手すりの塗装についての話題になります。
手すりは、住宅の中でも意外に目立つ部分だと思います。 手すりは門扉などと同じ感じのパターンもありますが、DIYでの塗装をお考えになられている方も多いと思いますし、目立つ部分だからこそ、なんとかしたいと感じる方もいらっしゃると思います。
ネットでの手すり 塗装に関しての質問や疑問をもとに少し塗装屋目線で書かせていただきます。
手すりは塗装可能?
手すり、鉄柵、門扉ですが、そもそも塗装は可能でしょうか?
実は、塗装できないという事はないのですが、塗装後に剥がれや捲れなどが起きやすく、塗装した事によって、後でより汚い状態になる可能性の素材の手すりもあります。
塗装出来る手すりの材質は、鉄製の物、木製の物、鋳物製のものだと思います。 当然、それぞれの素材によって、塗装の方法は違ってきますので、DIYでの塗装をお考えの場合は下記も確認お願いします。
塗装をやめたほうがいいと思うのは、アルミ製の物です。
今では、アルミにも密着するというような塗料も販売されていますが、手すりのように、普段 手で触れるような部分に関しては、DIYでの塗装は避けたほうが良いと思います。
鉄製の手すりの塗装方法
鉄製の手すりが、最もご相談が多い物になります。
鉄部に関しては、当ブログでも何度か書かせてもらっていますが、外壁面などに比べるとどうしても早く劣化してきます。 塗料メーカーが書いている物でも、塗料と下地の処理にも寄るとは思いますが5年程度での塗り替えがお勧めだと思います。
塗装方法としては、既に錆びている部分はキッチリと取り除くのが重要です。
表面が錆びていなくても、膨れている部分などは鉄の素材と、塗料の間が錆びているサインですので、そのような部分はキッチリと取り除く事が重要です。
塗装屋でいうところのケレン作業という事になります。
その後、全体的に今の塗装部分を研磨します。 実はこの作業も重要で、研磨する事で細かい傷がつき、その分と今度 塗装する塗料が密着する事になります。
木製 手すりの塗装方法
木製の手すりに関しても、下地に関していえば、塗装は全て同じような感じになります。
ただ、木製部分は錆びない代わりに、劣化が進んで腐っているような場所もあると思います。 できれば、そのような部分も取り除くといいと思います。
当然、今の塗装膜が捲れている場合などもキッチリと取り除きます。 このような捲れている今の塗料部分に、新しい塗料がつくと、塗料の溶剤部分でシワシワになる事になります。 捲れている部分はすでに塗装としてはダメな状態になります。
あと、木製手すりの場合は、今 何を塗装しているか?という部分も問題です。
防腐剤系の塗料の場合は、浸透性の物ですので、捲れなど無いのが普通です。 捲れ部分が多いとなると、油性塗料か、水性塗料になります。
水性塗料はDIYでよく使われていますし、使い勝手もいいのですが、逆に塗装の膜が丈夫なため、塗装の下に雨水が入る事で逆に木の部分を腐らせる事も多いので注意が必要です。
鋳物製の手すりの塗装方法
鋳物製の手すりなども基本、塗装しないのがベストです。 ただ、経年劣化で白ボケるという感じなどの場合は、塗装を依頼される事もあります。
鋳物に関しては、通常の錆止め塗料ではなく、2液性のエポキシ樹脂などでの下塗りがお勧めです。 やはり密着が弱いので、塗料の選択も重要になってきます。
全ての手すり塗装に共通の塗装方法
塗装全般に言える事ですが、下準備は非常に重要です。
手すりなどの塗装の場合も、塗装する部分以外に、キッチリと養生作業を行う事がお勧めです。
塗装している下には、どうしてもペンキが落ちたりしやすいので、ビニールや厚みのある布を敷くようにするのがベストです。
今では、ホームセンターで塗装に関係する資材も非常に多くの物が購入可能ですので、確認してみてください。
神戸市近隣で手すり、柵、門扉などの塗装をお考えの方は、当社にご依頼していただく以外に、DIY塗装をお考えの方でも分からない事などがあれば。ご連絡、お問い合わせよろしくお願いします。
画像などがあれば、どのような塗装方法が良いのかのご相談も可能だと思います。 また、塗料に関しても素材にあった塗料を使う事で、耐久性もですが、失敗も少ないと思います。
一度、水性で塗装された部分に油性の物を塗装すると、塗料がシワシワになったり、逆に問題が起きる事もあるので、注意してくださいね。
神戸市長田区の今井塗装ですが、神戸市各区の塗装工事を承っています。
外壁塗装、屋根塗装はもちろんですが、この記事のような手すり、鉄作、門扉、塀などの小さい箇所の塗装も問題ありませんので、ご連絡、お問い合わせよろしくお願いします。
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