壁塗装の剥がれの補修についての話題です。
壁塗装の剥がれと言いましても、実は色々と考えられますので、補修方法についても、塗装屋としては、簡単に書く事は出来ないという感じです。。
壁というと、内壁(家の中)、外壁(家の外側の壁)という感じですし、外壁と言いましても住宅の壁という事も考えられますし、ガレージや塀など、外と言っても、内側が家の中ではないというパターンもあります。
ここでは、それらの考えられる剥がれに関して書いていきます。。
クリックできる目次
内壁の壁塗装 剥がれ
内壁と言いますと、最近の住宅の場合は、ほぼほぼクロスという仕様になっていますので、クロスの剥がれに関しては、塗装とは違いますので、チェックが必要です。(実際、お問い合わせで見てみるとクロスというパターンもありました)
クロスの場合は、90センチ幅に切れ目がありますので、等感覚に切れ目があれば、壁紙(クロス)になります。
内壁の塗装剥がれに関しては、原因としては、湿気による剥がれと、もし塗り替えをしている場合、下地との密着の不具合によっての剥がれが考えられます。
また、和室の壁塗装に関しては、細かい砂目になっている壁塗装もあると思います。 これらは聚楽壁と言って、そもそも左官工事の壁なんですが、場合によっては、塗装も可能です。
極端に砂目が無くなってきている、ボロボロ落ちているという場合は、下地の処理も必要ですが、砂目を付けなおす必要があるので、吹付作業になります。
最近では古い住宅で、そのように劣化した聚楽壁の場合は、板を貼って、クロス仕上げにするパターンもあります。
この辺りは、施主様の考えと予算によって考えなければいけませんし、個人で補修するのはなかなか難しいのでは?と思います。
あと、多いパターンとしましては、洗面所や風呂の内壁の剥がれです。
これは、やはり下地との密着の問題、湿気の問題で起こる剥がれになります。
塗装の剥がれの補修の場合、どのパターンでも、出来るだけ剥がれ部分の周囲や他の部分も浮きなどが無いように、剥がすという作業が最も最初に行う作業です。
この剥がす作業がキッチリと出来ていないと、塗装してもまた剥がれが起きる可能性が高いです。
そもそもの下地にキッチリと引っ付いていない場合、その上に塗装を行うと、新しく塗装した部分の力で、下地から余計に剥がれて浮いてきて、そのうち剥がれるというパターンになります。
補修としては、パテを付けるという感じになります。 段差をキッチリと補修してから塗装を行うという事です。
外壁の壁塗装 剥がれ
外壁の場合も内壁と同じ部分もありますが、やはり下地の密着の問題、雨などの侵入による剥がれという事が最も多いと思います。
外壁の場合も同じですが、外壁に使えるパテで補修を行う必要があります。
パテによっては内壁用という物もありますので確認する必要があります。
ただ、外壁の剥がれに関しては、その部分だけの剥がれという問題でない場合も多いです。
クラックと言われるひび割れがあり、その部分から雨水が浸入する事で剥がれてきているというパターンもあります。
そのような場合は、クラック部分の補修も確実に行わなければ、塗装をしても、また剥がれてしまうという事も多いです。
外壁の剥がれの場合、塗膜部分が薄ければ、さほど目立たないという事もありますが、吹付の外壁塗装部分が剥がれてきているという場合は、塗装するだけでは非常に目立つという事もあります。
そのような場合は、塗装業者の場合は、パターン合わせが必要になってきます。
場合によっては、下地の塗装と同じ方法で、リシンの吹付、アクリルタイルの吹付などが必要になる場合もあります。
ただ、段差を補修して、その部分のパターン合わせをしても、どうしても目立ってしまうという事も多いにあります。
そのような場合は、全体にパターンを付けなおすという作業が必要になってくる事もあります。
この辺りは、やはり施主様の考えと、ご予算が関わってくる事ですので、キッチリと打ち合わせを行う事が必要です。
塀、擁壁などの壁の剥がれ
塀などの剥がれ、膨れに関しては、今までの経験上、適切な材料を使わずに塗装してしまっている事が原因で剥がれている事が多いです。
塗装している壁の反対面も直接、雨掛かりになっているという場合は、できる限り 透湿性の高い塗料での塗装を行わなければ間違いなく剥がれます。
今までの経験でも、外壁塗装と一緒に塗装されている塀で、同じ材料を使う事で剥がれてしまうという事はよくあります。
実際に当社も、このようなお宅の補修などを何度も行ってきています。。(他社さんのした仕事です。。)
当社の場合は、塀などに関しては、一番 上部に当たり笠木部分は、防水性の高い材料での塗装をお薦めしています。
この部分を防水塗装する事で、より壁面の剥がれを防ぐ事が可能だからです。。
塀などの壁塗装で問題なのは、一度 間違った塗料での塗装を行うと、完全に撤去出来ない限り、上かた適切な塗料での塗装を行ったとしても、なかなか完全に剥がれを防ぐ事が難しいという問題もあります。
今回は、壁塗装の剥がれと補修方法に関して書かせてもらいました。
DIYでお考えの方でも問題ありませんので、気になる方は、お問い合わせからご連絡いただきましたら、出来る限りアドバイスさせて頂く事も可能です。
また、実際の壁塗装の剥がれが気になっている方も、状況を確認させて頂き、補修方法をお伝えできればと思っています。
神戸市近隣で外壁塗装、部屋の内壁塗装が気になるという方は、ぜひ当社にお問い合わせ、よろしくお願いいたします。
勿論、この記事のような補修作業でも対応しておりますので、何卒、よろしくお願いいたします。
今井塗装 お問い合わせフォーム
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。
こちらも、よろしくお願いいたします。