外壁塗料のランクに関しての話題を少し書かせてもらいます。
実は、外壁塗料ランキング！などという記事は非常に沢山ありますし、しかもGoogleで検索しても、数年前の情報だったり、塗装屋目線で確認した時に、なんか疑問があるような書き方をしている記事も多くありますので、少し書かせてもらいます。。
ただ、これもまた、個人的な見解になるので、それは違うという事をお考えの方も多いかも知れませんが、あくまで今井塗装のブログに私自身が書くという事ですので、ご了承、お願いいたします。（笑）
外壁塗料のランクと言いますと、塗装業者だったり、塗装会社が書いている物と、塗料メーカーだったり、一つの塗料メーカーのみの塗料を使うとかメインに塗装している会社だったりすると、当然 見解は違うように思います。
また、これも個人的な感覚なのですが、数十年前なら、各塗料メーカーによって非常にバラツキがあったり、塗料メーカーでも、材料の得意、不得意なんかがあったような気もしますが、ここ数年の感じで考えますと、日本の塗料メーカーで考えると、そこまでの大きな差はないような気がしています。
まぁ、塗料の粘度の違いとか、これには、成分の比率が違うのかも知れませんが、乾きのスピードなどの若干の違いは当然あるのですが、各塗料メーカーとも、自信をもって開発している訳で、駄目な商品が販売されているという事はありませんので、深くかんがえなくても・・と思う感じがあります。
今でも、当然、常に使っている材料メーカーが一番いい！と思われている塗装職人さんもいるとは思うのですが、それは塗料そのものよりも、塗料の販売価格だったり、実際に塗装してみての塗りやすさだったり、塗装面積の違いだったりするのかも知れません。
その為、一般の施主様にチェックして欲しいのは塗料メーカーというよりも、何の成分の塗料か？という部分でランクを見る事が重要かも知れません。
今では、ランク的には、最高で無機塗料という物もあります。 その1ランク下という感じで書かれている物にフッ素樹脂、その下がシリコン樹脂、その下がウレタン樹脂、その下という感じでアクリル樹脂という事にはなっています。
ただ、ランクが高いから絶対にお勧めという事は個人的には無いと思っています。
それは外壁塗装の場合は、家の作りによって塗料のランクを考える必要性があると思うからです。
今、多い 窯業系サイディング材の外壁の場合は、住宅そのもののウィークポイントは、目地部分のシーリング、コーキングと言われる部分だと私は思っています。
最近では高耐久のシーリング材も販売されていますが、寿命的に考えると１０年そこそこという感じだと思います。
そうなると、塗装が凄く耐久性の良い２０年耐久性があります！と言われる塗料を塗装しても、目地部分のシーリングは、それよりも早くに劣化する事になります。。
あまりに劣化を放置しますと、窯業系サイディング材の場合は内側から劣化してボロボロになるという事も少なくありません。
ですので、当社としては、フッ素樹脂がとりあえず、外壁塗装でのランクは最上級では？と思っています。 こまめなメンテナンスをお考えの場合は、シリコン樹脂の外壁塗料を使う事でも問題は無いような気もします。
実際に、アクリル樹脂は耐久性が低いと言われていますが、キッチリと下塗りをし、中塗り、上塗りと丁寧な仕事をした場合、１０年でも表面の色あせやチョーキングはあっても、そこまでの劣化が無いという事もありますので、塗装の仕方という部分も重要になってきます。
今、現在で考えると、出荷数量も多く、最も多く使われている外壁塗料で考えるとシリコン樹脂だと思いますので、トータル的に考えるとコストパフォーマンスも優れている塗料はシリコン樹脂という事になるとは思います。。
神戸市近隣で、外壁塗装、屋根塗装をお考えの方は、ぜひとも当社の見積もりも比較対象にして下さい。
外壁塗装を行う大手とは違い、経費などが少ないというメリットはあると思います。 また、自社での塗装をメインに作業させて頂いていますので、目の行き届いたしっいかりと、真面目な塗装が出来ると考えていますので、ぜひとも、ご連絡 よろしくお願いいたします。
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