屋根塗装のさまざまな注意点をまとめてみました。
外壁塗装と一緒に行うのがベストだと思いますが、こちらでは屋根塗装に特化して、屋根塗装関係の注意などを書いてみます。。
屋根塗装をする前の注意点
屋根塗装をする前に確認しておきたい点は次の2点です。
・塗り替えの回数
今回で何回目の塗り替えなのかを確認しましょう。
屋根材によっては、塗り替え回数に上限があるものもあります。
例えば、スレート瓦屋根は劣化具合にもよりますが、塗り替えを繰り返すことで、塗膜が厚くなって割れる可能性が高くなるため、3回が上限とされています。
自宅の屋根材を確認して、塗装が可能か確認しておきましょう。
・屋根材自体の劣化具合
屋根材にはスレート瓦、モニエル瓦、金属屋根(トタン、ガルバリウムなど)などがありますが、屋根材自体に大きな損傷や割れが広範囲にある場合は、塗装では修復不可能となり、葺き替えを考えなくてはいけなくなります。
まずは業者に屋根材の劣化具合を確認してもらいましょう。
屋根塗装をする際の注意点
・塗料の種類によって効果が違う
塗料にはさまざまな種類があり、種類によって効果や特徴も違ってきます。
【例】
ウレタン塗料=価格が安く、耐候性が低いので塗り替えサイクルが早い
無機塗料=耐候性が高く不燃性も高いが、金額が非常に高い
業者に依頼する場合は業者と相談しながら塗料を決めることができますが、自分で塗装する場合は、塗料の種類や特徴を確認して選ぶようにしましょう。
・下塗り材の種類にも違いがある
屋根塗装する際には、下塗り・中塗り・上塗りと三度塗りが行われます。下塗りの際には、下塗り材と呼ばれる下地材を塗ります。
一般的にはシーラーというものが使われますが、屋根材によって下塗り材を変える必要があります。
・安全対策をしっかり行う
業者に依頼する場合は、業者がしっかりと安全対策をとってくれますが、DIYで屋根塗装をしようと思っている場合は、ヘルメット・落下防止用ベルト・安全靴などを用意して、安全対策をしっかり行わなければいけません。
DIYで屋根塗装する場合、足場組みを専門業者に依頼したり、安全対策装備を用意するのに高額な費用がかかることも理解しておきましょう。
・塗装前に屋根の汚れをきれいに落とす
屋根が汚れた状態で塗装を行うと、すぐに塗料が剥がれたり、落ちやすくなってしまいます。そのため、塗装前には高圧洗浄機で屋根の汚れをきれいに落とす必要があります。
・しっかり養生する
屋根塗装では、洗浄時に水が、塗装時には塗料が飛散してしまいます。そのため、しっかり養生して塗料がついてしまうのを防ぎます。
場合によっては近所にも塗料が飛散してしまう可能性があるため、作業を始める前には必ず近隣への挨拶を済ませておきましょう。
セメント瓦の屋根塗装の注意点
セメント瓦とは、ほぼセメントだけでできている瓦のことです。
陶器瓦と比較すると均一性に優れているのが特長で、強度を保つためにある程度の厚さが必要とされます。
日本家屋に昔から使用されている瓦は、塗装の必要はありませんが、セメント瓦には塗装が必要です。
セメント瓦は塗膜が劣化すると水を吸収して、セメントの成分であるカルシウムが流れ出し、表面がざらついて骨材が現れ、衝撃に弱くなってしまいます。ここまで劣化してしまうと、塗装では元に戻すことはできません。
〈セメント瓦のメリット〉
・工事費用が安い
・10年前後で塗り替えが必要だが、カラーバリエーションが豊富
・さまざまな形状があり選ぶ楽しみがある
・形が均一なので隙間ができにくく、風の影響を受けにくい
〈セメント瓦のデメリット〉
・割れやすい
・傷むとコケが生えやすい
〈セメント瓦の劣化症状〉
・塗膜の色褪せ、剥離
劣化の初期症状として塗膜に色褪せが起こります。また、塗り替えの際に塗膜が密着不足だったり、乾燥時間が不足していたり、下地処理が不十分だった場合、剥離を起こすことがあります。
・塗膜がなくなる
塗膜の劣化をそのままにしておくと、塗膜がなくなり、瓦のセメントがむき出しになります。
・表面がざらつく
塗膜を失い、セメントがむき出しになると、骨材があらわになり、もろくなります。
上記のような劣化症状が見られたら、早めにメンテナンスを行いましょう。
屋根塗装の費用を抑えるための注意点
・外壁塗装と一緒に行うと足場代が節約できる
外壁塗装も屋根塗装と同様、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁塗装の際にも足場を組むため、屋根塗装と外壁塗装を一緒に行うことで足場を組むのが一度ですむため、足場代が節約できます。
屋根と外壁を一緒に塗装すると、住宅の印象もリフレッシュできるのでおすすめです。
定期的に業者に屋根と外壁の劣化を点検してもらい、適切な時期に合わせて塗装できるように相談しておくといいでしょう。
屋根は直接紫外線や雨風を受けるので、劣化しやすく定期的なメンテナンスが必要です。
屋根材や塗料の種類によって、メンテナンス時期が異なるため、専門業者に点検してもらい、適切な時期に屋根塗装を行いましょう。
屋根塗装に関しての注意ポイントを書かせて頂きました。。
最後にも書きましたが、屋根塗装は、外壁塗装と一緒に行うのがベストだと思います。
屋根塗装だけの場合は、足場が必要ないという塗装業者もあるかも知れません。。 しかし、屋根塗装の基本である高圧洗浄(屋根の汚れ、苔、それにそもそもの塗装が風解した物を除去する)をする場合、安全面としっかりと洗うという事を考えると足場は絶対に必要です。
この部分をキッチリ行わないと、後から屋根塗装の捲れなども起き、結局 塗装しない方が綺麗だったというパターンもあります。
また、キッチリ塗装されていない場合、次に塗装を行う時に、より金額がアップするという事も良くあります。。
神戸市近隣で屋根塗装、外壁塗装をお考えの方は、まずは当社のお問い合わせフォームからご連絡お願いします。 現状の調査をしっかりと行い、適切な方法のご説明をさせて頂きます。
当然のことですが、見積もりだけでも問題ありませんし、他社との相見積もりでも問題ありません。
今は、考え中という方のお問い合わせも実は多いです。 お金のかかる話ですので、しっかりと見積もりを確認して、いつ施工するのかも考えると良いと思います。
今すぐした方が良い!というような押し売り的な営業は一切行っていませんので、ご安心してくださいね。。
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