レンガ調の外壁塗り替えに関して、今現在、良く外壁塗り替えされている仕様、施工方法について解説してみます。。

レンガ調の外壁と言いますと、その多くが窯業系サイディングの意匠性の高いタイプの物になります。　窯業系サイディングの販売され始めたころの商品は、新築時に外壁に取り付けられてから、それまでのモルタル外壁と同じように、吹き付け作業でもパターンを付けて塗装という場合が多かったです。。（すでに、３０年近く前？）

ただ、それから、新築時での工期短縮や、窯業系サイディングの製造技術が上がった事で、色々な模様がつかられている高意匠のサイディング材が数多く販売されて使われてきました。

その中で、もっとも最初という感じなのが、レンガ調、タイル調の外壁サイディングになると思います。

レンガ調の外壁サイディングの外壁塗り替えに関しましては、下記のような塗装仕様が考えられます。

上記のように、レンガ調の外壁塗り替えには色々な工法が考えられますが、実はそれぞれにメリット、デメリットがあります。

クリア塗料による塗装

クリア塗料も今では、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機と耐候性の違いで色々な塗料が販売あれています。
今のメインはシリコンではないか？と思います。　

グレードを上げてフッ素にするパターンもありますが、付帯部と言われる、樋、破風、雨戸など鉄部の部分があれば、それらの劣化と同じようなタイミングで考えるとシリコン樹脂がお得感があるように思います。

また、窯業系サイディングの場合は、目地部分のシーリングの劣化の事もありますので、これは塗装業者の考え方もあるとは思いますので、キッチリと施工業者の考え方を聞くと良いと思います。

デメリットと言いますか問題は、すでに外壁のサイディングに劣化が多いとか色あせが非常にある場合は、そのまま見えてしまう為にクリア塗装は向かないという場合もあります。

おおむね、クリア塗装を行う場合は、最高でも１０年までに塗装を行うのがベストです。
ただ、クリア塗装の場合は新築時のままの雰囲気の外壁塗り替えになるので、お勧めという事もあります。

ダブルトーン、トリプルトーン

この方法の場合は、塗装の工程が多くなりますので、工事価格がアップする事が普通です。
通常、外壁塗り替えは3回塗りと言われていますが、ダブルトーン、トリプルトーンの場合は、５回以上という事になります。
その為、通常の塗装仕様よりも膜厚が厚くなるので、耐候性がアップするという事が考えられます。

あと、レンガ調の外壁の中でも凸凹が大きい物は凹凸でローラー施工でも模様の見え方が違う為に、新築時と雰囲気を変える事も可能です。
ただ、職人、塗装会社の技術的な事で仕上がりが随分と違うという事もあるので、経験の多い塗装業者に依頼する事がお勧めだと思います。　
一級塗装技能士や、二級塗装技能士という事もありますが、経験実績が物をいう場合もあるので、注意して欲しいポイントだと思います

多彩塗料による塗装

この多彩塗料は、昔からあるのですが、今また、外壁に塗装する塗料が多く販売されている感じです。
細かい模様が塗料自体に入っているので、高級感はあるように見えます。

また、今では、最終工程にクリアのトップ材を塗装するという事もあるので、耐候性も期待できる塗装工法です。
但し、レンガ調のそもそもの目地は塗りつぶされてしまいますので、全体に多彩模様という事になります。

一般の塗装仕様

1色での塗装という事になるので、レンガ調ではなくなります。
ただ、スポット的に色を変えるという事や、ツートン、ベランダの外壁面などにポイントとして色を変えるという方法も可能ですので、意外に今までガラリと変わる外壁塗装も可能だと思います。

この辺りは、シミュレーション画像を作成し、キッチリと塗装業者と打ち合わせを行う事がお勧めです。

上記のように、レンガ調の外壁塗り替えは色々な塗装仕様が考えられますので、神戸市近隣のレンガ調の外壁の方はぜひとも、当社にお問い合わせお願いいたします。

色々なご提案をさせていただけると思います。
また、クリア塗装の場合は、最初にも書かせてもらいましたが、築年数が多くなるとクリア塗装では無理というパターンも出てきますので、とりあえず、現調の調査のご依頼も受け付けています。
必要に応じて、塗料メーカーの方にチェックしてもらう事も当社は行っておりますので、ぜひとも、ご連絡お願いいたします。

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