外壁塗装の種類に関して、実際に外壁塗装を行う職人でもある私が少し書かせてもらいます。
私は、塗装職人歴が35年以上で、今でも職人としても外壁塗装を行っています。
以外に、外壁塗装会社で自社施工しているような塗装会社でも、数年経ったら職人としてではなく、あくまで管理者、会社社長という感じになり、実際に塗装作業を行っていない人が非常に多いです。
私自身、一応 社長ではありますが、塗装をする事が好きですし、今でも職人という感じで働いています。
私が思うに、やはり日々、塗装作業をしていないと、分からない事や、技術は落ちると思っていますので、このスタンスになっています。
まぁ、塗るという行為が好きという事なんですけど。
話を戻しますが、外壁塗装の種類に関して、書きますと、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料というような、塗料の種類があります。
この順番は一応、耐候年数の低い物からになります。
ただ、今では、アクリル塗料は、外壁塗装にはあまり使われていない感じがします。
でも軒天井などの透湿性が必要な部位の塗装に使われる塗料はアクリル樹脂というパターンが多いです。
そもそも、軒天井は、直接的に降雨を受ける訳でも、紫外線に当たるという事も無いので、耐候性よりも透湿性が重要という事になると思います。
ですので、今では、外壁塗装のスタンダード塗料はシリコン樹脂だと思います。
これには、やはりシリコン樹脂が良い塗料というだけでなく、多くの方が使う為の塗料の価格がお求めやすいという事もあるとは思います。
また、窯業系サイディングの場合は、目地部分のシーリングの劣化が気になると思いますが、シーリング部分で最もよく使われている材料は耐候性が10年弱という事を考えると、トータル的にもシリコン樹脂が最もベストな組み合わせではないでしょうか?
まぁ、1ランク上げて、フッ素樹脂などを使う場合は、シーリング部分も高耐久のオートンイクシードなどを使うのがベストだとは思います。
ネットで外壁塗装の種類というように検索すると、最初に書いた、種類と耐候性の話題がメインになっています。
しかし、今では、遮熱性をアップさせて遮熱塗料という物もあり、ウレタン、シリコン、フッ素など、それぞれに遮熱塗料がありますので、種類的にはもっと多いとは思います。
後、塗料メーカーの話題ですが・・・
塗料メーカーの技術はそれぞれのメーカーで特化して技術力が高い物もあります。。
しかし、私が思うには、すでに技術面ではそこまでの大差はないように思います。
塗装会社によっては、メーカーの違いで、あまり良くない材料というような話が出る場合もありますが、塗料メーカーだけでなく、塗料の種類も一緒に考えるのが正解だと思います。
また、同じ塗料メーカーでも種類だけでなく、それぞれのランクもありますので、その辺りは実際に外壁塗装作業をされる場合は、しっかりと説明を聞くようにするのがベストだと思います。
当社は神戸市で外壁塗装をメインに行っていますが、全く違う地域の方でも外壁塗装に使う塗料のご相談なども承っています。
勿論、神戸近隣の場合は現在の外壁の調査、見積もりご依頼、ご相談も無料で行っておりますので、外壁塗装が気になるという方は、ぜひとも、ご連絡お願いいたします。
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