サイディング外壁の住宅が今では非常に多くなってきています。。
実際、当社に外壁塗装のお問い合わせを頂く住宅の外壁でもサイディング外壁が多いように思います。
基本的に、サイディングの外壁材で作られた住宅は、工期的には、断然 今までのモルタル外壁のタイプよりも短くなる為に、今は、このサイディング外壁の住宅が主流になってきていると思います。
新築で住宅が建てられる時も、サイディング外壁の住宅の場合は、悲しいかな塗装業者が仕事を行う部分は非常に少ないという感じです。
サイディング外壁の住宅の場合、建て方にもよるのですが、軒天井と言われる部分の塗装をする場合があるといった感じで、、軒天井に関しても、今では塗装済みの商品もある為に、サイディング外壁の住宅の場合は塗装屋の仕事はほぼ無いと言っても良いかも知れません。。。
しかし、年数が経って、10年、15年と経ってきますと、どうしても外壁の塗装に不具合が起きてきますので、塗り替え、外壁塗装が必要になってきます。
今回は、そんなサイディングの外壁材と使った住宅の塗装時期をチェックする簡単なポイントを4つ書かせてもらいます。
コーキング部分(シーリング)は、サイディング外壁の命
サイディング外壁材と言いましても、窯業系サイデイング材、金属サイディング材というように種類があります。
しかし、このサイディング材で最も重要だと思われるのは、つなぎ目部分のコーキング、シーリングと言われる部分です。
サイディング外壁は、建て方、サイディングの種類のもよりますが、サイディング材とつなぎ合わせて外壁を作っているというイメージになります。
今では、1枚の大きなサイディング材もありますし、板状になっている物をつないでくような建て方もあります。
勿論、サイディング材自体で外壁を作っている訳ではなく、その下には、外からの雨水の侵入を防ぎ、内部からの湿気を逃がすようなシートが貼られています。
また、その下には、そもそもの構造合板が貼られているパターンになります。(直接 サイディングという建て方もありますが。。)
最初にも書かせてもらったようにサイディング材は工期が短縮できるという事で非常に多く使われていますが、それだけでなく、やはり工場での生産という事で、しっかりとした基準をクリアしている物という感じです。
それに、今では外面部分の塗装も種類も豊富ですし、模様も増えていますし、塗装も高耐久なフッ素樹脂などが工場のラインで塗装されている為に、均一で、しっかりと基準をクリアしている物という感じです。
しかし、サイディングの繋ぎ目のシーリングに関しては、サイディングで外壁を作った後に、現場で施工せざる負えない部分という事になります。。 その為、やはり施工にムラがあったり、基準よりも薄い状態のシーリングの厚さという事もあります。
それに、キッチリと硬化していない硬化不良という状態が起きたりします。
また、塗装屋目線で考えると、シーリング材は、今では高耐久で10年以上、15年も耐久性があるといわれる材料も販売されていますが、先ほど書いたように現場での施工になる為、隙間部分が細かったり、薄かったりする事で、基準よりも早く劣化するという事もや無負えない感じがします。
その為、この目地部分のシーリング、コーキングの劣化が外壁塗装の目安、ポイントと考えても良いと思います。
サイディング材は、高耐久の物になってきていますし、そもそも傷などがつかない限り、耐久性はクリアしています。 しかし、目地のシーリング部分の劣化によって、サイディングの裏側、小口部分に雨(雨水)が浸入する事でサイディング外壁自体の劣化にもつながります。
窯業系サイディング材の場合、外側になる部分は高耐久の塗装がなされていますが、内側、小口部分は、塗装されていません。 その為、シーリングの劣化で雨水が入ると、内側から劣化するという事になります。
確認する時のポイントとしては、サイディングの繋ぎ目の目地部分のシーリング、またサッシなど窓廻りのシーリングも確認してみて、ひび割れが見える、非常に痩せて隙間が出ているという場合は、外壁塗装のサインと考えて良いと思います。
開口部のひび割れにも注意
サイディング外壁の注意ポイントして、考えられるのは、細かいひび割れです。
これも建て方などによって、サイディング材にひび割れが出ている事もあります。
新築時には、さほど分からない状態であっても、経年劣化でひび割れが目立つようになってくるという事もあります。
一般的に、サイディング外壁材のそもそもの長さを貼られている部分に関しては、当然ながらひび割れなどは起きにくいと考えて良いです。
開口部分の周囲や、負荷がかかりそうな部分にひび割れが起きるという事も多いです。
今までの経験では、建て方なのか、長手に負荷がかかってひび割れなどが起きているというパターンもあります。
コーキングの部分でも書かせて頂きましたが、サイディング材は表面は非常に高耐久の塗装がなされています。
しかし、ひび割れなどによって、雨水の侵入があると、やはり劣化が早くなります。
開口部、サッシ廻りなどを1年に数回 回って確認するというのも必要かも知れません。
サイディング材に釘が確認される場合は、釘もチェック!
サイディング外壁は、止め方に種類があります。
内部で引っ掛ける部材で、しっかりと止められているサイディング外壁もあります。 この場合は、この釘が見えるという事はありません。(このパターンは、年数が経っても外壁サイディングは綺麗というパターンが多いです)
しかし、サイディングの外壁が一般化された少し前には、外部から釘でサイディング材を直接止めているという建て方が主流でした。
この釘で留められているサイディング外壁の場合、やはり経年劣化が原因で、釘が浮いてきているというパターンもあります。
また、鉄製の釘が使われている場合は、釘頭がいくら塗装されていても、錆てきているという事も少なくないです。
また、新築時にサイディング材を留めた後に、釘の頭部分を塗装しているというパターンの外壁もあります。
このような場合、サイディング材のそもそもの塗装は工場で高耐久の塗装をされているので劣化はあまりないのですが、釘頭だけが色が変という事もあると思います。
当社にも、この釘頭が気になるので外壁塗装を行いたいというお話もあります。
5年以上経過すると目立つようになる場合もありますので、やはりチェックする部分ではないのかな?と思います。
苔や、極端な汚れもサインです。
サイディング材の外壁だけではなく、モルタル外壁でもALC外壁でも、全ての外壁に言える事ですが、苔など、極端な汚れというのは塗装の劣化のサインと言っていいと思います。
当ブログを確認されている方は、すでに外壁塗装の知識があるとは思いますが、手で外壁を触れて白い粉が手に付くチョーキングという現象は塗装のサインと言われます。
それは正解ではあるのですが、年数が経ちすぎている場合は、チョーキングする付かないというパターンも無いとは言えません。
ですので、苔などを確認というのもサインの一つだと思います。
当然の話ですが、常に日陰になる部分や、苔が生えやすい環境というのはありますが、塗膜の劣化が進むほど苔などは生えやすく、こびりつきやすいという事になります。
苔が気になりだすというのも、外壁塗装のサインだとは思います。
サイディング外壁の外壁塗装サインのポイントに関して、色々と書かせて頂きました。
これは、ある意味、サイディング材の外壁以外にも言える部分はあります。。。 やはり最低でも数年に1回とかは家の周りをしっかり確認してみるというのが、家を長持ちさせるコツかも知れませんね。。
神戸市近隣でサイディング外壁の塗装だけでなく、外壁塗装、屋根塗装が気になっているという方は、ぜひ下記のお問い合わせフォームか、フリーコールでご連絡お願いいたします。
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