ベランダ防水に関して、外壁塗装時に同時作業をお考えの方もいらっしゃると思います。
塗装屋としての考えでも、外壁塗装時にベランダ防水を行うは正解です。 ベランダ防水作業のみを行う場合でも足場が必要だったり、もし足場無しでベランダ防水を行うとなると部屋の中を通らせてもらわなければ作業自体が難しいという事もあります。
ここでは、ベランダ防水に関して、多くの方々が気になって検索している項目を少しピックアップして書かせてもらいます。
ベランダ防水・・そもそもベランダとは?
ベランダ防水の話を書かせてもらおうと思いましたが、そもそもベランダとは?と思われている方もいらっしゃるかも知れません。
ベランダの定義をWikipediaでチェックすると、母屋から外部に張り出している部分で、縁や柵で囲まれていて、庇、屋根がある部分という定義のようですが、多くの方々は、部屋から出ている部分という感じで思われていると思います。。 てか私が?
ここでは、ベランダという定義で限定してしまうのではなく、屋上以外で、家の2階や3階から外になっている部分という考えていて下さい。
ベランダ防水の種類
ベランダ防水と言いましても、実は、建物の構造で色々なベランダ防水の仕様があると思います。
現在の戸建て住宅で最も多いのはFRP防水という防水の種類だと思います。 このFRP防水というのは、船などで使われているFRPで防水されている物です。
FRPの樹脂と繊維で雨漏りしないように防水層を作る方法です。
あと、モルタル外壁の家の場合、そもそもモルタルだけしか見えないというベランダもあるとは思います。
しかし、このモルタル部分の下にはキッチリと防水層があるために雨漏りしないようになっています。
でも、外壁塗装をするタイミングである10年以上経過している場合は、やはりモルタル部分にも劣化があり、雨漏りの可能性もあるので、ベランダ防水を行う事をお薦めします。
たまに、ベランダ防水でも、屋上のように、シート防水がされているという事もあります。 シート防水と言っても、ゴムシート防水と言われる物と、塩ビシート防水という物があります。 ベランダ防水の場合は、塩ビシート防水のパターンが多いとは思います。
ハウスメーカーのベランダ防水には、この塩ビシート防水というパターンが多いです。
ベランダ防水の耐用年数
ベランダ防水の防水層の耐用年数は、防水の種類によっても違うのですが、FRP防水などは、非常に長期間の耐用年数があります。 十分20年以上という感じです。
しかし、FRP防水に関しても、注意は必要です。
それは、ある程度のサイクルでトップコートの塗装を行うという事なんです。
常に雨にさらされているベランダの場合は、外壁部分よりも、屋根と同じように劣化のスピードが早いです。 その為、FRP防水の場合はトップコートの塗装を外壁塗装と同時に行う事がお薦めだと思います。
まぁ、ALCの建物やコンクリート造の建物でベランダがウレタン防水という場合でも、外壁塗装時に同時にトップコートの塗装を行う方が望ましいとは思います。
屋上などで防水の保証書が出る場合でも、表面の劣化具合で防水のトップコートを塗装する事が必要という書き方になっていますので、状態によってトップコートの塗装も考えるべきかも知れません。
ベランダ防水工事には足場は必要
ベランダ防水工事に足場は必要なのか?という問題があります。。
あった方がベストというのが答えだと思います。 ベランダ防水工事だけの場合では、や無負えず部屋の中を通らせて頂くというパターンもあるのはあります。
しかし、部屋うちを通るとなると、養生の範囲も広がりますし、臭いのキツイ防水材料が部屋の中を通る事になるので、その問題も出てきます。
また、部分補修の場合は、梯子などでの作業も可能な場合もありますが、材料の上げ下げの問題もあるために、あまりお薦め出来ない事もあります。
ベランダ防水工事に関しては、現状で施工が可能なのかを確認する必要が出てくるとは思います。
そのような事を考えると、外壁塗装のサイクルで防水工事を行うのが正解という事になってきます。
ベランダ防水 エアコンの室外機問題
エアコンの室外機をベランダに置かれている方は多いと思います。
ベランダ防水工事を行う時に、このエアコン室外機は?と思われる方も多いかも知れません。
防水工事の時には、エアコンを床面から上げて防水工事が出来るような道具もありますし、手摺など、室外機を吊り下げる事が出来る場合は、床から上げての防水工事が可能です。
ベランダ防水工事は、エアコンの室外機があっても問題なく工事可能という事です。
ベランダ防水に水たまり
ベランダ防水工事を行った場合、今まで水たまりが無かったのに水たまりが出来るという事もあります。
これは、床部分に浸透しなくなった為、水たまりが出来るという事になります。 また、ベランダの形状にもよりますが、なかなか雨水が綺麗に流れるような程の勾配をベランダ部分に付けるのは難しいという問題もあります。
その為、ベランダ防水工事を行った後には、水たまりが出来やすい可能性があるという事になります。
勾配をきつくすれば水は流れるのですが、これは防水層の問題ではなく、そもそもの不陸の問題という事もありますので、なかなか難しい問題ではあります。
神戸市で外壁塗装と同時にベランダ防水をお考えであれば、ぜひとも今井塗装までご連絡お願いいたします。
今の防水仕様の確認から、不具合箇所の点検、防水工事、防水トップコート塗装まで行わせて頂いています。 何卒、ご連絡、お問い合わせお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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