屋根塗り替え、屋根塗装に関しての話題です。。 屋根塗り替えには足場が必要?というお問い合わせがありましたので、こんな記事を書いてみようかと思っています。。
屋根塗り替えの場合、作業的には、高圧洗浄機でキッチリと劣化した塗膜、苔など塗装前にしっかりと掃除する事が重要です。 高圧洗浄の後、塗料メーカーの仕様や、塗装会社の方法によっても違うとは思うのですが、シーラーを塗装の上、上塗りを2回塗装するのが標準的な仕様になると思います。
下地であるコロニアル、カラーベスト、セメント瓦などの状態にもよりますが、あまりに劣化が進んでいる場合は、シーラーの回数を増やすというのも塗装の仕様としてはアリだと思います。。 しかし、コロニアル、カラーベストの場合、あまりに劣化が進んでいると、シーラーの回数を増やしたところで、やはり弱いのでは?とも思います。 少なくとも新築から15年位のサイクルで屋根の塗り替えを行うのがベストで、それ以上の場合、今までの経験では相当痛んでいるという感じになります。 あまりに痛みが激しい場合は、塗装屋ではありますが、屋根の塗り替えよりも、カバー工法などで屋根の上に再度、板金などで屋根を作るのがベストだと思います。
セメント瓦の場合でも、劣化が激しくなると、クラックが多くなり、差し替えなどが必要になってきますので、早めの塗り替えが必要かと思います。。
まぁ、話が少し脱線しましたが、屋根の塗り替え時の足場に関して言いますと、当社としては、足場は必要だと思います。 当然、平屋で脚立で上がる事が可能だとか、勾配が非常に緩い屋根の場合は、足場が不要という事もありますが、そのような屋根の場合は、瓦棒と言われる、下の画像のような屋根(鋼製の屋根)などになると思います。
では、なぜ屋根の塗り替えに足場が必要なのかと言いますと、最初に高圧洗浄の話を書きましたが、下から見るとか、今では高所撮影用のカメラ、ドローンで撮影したとしても、実際に屋根の上ると、苔の付着は非常に多いです。 この苔が高圧洗浄時に、乾燥している時とは違い、生き返るというか、ヌルヌルの状態になって、非常に危険だからです。 ですので、足場なしで屋根の塗り替えをした場合、キッチリと屋根の高圧洗浄作業が行き届かない事が多くなり、塗装は出来たとしても、その後、 捲れ、剥がれなどの原因になるからです。
また、屋根塗り替えの足場に関しては、外周の足場以外に、勾配が5寸5分以上の急勾配の住宅の場合は、屋根に足場が必要になってきます。 作業時に足場がない場合は、やはりキッチリと作業できないのでは?というのが当社の考えになります。 ちなみに5寸5分というのは、屋根裏部屋、ロフト、屋根裏収納などがあるタイプの住宅の場合は、その勾配よりもキツメだと思います。
最終的にまとめますと、屋根塗り替えの場合、足場は必要だと思います。 足場をしないでの作業の場合、キッチリと高圧洗浄が出来ない、作業自体が綺麗にできない、また作業性が悪くなるので、作業時間が非常にかかるという事になると思います。
屋根の塗り替え後、数年で屋根の塗装が捲れてくる、剥げてくるという事になると、非常に残念ですもんね。。。
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