外壁塗装の下地処理に関して、実際に塗装作業を行っている塗装職人でもある私の考えを書いてみます。。
まぁ、何故このような事を書こうかと思った理由ですが、今 インターネットで色々と検索するとAIが作った文章なのか、実際に塗装作業を行わない人が書いた文章なのか、また塗装の営業会社の社員が書いた文章なのか分かりませんが、非常に間違ったというか全く外壁塗装を行った事が無い人が読むと間違って解釈するような文章があまりに多いという事が気になったからです。。
私の経験では、外壁塗装に限らず、どのような作業であっても、実際にその作業に関わって、しっかり勉強?をしたり、その都度 考えて行っている人と、さらっと分かっているというだけの人では考え方が違うと思うのです。。
外壁塗装に関しては、私の考え的には、最も下地処理が重要ではありますが、その下地処理に関しての範囲は作業によって違うのかも?と思います。
最初に書かせて頂きますが、下地処理、下地補修、下地調整など下地に関する作業は外壁塗装後には見えなくなる作業ではありますが、外壁塗装の耐久性、仕上がりなどで考えると、最も重要な作業だと思います。
一般的に、外壁塗装時の下地処理と言いますと、今では高圧洗浄作業という事になります。
この高圧洗浄作業に関しては、外壁面の旧塗膜や、劣化塗膜(チョーキングなど)、埃、ゴミなどを綺麗に洗い流すのが作業で重要な部分になります。
インターネットでは、下地処理は雨でも可能と書かれているのを見る事がありますが、これは間違いない話だと思います。
高圧洗浄時は、やはり周囲への水や汚れた水の飛散が多いので、雨が降っている場合の方が気を遣わなくていいと言いますか、塗装作業の中で唯一、雨の時に出来る作業という事になります。
また、外壁塗装もですが、屋根塗装の時の高圧洗浄に関しては、屋根上に苔などが付着している物を除去するのですが、雨が降っている時の方が綺麗に早く除去可能という事もありますので、ベストだと思います。
あと、外壁塗装時の下地処理としては、ひび割れ、クラックの処理や、下地の中でも劣化が酷い部分の補修、また軒天井やボード部分の下地処理では釘穴などのパテ処理など、外壁塗装のメインである塗装の前にしなければいけないと言いますか、した方が綺麗に、しかも耐久的にも良いようになる作業という物があります。
当社の場合は、この下地処理に関しては、下地補修という事で見積書などには掲載させて頂いていますが、業者によっては、下地処理といういう解釈の場合もあるようです。
ちなみに、下地の作業になりますが、これらの当社の書くところの下地補修とい部分は雨では作業出来ません。(直接 雨が当たる場合の話です)
また、高圧洗浄を行ってその後、雨などで下地部分に湿気が残るような場合も下地補修は行えないパターンもあります。
ひび割れの補修や、劣化した部分の補修は下地がキッチリと乾燥していなければ、どのような補修材であっても密着が極端に悪くなるので湿気は禁物だからです。
インターネットでの検索では下地処理、下地補修をごっちゃに書いているHPなども多くありますし、そもそも塗装業者であっても下地補修に関して、キッチリと明記していないところのあるので、注意が必要です。。
これは、ひび割れなど、その状態によっては、塗装をしただけで見えなくなるという場合もあり、作業を行わないという業者もあるからです。
しかし、キッチリと行わなければいけない作業をしない場合は、やはり耐久性も悪いですし、塗装後すぐにひび割れが目立つなどという事も出てきますので、この辺りは注意して欲しいポイントかも知れません。
適切な価格ではなく、安い外壁塗装工事などの場合は、下地処理、下地補修の作業が少ない為に、あとあと後悔するというパターンもありますので、注意して欲しいと思います。
神戸市近隣で外壁塗装、屋根塗装をお考えの場合は、見積もり依頼、調査などは完全無料で対応させて頂いていますし、他社との相見積もりも大歓迎ですので、まずは今井塗装にご連絡、お願いいたします。
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