせ頂ければと思います。
外壁塗装の時期と季節の影響
外壁塗装の記事、季節に関しまして・・・
塗料メーカーの基準としては5℃を下回る温度の外壁塗装はお薦めしていません。 これは、塗料が、キッチリと乾燥しないという事になるかと思います。
しかし、これは日中の温度になるので、当社がメインに工事を行わせて頂いている神戸市の場合は、1日中 5℃を下回る事はありませんので、年中外壁塗装工事は可能という事になります。
あと、梅雨時期は雨、夏は塗料が早く乾きすぎて薄くなる・・というような話も聞いた事がありすが、実際に外壁塗装作業をしていても、あまり変わりがないと思っています。
雨に関しては、ここ最近では梅雨の時期に雨が降るという事もあまりありませんし、雨の時は作業が出来ないというだけで、実際には、工事期間にそこまでの長さが変わるという事はほぼ無いです。
夏場の問題に関しては、溶剤型の塗料の場合は、そのような事もあるかも知れませんが、現在 外壁塗装で使われている塗料はほぼ水性塗料になっています。 その為、季節、時期にはさほど気を付ける事も無いように思っています。
他社との相見積もりでも問題ありません。 ただ、どこよりも安い価格というよりは、キッチリとした作業を適正価格でさせて頂くスタンスを取っています。
安い工事だったせいで、すぐに剥がれ、浮きなどが出るという事もよくある話です。
やはり適切な外壁塗装の仕様など、知識がなけえば、後々 問題になる事も多いので、ぜひとも、安さだけの工事は気を付けた方が良いかも知れません。
塗装業者のチラシなどにも、坪単価や、地域で最も安い!などを書いている業者もあるようですが、塗装を専門に40年近く行ってきて私が思うに、安いから良いという事は全くないような気がしますので・・・
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。
神戸市が運営する『すまいるネット』、神戸新聞が運営する『マイベストプロ』にも掲載させて頂いています。 どちらも、しっかりとした検査があって掲載させて頂いているホームページになりますので、安心して頂けると思います。