サイディングの浮きの放置問題です。。
実は、外壁の調査で伺ったお宅で、サイディングの壁材が浮いているという話をお聞きしました。 サイディングが浮いている状態と言いましても、細かくチェックする必要はあるのですが、やはり、サイディングの浮きを放置するのは、問題ありだと思います。
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サイディングの浮きとは?
サイディングの浮きに関してですが、これは、原因としては、サイディングを留めている釘が劣化したり、そもそも釘の打ち付け方に問題があって、浮くという事が考えられます。
サイディング材の両端部分は、目地があるのですが、特に目地部分の近くのサイディング材の浮きの放置は問題ありです。
サイディング材は、湿気によって、反ってくる事があります。 これは、サイディング材の厚さの関係もありますし、今はあまり見かける事は無くなりましたが、サイディングの直貼りと言って、外壁を作る時に、構造合板の上に透湿防水シートを貼り、その上に直に窯業系サイディング材を貼り付けいく工法になりますが、この方法の場合は特に内部からの湿気があり、窯業系サイディング材が反ってくるという事が考えられます。
2000年前後までに建てられた住宅によくある工法なのですが、このサイディングが反るとか、サイディング面の塗装に膨れが出るという門ぢあがよく起こって、今では、構造合板を貼り、透湿防水シートを貼りつけた後に、胴縁と言われる木材(細い木材)を貼りつけてから窯業系サイディング材を貼っていく工法に変わっています。
この場合は、直貼りのサイディング外壁よりも反りは少ないと考えられます。
反って浮いているサイディングの処理
浮いてしまったサイディングの問題ですが。。
あまりに浮き、反りが酷い状態の場合は、サイディングの貼り換えなどが必要な場合もあります。 浮いている状態を放置し続けると、補修、修理では納められないという事になる為に、工事費用も掛かってきます。
その為、浮きが気になっているサイディング外壁の場合は、補修、修理を行った上での外壁塗装が重要だと思います。
処理としましては、浮いている部分近くをビスで留めるという作業が必要になります。
通常は、釘で留められているのですが、浮いているサイディング材をキッチリと留める為には、ビスでの固定が必要になってきます。
また、最初のサイディングの浮きという部分でも書きましたが、目地周囲に浮きがあるという場合は、目地のコーキング劣化によって、内部からの湿気もあり、サイディング材が反ってしまって浮いている可能性も高いです。
その為、必ず、サイディング材をビスで固定した後に、目地部分のコーキング処理が必要になります。
窯業系サイディングの外壁の場合、長期的な事を考えると、やはり、目地部分のコーキングの打替えは必要になると思います。
新築時に、現場での塗装を行っているタイプの住宅の場合は、そもそもコーキングの劣化が酷くない場合も少なくありません。 そのような場合は、状況によってコーキングの打替え作業を行うというパターンになると思います。
現場で塗装されている窯業系サイディング材の外壁の場合、コーキングの打替えを行う事で目地部分が非常に目立つ可能性もありますので、状況に合わせて、キッチリと打ち合わせを行った後での作業という事になると思います。
窯業系サイディング外壁の場合、サイディングの反りという部分も、外壁塗装を行った方が良いというサインだと思います。
手で触った時に手に白い粉が付着するチョーキングの場合は、表面の塗装の劣化というサインなのですが、サイディング外壁のメンテナンスのサインとして、サイディングの浮きや、目地部分のコーキングの劣化は確認しておくと良いと思います。
神戸市長田区の塗装業者 今井塗装ですが、神戸市各区の外壁塗装、屋根塗装を行わせて頂いています。
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