外壁塗装の下塗りに関しての話題です。。
外壁塗装の塗回数に関しては、今ではネットで非常に多くの方々が外壁塗装が気になるという場合はチェックされていると思います。
塗回数的には、基本は3回塗りになります。
下塗り、中塗り、上塗りという感じで3回塗りです。
ただ、これはあくまでも基本の塗回数で、下地の具合や、塗装仕様によって塗回数だけでなく、下塗りも種類が違ってきます。
下塗り、中塗り、上塗りという一般的な3回塗りの場合は窯業系サイディング材、モルタルなどの外壁の場合になります。
ただ、下塗りに関しては、材質によって使う材料の種類が変わります。
窯業系サイディングの場合は、密着させるという事が最大の目的で、通常は粘度の低いシーラーと言われる物を使うのが一般的です。
モルタル外壁の場合は、密着もですが、ひび割れなどを補修するという事もあり、微弾性フィーラーを使うのが今では一般的になっています。 とは言っても、基本は下塗りのフィーラー塗装前に、キッチリとひび割れ部分の補修を適切に行う事が重要です。
塗回数が増える場合としては、モルタル外壁で、非常に劣化が進んでいる場合です。
微弾性フィーラーに関しては、旧塗膜が劣化はしていても、問題ない程度で無ければ、直接 塗装する事はお薦め出来ません。
微弾性フィーラーを塗装しても、外壁面にキッチリと密着しない場合は、フィーラー部分から剥がれ、捲れが起きる事が非常に多いです。 塗膜的に強いタイプの微弾性フィーラーは、劣化している外壁面を密着させて、そこから浮いてきてしまうからです。
ですので、外壁面の状態が悪い場合は、下地に浸透するタイプのシーラーを塗装したり、そもそも下地を固める目的で、セメント系のフィーラーを使う事が重要になります。
状態が悪い下地でも、どんな状態の外壁でも、同じ仕様で塗装するというのは問題ありですので、注意が必要かも知れません。
また塗回数に関しては、窯業系サイディング材のクリア塗装などの場合は、2回塗りが一般的ですし、モルタル外壁で高弾性塗装と言われる、外壁面の防水性をアップさせる塗装の場合は、5回塗りなどになります。
今では、窯業系サイディングでも凸凹部分の色を変える塗装で人気のダブルトーンなども4~5回の塗回数になる事もあります。
また、トップに特殊クリア塗装で大理石調に見せる事も可能な為に塗装回数は増える事になります。
このように、塗回数に関しては3回塗りは基本ではありますが、現在の外壁面の状態や、塗装仕様によって塗回数と材料に違いが出てきますので、外壁塗装のご依頼の場合は、やはり現在の状態をチェックしてもらうのが重要です。
外壁塗装業者によっては、家の大きさの坪数でとか、基本のパック値段が決まっているという場合もあるとは思いますが、状態を見ずに価格を決めるというのは非常に危険だし、そもそも外壁塗装に関しての知識が少ない業者と考えて良いかも知れません。(チラシで激安価格とか、パック料金が記載されている業者や訪問販売業者などは実に怪しい感じがしますけどね。。)
神戸市で外壁塗装、屋根塗装に関してお考えであれば、当社にご連絡、お問い合わせよろしくお願いします。
現在の状態にあった、塗装仕様をご提案させて頂きますので、何卒 よろしくお願いいたします。
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