外壁サイディングの塗装時の反りに関しての話題です。。
外壁サイディングと言われる物の多くは窯業系サイディング材の外壁の事になります。
当ブログでも何度か書かせて貰っていますが、この窯業系サイディング材の外壁の住宅は、今では主流と言っていいかも知れません。
実際、当社の戸建て住宅のご依頼の多くが、この窯業系サイディングの外壁の塗装工事だと思います。(今 現在は。。)
グーグルの検索を確認してみますと、外壁 塗装のサイディングの反りに関して、多くの方々がチェックされている事が分かります。
確かに、サイディングの反りが気になるというお客様のお問い合わせもあります。
原因に関して簡単にご説明すると、窯業系サイディングの場合、目地部分が最大のポイントでは?と思います。
目地部分のシーリングの劣化によって、窯業系サイディングの外面の雨水だけでなく、内部からの湿気が原因になり、反りが出てくると考えられます。
実際は、新築時に使われている窯業系サイディング材の厚みや、キッチリした施工という部分も問題になってくると思います。
窯業系サイディングに関しては、厚みが色々とあり、今では14ミリ厚以下の窯業系サイディング材が外壁に使われる事は無いのですが、昔は普通に12ミリ厚のサイディング材が使われていたという事もあります。
この厚みの差でより一層、サイディング材の反りが出ているという事があります。
まぁ、それと、個人的に思うのは、施工の問題もあると思います。
今では、サイディング材の取付には専用の金具を使って、はめ込むようにするという工法が一般的になっているのですが、昔ながらの木造住宅の外壁リフォームなどの場合は、釘で固定するという事も非常に多いです。 これまで、外壁塗装を行ってきた感じでも、この釘での固定のパターンが非常に多いです。
この釘でのサイディング固定の場合、キッチリと規定数量の釘が使われるいるのか?と思うほど数の少ないパターンもあります。
それに、そもそもの建て方にもあるのかもしれませんが、外壁塗装をする前のチェック段階でも、釘の浮き、抜けている・・という場合もあります。 それらがサイディングの反りに原因になってきているのは間違いないと思います。
そこで、サイディングの反りを起こさないようにするには、やはり一番 注意して欲しいポイントは、目地部分のシーリングの劣化です。
目地のシーリングの劣化が酷い場合は、あきらかにそこから雨水の侵入があり、サイディング材と、躯体との間に湿気が多い場合もあると思います。
本当は、サイディングの反りなどが起こらないように、早めにシーリングのチェックを行い、打替えをするのが一番になるのですが、どうしても、気が付かないうちに、劣化が進んできている場合があると思います。
もし、外壁サイディングに反りが出ている場合は、極端に酷い場合は、部分的にサイディングの貼り替えを行わないといけないパターンもありますが、そこまで酷くない場合は、外壁塗装時に、取付釘のチェックを行い、適切な場所にビスで固定し直すという事になります。 実際に、目地のシーリングの劣化が酷い住宅の場合は、このビスでの固定を行う事が多いです。
それと、先ほども書きましたように、目地のシーリングに関しては、打ち直しを非常にお勧めします。
実際に今まで、外壁塗装を行ってきた感じでも、目地部分がさほど劣化していないので、増し打ちなど、現状のシーリング材を撤去せず、弱いところを補修する方法で外壁塗装を行った事もあります。(価格を抑える為。。)
しかし、そのような住宅の場合は、やはり次の外壁塗装のタイミングが早まる可能性が高く、それまでに補修を行わなければいけなくなる事も多いです。
外壁 サイディングの反りに関して、実際に住まわれている方が出来る事は、外壁を触って白い粉が手に付着するというチョーキング現象のチェックとともに、目地部分のシーリングに関しての確認も重要なポイントだと思います。
外壁サイディングの反りが気になる、目地のシーリングがご自身では判断できないという方は、ぜひ、下記の今井塗装お問い合わせフォームからご連絡いただければ、対応させて頂けると思います。
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。 ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。