金属サイディングの塗装工事で現地調査をさせて頂きました。。
金属サイディングの場合は、高耐久の物も多く、訪問販売の業者などで金属サイディングのカバー工法を行った住宅の場合は、営業マンから、金属サイディングは一生、塗装もする事なく、メンテナンスはいりません・・・などと言われているパターンも多いようです。
塗装屋だから言うという事ではありませんが、全くメンテナンスを行わずに使い続けれる物はないと思います。
この金属サイディングの場合も、耐候年数は非常に長かったりするとは思いますが、やはり錆が浮いてくるとか、表面の塗膜が劣化して触ると白い粉が手に付くチョーキング現象などが起きてくると、塗装をお考えになられるのが正解だと思います。
金属サイディングの塗装の場合、下塗りに関しては、防錆び効果がある、錆止めの塗装を行うのが一般的です。 と言いますか、そうしないとダメだと思います。
また、最近の金属サイディングの場合は、耐久性を上げる為に、表面の塗膜も硬い物が多く、それらに密着する下塗り材が絶対に必要になってきます。
基本的にはエポキシ樹脂系の錆止め塗装がメインになってきます。
塗料で有名な日本ペイントの場合は、金属サイディング用には、パーフェクトプライマーを塗装する事になっています。
こちらも成分的にはエポキシ樹脂系の錆止めなのですが、外壁サイディングに使う事をメインに考えられているので、白色の物が標準になります。
エスケー化研の場合は、マイルドサビガードをいう塗料を使って下塗りを行う仕様が標準になっています。
これも、同じく、弱溶剤系(塗料シンナーで希釈)の1液エポキシ樹脂錆止め塗料になります。
今では、エポキシ樹脂系の錆止めは一般的になって、使いやすさでも1液性の物が多くなってきています。
アステックペイントで金属サイディングの塗装をお考えの場合は、1液エクセルエポプライマーJYか、より密着を考えるのであれば、2液性のエポパワーメタルを使うのが良いと思います。
上塗りに関しては、塗装業者の考え方も色々とあるとは思いますが、当社の場合は、2液性のシリコン樹脂を使う仕様がメインです。
数年前まではウレタン樹脂を使っていましたが、今ではシリコン樹脂を使う業者も増えてきてる事もあって、シリコン樹脂の価格も少しは下がってきている感じだと思います。(今は塗料の値上がりが凄いですが・・・)
金属サイディングの塗装は、これまで書いたような塗料の仕様が一般的だと思います。
たまに、金属サイディングでも水性塗料で塗装出来るという事が書かれていたりしますが、水性塗料でも塗装は可能なのですが、塗膜が厚くなり、破れたり、弱くなった塗膜部分に雨水が入って、塗装前よりも錆が多くでてくるという事も考えられますので、当社の場合は、鉄部に関しては、溶剤型の塗料を使うようにしています。
この辺りも塗装業者によって考え方が違うとは思いますが、やはり耐久性と、施主様の大事な家を塗装するわけですので、塗装前よりも良い状態を保つように考えれる業者を選んで塗装工事を行ってもらうんがベストだと思います。
ただ、儲けるだけ・・という悪質業者がいまだに存在する為に塗装業界は悪いイメージがいつまでもありますので、困ったものです。。
神戸市近隣で金属サイディングの住宅の塗装をお考えの方は、ぜひとも今井塗装にご連絡お願いいたします。
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