カラーベストの塗り替えについてです・・
カラーベストとは屋根材の種類です、コロニアルなど言われる事もありますが、今の住宅では、非常に多く使われている材料になります。
カラーベスト以外には、昔ながらの瓦だけでなく、セメントで作られたセメント瓦などもあります。
実は、他にも種類が色々とあって、実際には塗装してはいけないという種類もあるので、屋根の塗装に関しては、キッチリとノウハウがあり、屋根材の種類を確認できる業者に依頼しなけければ、せっかく塗替えしても、余計にダメになるとか、後での不具合が増えるという事もあるので要注意です。
まぁ、今回の話題のカラーベストに関しては、塗装可能ですので、問題はありません。。
そもそものカラーベスト塗り替えの目的は、やはり美観、少しでもカラーベストの耐久性を上げるという事になります。
訪問販売の怪しい業者などが雨漏りの原因とか、雨漏りになるので、カラーベストの塗り替えを！なんていう営業をされているようですが、屋根材の塗装で雨漏りを直すというのは、？という部分も多いです。
実際は、雨漏りの原因を確認する為に屋根の上に登って、その部分を補修、修理した後にカラーベストを塗り替えるという事になると思います。
そもそもですが、カラーベストの下には、ルーフィング材という防水性の高いシートが貼られています。 実は、住宅の雨漏りを防いでいるのが、このルーフィングになります。
ただ、メーカーの話でも、このルーフィング材の耐久性は２５年ほどと言われているので、２５年以上 経過した状態の場合は、雨漏りが起きる可能性が非常に高くなるので、カラーベストの塗り替えだけでは不十分という事になります。
そのような場合は、現在のカラーベストを撤去し、新に葺き替え工事を行うのか、カラーベストの上からカバーで金属屋根や、もう一度、カラーベストを重ねて葺くという事になります。
ですので、カラーベストの塗り替えは、築２５年までなので、住宅塗装のサイクルと同じで考えると、新築時から2回目までという事になるとは思います。 ただ、これも、その都度 キッチリと塗装されて耐候性が上がっている場合は伸びる事も十分にあるので、確認が必要という事になります。
今まで私が工事してきた物件でも外壁面が汚れてきている状態や、劣化が始まっている場合は、カラーベストも勿論、ひび割れなども出ていたり、苔が非常に付着している事になります。
苔に関しては、やはりカラーベストの表面の劣化によって苔も生えやすくなりますので、苔が非常に生えているという場合は、注意が必要です。
カラーベストの塗り替えで雨漏りは防げないという話を書かせて頂きましたが、実は、逆にカラーベストを塗り替えた為に雨漏りになるという事はあります。
カラーベストは、下から順番に重ねられているのですが、隙間が必ずあります。 実は、この隙間で雨が入った場合、流れでるような仕組みになっています。 しかし、カラーベストの塗り替えでカラーベストの隙間を埋めてしまうと、雨水が溜まり、カラーベストを取り付けている釘の隙間からルーフィングないに雨水が侵入していまう事になります。
そのような事が起こらないように、カラーベスト塗り替えの場合、隙間が塗装で埋まらないように、塗装後に隙間を切る作業を行ったり、タスペーサーと言われる部材を差し入れる事が必要になります。（今井塗装は神戸近隣でタスペーサーの施工業者になっています。 セイムというタスペーサーのｓ製造会社のＨＰで確認して頂けます タスペーサーHP）
ただ、カラーベスト、コロニアルの全ての屋根のタスペーサーが必要なのか？という事でもありません。
先程も書いたように、カラーベストの重なり目の隙間が雨水を逃す隙間であれば、タスペーサーの挿入は必要ありません。
絶対必要という営業トークで不必要な工事をされる場合もあるようです。 実際に隙間が広いとタスペーサーを入れてもすぐにずれるなど、逆に問題になりかねないと思います。
タスペーサーの件も、塗り替え出来ない屋根材の件も、やはりしっかりと確認できる業者に塗り替えをお願いする事で解決できると思います。
神戸近隣でカラーベスト、コロニアルなどの屋根の塗り替えをお考えなら、まずは下記の今井塗装 お問い合わせフォームからご連絡お願いいたします。
ご質問など、現地調査だけでなく、塗装に関しての悩みでも構いません。 よろしくお願いいたします。
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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