屋根塗装時にタスペーサーを使う。。という事が書かれている記事を見た方も多いかも知れません。
実際に、当社でもタスペーサーに関しての記事も書いていますし、タスペーサーの必要性についても書かせてもらっています。 タスペーサーがメジャーになる前(販売される前)は、コロニアル、カラーベストの屋根の塗装の場合は、塗装完了後に、屋根材の継ぎ目部分を縁切という作業で切るという事になっていました。(今でも、そうする場合もあります・・)
これは、当ブログでも書かせてもらっていますが、屋根材の何処かから、雨水が入る事は良くあるのですが、その雨水の逃げ道を作っておくという事が重要になります。 その為に、この縁切という作業が絶対に必要になってきます。
ただ、タスペーサーを使う事で、縁切をしなくても、屋根材同士の隙間を広げた状態で塗装するので、雨水の逃げ道があるという事になるので、屋根塗装の場合は最もいい施工方法だと思います。
縁切の場合は、塗装完了後に、屋根の上にもう一度、登って、屋根材の縁部分を切っていくので、新規に塗装した塗膜の上に乗るという事もあまりお勧めできませんし、縁切作業の時に塗りあがった屋根材を割ってしまう、塗装した部分を傷つける事になるからです。。
では、屋根塗装の場合、絶対にタスペーサーは必要でしょうか?
実は、屋根材によって必要ありません。。 というか、使えません。
タスペーサーが必要なのは、コロニアル、カラーベストと言われる屋根材になります。(下の画像) ですので、セメント瓦、モニエル瓦、板金の屋根(瓦棒、折半屋根)などの屋根の場合は、タスペーサーは必要ないです。
後、コロニアル、カラーベストの屋根であっても、タスペーサーが必要ない場合があります。
これは、新築の時の屋根の作り方や、年数が経って、屋根材自体が、少し反ったような状態の場合などです。 当社の場合は、屋根の状況を確認して、塗装前に屋根材同士の隙間が3ミリ程度ある場合は、あえてタスペーサーを入れる事は無いです。 このような場合は、塗装を3回塗りしても、塗膜で屋根材同士が引っ付いてしまうという事は無いからです。
※屋根材 同士に若干の隙間がある。
屋根塗装の場合は、絶対にタスペーサーが必要という事はありません。 各住宅の状態によって、キッチリと確認し、必要な場合はタスペーサーを設置するというのが正解なような気がしています。。
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