外壁サイディングの住宅で、雨漏り。。
今では、外壁の仕様で、ダントツ多いのが、この外壁サイディングではないでしょうか?
近頃の新築の多くは外壁サイディングの場合が多いと思います。
外壁サイディングの場合、左官工事の入る、今までのセメント系の外壁よりも、確実に工期の短縮になりますので、このサイディングの外壁の住宅が増えてきているんだとは思います。
そもそも、外壁サイディングは、窯業系、鋼製の物がありますが、今 メインになっているのが、窯業系の外壁サイディングになります。
サイディングそのものは、施工しやすいだけでなく、非常に優れている素材で、雨水の侵入も考えにくいですし、丈夫で長持ちするのがメリットだと思います。
そんな、外壁サイディングで雨漏り!
これは、気になると思います。。
当然、当初の施工ミスなどでの雨漏りもあるかも知れませんが、実際 外壁サイディングの雨漏りの原因の多くは、つなぎ目部分のコーキングの劣化ではないのかな?と思います。
サイディング自体は、今では工場で塗装されてきているのもがメインだと思いますが、工場での塗装の技術、材料の進化もあって、非常に長持ちします。 当然、雨、風などの要因もあるかもしれませんが、外壁サイディングそのものは10年以上、良い状態を保つ事が出来る素材だと思います。
しかし、問題は、サイディングの継ぎ目にあたる、コーキングです。
今では10年、20年と劣化しないというようなコーキング材も出てきていますが、実際のところ、外壁サイディング自体より極端に劣化のスピードが早いです。
塗装屋目線で言わせて頂きますと、5年ほど経てば劣化が始まり、7~8年もすれば、場所によって、隙間が異常に大きくなったり、コーキングそのものがボロボロと落ちてしまうという事もあります。
外壁材として使われる場合、当然ながら、下地の木材、断熱材などもあるので、そこから入った雨水が直接、室内に入るのは考えにくいのですが、サイディングの目地部分から入った雨水が、下地材の隙間を伝って、部屋の内側の弱い部分に染み出してくる事は十分に考えられます。
サイディング同士のつなぎ目の部分のコーキングの話をしましたが、実は、窓廻りなど、サッシと外壁サイディングの繋ぎ目も勿論、コーキングで処理されています。
この部分から雨漏りが起きる事も当然ありますので、外壁サイディングの場合、塗装の目安として言われるチョーキングもですが、継ぎ目のコーキングの劣化具合をしっかりと確認する事も重要です。
それと、最後になりますが、雨漏りが無いからと言って、コーキングの劣化を放置し続けると、サイディングの断面部分から雨水がしみ込み、サイディングの反りや割れ、欠けが起きる事もよくあります。
そうなると、再度 サイディングを打ち付ける工事も必要になりますし、なによりも、サイディングの中側からサイディングが劣化してしまうので、注意が必要です。
丈夫そうに見える外壁サイディングですが、表面の塗装面は丈夫ですが、裏側、断面部分は水分を透過する事もありますので、弱い部分になります。。
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