サイディング外壁塗装費用の内訳を少し解説します。
外壁材の中でも最近では断然多くなっているのが、このサイディング外壁です。 実際、当社の塗り替えのご依頼でも、サイディング外壁の数がだんだんと増えてきています。
私が、塗装職人になった頃は、モルタル外壁が普通で、クラック処理や、パターン補修などが多かったのですが、今では、サイディング外壁ですので、クラックというのは、あまり無いです。 まぁ、劣化が酷くなると、窯業系サイディング材の場合は、裏や小口から水分が入ってきて、冬の凍結などのでいもあり、クラックが入る事もあります。
少し話がそれますが、サイディング外壁費用の内訳ですが・・・
足場代金
目地、サッシ周囲のコーキング
外壁部分の塗装
外壁以外の付帯部の塗装(樋、破風、雨戸、シャッターBOX、樋など)
が
1.5 : 3 : 4 : 1.5
のような比率が多い感じです。
ようは、サイディング外壁費用の多くを占めるのが目地、サッシ廻りのシーリングと、外壁塗装そのものです・・
モルタル外壁の塗装の場合は、クラック処理などがあった場合でも、外壁塗装の比率から考えると随分と少ないです。
とても大きな家ではなく、劣化が激しいという事でなければ、3万円も掛からない場合が多いです。(当社の場合)
ですので、サイディング外壁の場合は、塗装屋と言いますか、モルタル外壁の塗装と比べると、目地、サッシ周囲のコーキング作業が非常に大きく占める感じです。
そこで、少し書かせて頂きたいのですが、サイディング外壁の塗り替え、外壁塗装の見積もりを依頼して、少しでも安い価格での外壁塗装の会社がある場合は、目地、サッシのコーキング作業がどうなっているのか?という部分を注目して欲しいと思います。
当社の場合は、塗装のタイミングにもよるのですが、劣化が激しい状態なら、必ず打ち直しといいまして、現状のコーキングを撤去して、打ち直すという作業を行います。
これは、新築の状態と考えて頂いていいです。
しかし、見積もりの価格が安い業者の場合は、打ち直しをせずに、凹んでいる部分をプラスする増し打ちという作業だったり、そもそもコーキングの処理を行わないというパターンもあります。
まぁ、外壁塗装の業者の中には、詐欺とまでは言いませんが、怪しい手抜き業者も存在します。。
これは、本当に残念なのですが、少しでも儲ける為に手を抜くというパターンです。
こうなると、安い価格でも、打ち直す作業とは違い、劣化が早いので、塗装するサイクルが短くなるパターンもあります。
また、分かりにくい話ですが、そもそも、契約する業者が、実際に工事を行っているか?という部分も問題です。
外壁塗装を営業で契約するのみで、実際に仕事は下請け、孫請けという業者も実に多いです。
そのような業者でも本当に作業に掛かる適切な料金で下請け、外注に委託するのであれば問題ないのですが、極端に営業費を高くとって、実際に作業代金がとても作業出来る価格でない場合もあります。
実際に、地域で有名な塗装会社の中でも、下請けには契約時の価格の半額近くで依頼するというパターンもあるようです。。(泣)
営業費や、会社を維持する為にお金が必要なのは分かりますが、そのような事をすると、実際に工事がおろそかになる可能性も高いです。
当社の場合は、少人数の自社職人で、現状の調査、見積もり作成、打ち合わせ、まぁ、このブログやSNSの更新も代表職人の私自身が行っている小さい会社です。 その分、経費的な部分は最低限で考えていますので、安心してお問い合わせ頂ければと思います。
適正価格で安心して頂ける外壁塗装工事を・・と常に思っています。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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