家の土台部分でコンクリートになっている部分は塗装しないのですか？
実は、外壁塗装のご依頼があり、現状の調査をしている時に、お客様からのご質問で、上記のような家の土台部分の塗装に関して聞かれる事もあります。
この家の土台になっていて、現在 コンクリートの状態の部分は、建築の用語で言いますと基礎という部分になります。
最近では、新築時から塗装を行っているタイプの家もあるのですが、基本的には基礎部分（土台）は塗装を行わないというのが普通だと思います。
そもそも、この基礎部分は、家の床下部分の湿気などを外に出すという部分で、コンクリートのままになっていたり、より風が通るように、一部分に穴があけられていてり、より湿気を出すという事を考えて床下換気などといって、換気扇を取り付けているパターンもあります。
その為、現在、全く塗装を行っていない場合は塗装しないというのがベストであると私は思っています。
しかし、築年数が経過してきて、基礎自体にもヘアクラックがある、ボロボロとコンクリート自体は弱くなってきている、また苔などの発生も多く、高圧洗浄で洗浄した状態でも、外壁塗装を行うと違和感が出るほど劣化が進んでいるという場合は、基礎部分の塗装を行うという事もあるとは思います。
でも、問題は、外壁塗装で使っているような塗料の塗装では、後から剥がれや捲れが多くなり、塗装して失敗だったｔいうパターンも出てきます。
実は、今では基礎用の専用塗料という物が塗料メーカーから販売されていますので、出来るだけ、そのような基礎にあった透湿性の優れた塗料を塗装するというのが正解になります。
基礎専用の塗料は、先ほども書いたように湿気が内側から出るという事を考えて湿気が抜ける透湿性の高い塗料になります。
また、経年劣化で脆くなっている、ひび割れなどを補修した後が目立つという事が無いように、多孔質ローラーで細かいパターンを付けて塗装するというタイプの塗料が多いです。
このように、家と土台部分の基礎だけでなく、塗装は、その部分にあった塗料の選択が非常に重要です。
外壁塗装工事に使う、余った塗料で塀を塗装しました、基礎を塗装しておきます・・などとサービス工事にように話をする外壁塗装業者もいまだに多いようですが、間違った塗料で塗装されてしまうと、実際は塗装しなかった方が綺麗な状態を保てるというようなパターンもあります。。
当社も、基礎や塀で間違った塗装をされてしまったお客様からご相談を受ける事もあるのですが、一度 間違った塗装をしてしまうと、余計に工事金額が掛かる、下地から捲ってやり直すなどの作業が必要になりますので、塗装箇所にあった塗料というのは意外に重要ですので、注意して欲しいと思います。
神戸市近隣で、外壁塗装だけでなく、塀や基礎部分が気になるという方のご相談も受けております。
当然、外壁塗装や屋根塗装と同時に行う方が金額的にはメリットも多いので、そのような場合は、お問い合わせ、見積もりご依頼をぜひお願いいたします。
現在、外壁塗装工事、屋根塗装工事を明石市の魚住でも行わせて頂いています。。
よく仕事をさせて頂くマンションも明石市にあるので、当社は意外に明石市の仕事もさせて頂いておりますので、気になる方はぜひともお問い合わせ、よろしくお願いいたします。
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