金属サイディングは、断熱効果や耐食性など、優れた性能を持ち、丈夫で長持ちする外壁材です。
そのため、メンテナンスの手間や費用が抑えられ経済的といわれています。
一方、傷やサビができてしまったまま放置してしまうと、外壁だけではなく建物にもダメージを与える可能性があるため、
金属サイディングでも定期的なメンテナンスが必要となります。
そこで、金属サイディングのメンテナンスのタイミングや方法などについて、ご紹介します。
クリックできる目次
金属サイディングのメンテナンスのタイミング
ほかの外壁材に比べて、金属サイディングのメンテナンスの頻度は少なくて済みますが、新築の場合、築10年前後がメンテナンスのタイミングでしょう。
ただし、あくまでも目安なので、住宅の立地環境などによっては、もっと早い時期にメンテナンスが必要になるケースもあります。
一度塗り替えを行った後は、塗り替え時に使用した塗料の耐久年数を参考に、次回のメンテナンス時期を決めるといいでしょう。
メンテナンスが必要な劣化症状
メンテナンス時期ではなくても、次のような劣化症状がみられる場合は、早めのメンテナンスが必要になります。
色あせ・チョーキング
外壁の色あせは、太陽光や紫外線を浴び続ける、外気中の鉄粉やほこり、車両からの排気ガスが付着する、経年劣化で塗膜が剥がれてしまう、などが原因で塗料の色や質感が変化したり光沢感を損なってしまった状態です。
チョーキングは、外壁を手で触ると手に粉が付くもので、塗膜が劣化している状態です。
剥がれ
塗装が剥がれるのは、外壁と塗料の密着性が落ちている状態です。
放置するとどんどん剥がれてきますし、美観も損なわれてしまいます。
サビ（赤・白）
金属サイディングは、表面に赤サビや白サビが発生することが多いです。
特に傷がついてしまうと、そこからサビが発生しやすくなります。
サビを放置すると、美観を損なうほか、サビが広がり耐久性も落ち、最悪の場合、破損してしまいます。
破損すると費用もかさんでしまうため、早めのメンテナンスが大切です。
金属サイディングのメンテナンス方法
定期的なメンテナンスでは再塗装などを行いますが、日ごろからセルフチェックを行うことで外壁を長持ちさせることができます。
ここでは、自分でできる簡単なメンテナンス方法などをご紹介します。
外壁を定期的に水洗いする
年に1回は手の届く範囲で水洗いして、外壁の汚れを落とすことをおすすめします。
沿岸部に住宅がある場合は、塩害の被害に遭いやすいため、1～3ヵ月に1回は水洗いして、外壁についた塩分を落とすことをおすすめします。
水洗いする際は、ホースを使って優しく洗い流す程度で大丈夫です。
高圧洗浄機を使うと、外壁を傷つけてしまう可能性があるため使用は避けましょう。
小さい傷の補修
外壁に小さい傷を見つけた場合、自分で補修してみましょう。
小さい傷も放置しておくとサビが発生しやすくなってしまいます。
傷がついて塗料が剥げた部分を塗料で補修します。
自分でやれば塗料代だけで済みますが、業者に依頼すると2,000～10,000円/箇所ほどかかります。
金属サイディングの塗装で気を付けたい3つのこと
金属サイディングを塗装する際に気を付けたいことを3つご紹介します。
実際に塗装作業を行うのは業者ですが、知識を得ておくことで悪徳業者を回避できるかもしれません。
塗装前の準備が大切
金属サイディングを塗装する前にしっかり洗浄して、汚れやカビ、サビを落としておく必要があります。
洗浄後は外壁が完全に乾いてから塗装作業を行います。
完全に乾いていないまま塗装を行うと、塗料が垂れやすくなったり、乾きにくくなったり、剥がれやすくなることがあるからです。
下地処理をしっかり行う
金属サイディングは下地処理をしっかり行うことが重要です。
ケレン作業でサビを落として表面を整えたり、剥がれている塗料を取り除くなどの処理をしっかり行わないと、塗料の密着性が下がり、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
塗装はサビ止め効果のある塗料がおすすめ
塗装の際は素材に合わせた塗料を選ぶことが大切です。
金属サイディングはサビ止め効果のある塗料で塗装するのがおすすめです。
金属はしっかりメンテナンスしていても、年数が経つとどうしてもサビが発生しやすくなってしまいます。
外壁にサビが発生すると、美観を損ない、耐久性も落ちてしまいます。
少しでもサビの発生を防ぐために、サビ止め効果のある塗料で外壁塗装をするのがおすすめです。
金属サイディングの外壁塗装の費用相場
金属サイディングの外壁塗装の費用相場は、塗装する面積の広さ、使用する塗料の種類、塗装方法、外壁の劣化状態などによって異なりますが、一般的な費用相場は70～160万程度です。
2階建て30坪の場合、90～140万円が中心価格といえます。
業者の諸経費などによっても価格が変動するため、依頼する前にきちんと点検をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
金属サイディングを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスを行いましょう。
金属サイディングも窯業系サイディングも、やはり定期的なメンテナンスを行う事で、耐久性は上がります。。
補修箇所や、表面の劣化があまり進まないうちにメンテナンスをする事で、工事費用も少なくすみますし、メリットは大きいと思います。
神戸市近隣で金属サイディングの外壁塗装や、一般のモルタル外壁、窯業系サイディングの外壁でも気になる鉄部がある方は、ぜひともお問い合わせお願いいたします。
現状の確認と、適切な塗装仕様をご提案させて頂ければと思っています。。。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。
