トタン屋根の雨漏りは、ペンキを塗装すると直りますか?
実は、トタン屋根の塗装に関して、こんな話題があります。
当然ですが、トタン屋根と言っても形状の問題もありますし、なによりも雨漏りに具合にもよるのですが、基本的に、ペンキを塗る、塗装という行為だけでは、トタン屋根の雨漏りは直す事は出来ません。。
トタン屋根と言いましても、先ほど書いたように、形状が色々とあります。
最も、簡易と言いますか数多く使われている物に波型の形状のトタン屋根があります。
そもそも、このトタン屋根(波トタン)の場合、傘が付いた釘で屋根部分に取り付けられていたりするのですが、年数が経過してくると、一番 先部分(樋周囲)や、釘の頭周辺から錆が発生して、雨漏りになるという事があります。
雨漏りがあるという事は、そもそも、錆が発生して、鉄板(トタン)が腐食し、薄くなったりしてしまっている為に、ペンキ塗装だけでは、ほぼ直らないと考えて良いと思います。
非常に簡易な話で考えると、一般的にホームセンターなどで購入可能なコーキングと言われる物で穴部分(雨漏りの原因)を塞ぐという事になります。
しかし、このコーキングは紫外線、直射日光、雨などで非常に劣化しやすいので、あくまでも簡易な雨漏り修理と考えるべきだと思います。
波トタンの雨漏りの場合は、やはり、波トタンの貼り換えがベストな選択になります。
また、形状の話で言いますと、折半屋根と言いまして、同じく鉄板の屋根なんですが、凸凹状に折られた屋根の場合の雨漏りは、屋根に取り付ける部分のボルトの腐食からの雨漏りが多いと思います。
この取付部分のボルトに関しては、今ではステンレス製の物を使う事が一般的ですが、昔は通常は鉄製のボルトで取り付けられています。
年数が経過すると、ボルト部分が錆て、その隙間から雨漏りになるという事です。
個の場合は、ボルトをカバーする部材が販売されていますので、ボルト部のカバーを取り付けて雨漏りを防ぐ事が出来ます。
ただ、ボルト部分の腐食が多いのは確かですが、他の部分の事を考えるとカバーを取り付けただけでなく、全体的に塗装を行うのがベストだと思います。
トタン屋根の雨漏りに関しては、折半屋根のボルトカバーや、波トタンのコーキングや防水テープ処理がペンキ塗装よりも重要という事が言えると思います。
結局は、鉄部、鉄製品に関しては、錆て腐食してしまうと、穴が開くという事になるので、雨漏りなどが起きるよりも先にキッチリと塗装を行うのがベストだと思います。
一般的に、鉄部の塗装サイクルは、5~8年程度と言われています。 当然、耐久性の高いシリコン樹脂、フッ素樹脂を塗装したら、その耐候年数は伸びるのですが、弱くなる部分は早くの劣化する事も良くありますので、早めに点検を行い、塗装を行う事で雨漏りを心配しない屋根にするというのが一番 お勧めの方法かも知れません。
神戸市近隣でトタン屋根の塗装や雨漏りが気になるという方は、ぜひとも今井塗装にご相談、お問い合わせお願いします。
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