外壁塗装の耐用年数の話題です。。
外壁塗装をお考えになられている方、また外壁塗装をそろそろとお考えの方。。 実際に、どの位のサイクルで外壁塗装を行うか?という事が気になっている方も非常に多いようです。
実際に、グーグルの検索やヤフーの検索を確認しましても、この外壁塗装の耐用年数に関してチェックされている方が多いのが分かります。
こちらでも、塗装屋目線で、外壁塗装の耐用年数に関して書かせてもらいます。
実は、検索で良く確認されているサイト、ブログを確認してみると、実際に塗装(外壁塗装)に関わっていない方が、適当な知識で書いている記事も多いです。
まぁ、ネットの検索エンジンの場合、上位に表示される為に、言葉(キーワード)を選んで書いていたり、自信のサイトやブログを上位表示する事を目的として、実際に外壁塗装に関わっていない人に記事の作成を依頼しているパターンもあるので、注意が必要です。
当社の場合・・というか、私の場合、実際に外壁塗装をしている職人ですし、塗装経験は、約30年になる塗装職人の目線で各記事を書かせてもらっていますので、文章としては逆に読みづらいという事もあるかも知れませんが、本当の外壁塗装に関しての知識を書かせてもらおうと思っています。
また、間違いや、新しい情報があった場合は、書き直ししたり、追記したりする事もありますが、よろしくお願いします。。
話が少しそれましたが
外壁塗装の耐用年数に関してです。
基本的に、外壁塗装の耐用年数は、10年から15年と言われています。 これは、間違いない話だとお思います。
しかし、今では塗料の色々と種類が出てきていますし、また塗装の仕方によっても、変わってくると考えて良いと思います。
今では、あまり使われる事の無くなっているアクリル樹脂などでも、キッチリとメーカーの規定の希釈、回数を塗装する事や、下地の処理、下塗り材を行う事で、10年近くは耐用年数を得る事も可能だと思います。
ただ、材料の価格を極端に安くするというのは、考え方としてはマイナス面もあります。
それは、材料費は安くなるけど、実際に外壁塗装を行う場合、足場の代金、養生費(塗装しない箇所を養生する)、職人の手間代、刷毛やローラー等の道具類の価格など、安い材料を使ったとしても、あまり変わらない価格面もあるので、もったいないという考えもあります。
ですので、今では一般的に使われる材料として、シリコン樹脂の材料を使い、外壁塗装を行うという事になるという感じです。 当然、材料の価格は上がりますが、各社メーカーから販売されている無機塗料などの場合はシリコン樹脂よりも耐用年数は伸びると考えて良いと思います。
外壁塗装の耐用年数として考えておいた方が良いというポイントがあります。
それは、下地の問題です。 外壁塗装と言っても、当然の話ですが、そもそもの状態で耐用年数も変わってくるという事もあります。
モルタルの外壁の場合なら、外壁面にクラックと言われる小さいひび割れが出ている場合もあります。(外壁塗装のタイミングで)
そのようなクラックの大きさ、また適切な処理を行うという事で外壁塗装の耐用年数とは別に、次回の外壁塗装までのサイクルが変わるという事もあるからです。
クラックの大きさにもよりますが、クラックの廻りに弱くなっている部分をカットし、シーリング材を充填して、カチオン樹脂で補修sるというVカット、Uカットと言われる処理を行うと、次回の外壁塗装までにひび割れが大きくなるという事も少なくなります。
しかし、そのような処理を行わずに塗装を行ってしまうと、塗装してすぐには、あまり分かりませんが、時間が経つとその部分にまたクラックが出てくるという事になってしまいます。
これは、いくら耐久性の良い、高価な材料を使っても一緒という事になります。
ですので、材料の良い悪いも問題ですが、適切な処理を行うのか? 行わないのか?でも随分と違ってくるのです。
モルタルの外壁の場合は上記のような感じですが、今 最も戸建て住宅で多いサイディングの外壁の場合は、サイディング自体は、当然ながら表面の塗膜がしっかりしていれば耐用年数は長いです。 しかし、サイディングの外壁で、最も問題になってくるのが目地部分のシーリングです。
新築時は、塗装済みのサイディングを貼り、目地部分のシーリングを行うのが一般的ですので、目地のシーリング材は、直接的に紫外線、雨、風を受ける事になります。 今では、超高耐久という25年以上持つといわれるシーリング材も販売されてきていますが、一般的な戸建て住宅の新築時に、そのようなシーリング材が使われる事は非常に少ないです。
一般的なシーリング材は、6~8年で劣化すると考えて良いです。 ですので、外壁塗装時には、目地のシーリングの打替えも必ず必要になってくる作業になります。 当社の場合は、全く必要ないという作業は、お話して作業を行わない事もありますが、この目地シーリングに関しては、出来る限り打替えをお薦めしています。
他の塗装会社や建築会社、工務店などの保証書などにも、目地シーリングを打替えない場合は、保証対象外という事が明記されているパターンも多いです。
目地シーリングの劣化が早い為に、目地部分の横から雨水の侵入があり、サイデイングの反りや、内部から水分を吸って痛んでくるというパターンもあります。 ですので、サイディング外壁の場合は、目地部分のシーリングの具合を確認するという事も重要ですし。 その部分の適切な処理で外壁塗装の耐用年数も変わってくるという事です。
最後にまとめますが・・
外壁塗装の耐用年数は、基本的に10年程度という感じです。 耐用年数近くになってくると、サイディング外壁の場合は、目地のシーリングの劣化具合、モルタル外壁の場合は、サッシなどの窓廻りや大きな外壁面のクラック(ひび割れ)の確認が重要になります。
双方の外壁に言える事は、手で外壁面を触ってみて、手に白い粉が付着するというチョーキング現象が外壁塗り替えのサインになりますので、確認してみて下さい。
神戸市各区で外壁塗装、屋根塗装を少しでもお考えの方は、まずは当社のお問い合わせフォームからご連絡お願いいたします。
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