外壁塗装で塗らない箇所、塗れない箇所に関しての話題です。
外壁塗装の見積もりを依頼されて、この場所は、結局 塗らないの?、それとも塗れないの? 外壁塗装には、そもそも入っているの?という疑問を持たれている方も多いと思います。
当社の場合は、出来る限り、項目を細かく書いて、分かって頂けるように心がけてはいますが、外壁塗装の見積もりで、一式とか、外壁、付帯部・・なんて項目の少ないパターンも未だにあるようです。
ここでは、当社が考える外壁塗装の時の塗らない箇所、塗れない箇所に関して少し書いています。
外壁塗装 塗れない箇所
外壁塗装を行う場合、一般的に塗れない箇所としましては、アルミ製品、ステンレス製品、銅製品などがあげられると思います。
細かく書いていきますと、アルミ製品としては、現在の住宅の多くに使われているサッシです。
窓枠という部分になります。 当然の話ですが、もともとの古い木造住宅の場合などは木製の物もあります。
そこまで古い住宅でなくても、メンテナンスをしっかりと行っている住宅の場合は、まだ窓枠が木製というパターンもあります。
他にアルミ製として考えられるのは、テラスのフレームや、ベランダの手摺も今ではアルミ製がほとんどです。
ステンレス製として使われているのは、水切と言われる、下屋のシルバーのなっている部分や、住宅によっては換気扇のフードなどがステンレスという場合もあります。 そもそも、錆びる事が無いので、鉄製の物よりも長持ちするという事もあり、水切や笠木にステンレスが使われている住宅も多いです。
銅製の部分と言いますと、日本建築によく使われている、水切や、竪樋、横樋も銅製というパターンもあります。
こちらも錆びるという事がありませんし、年数によって非常に趣のある色合いになる為に使われているパターンも多いです。
トータルで簡単に考えますと、磁石が付かない部分という感じだと思います。
但し、アルミ製の部分に関しては、そもそも、塗料の密着が悪くて剥がれなどが起きるという事になっていましたが、しっかりとした下処理を行い、専用の密着性の良い下塗り材を塗装する事で、塗装も可能ではあります。
当社の場合も、アルミ製の部分であっても、経年劣化で状態が悪くなっているとか、色ムラが凄く出ているという場合は、塗装を行う事も可能だし、実際に行った事もあります。
この辺りは、他社も同じような感じだと思いますので、見積もり時や実際に作業を行う場合に、質問してみるのも良いかも知れません。
外壁塗装 塗らない場所
この表現も非常に微妙ではあります。。
塗らない場所と言いますと、先ほどの塗れない場所とは違い、塗装は可能ではありますが、通常の外壁塗装の仕様には入っていないという部分になります。
上記が、一般的に外壁塗装時に良く出てくる塗装する部分の項目になっています。
塗らない場所としましては、機器類が完全に外壁面に接触して付けられている部分というのもあります。
ガス給湯器などは、通常 外壁塗装の場合に現状のままでの塗装になるので、給湯器の裏側に関しては塗らないというのが多いいです。
ガス業者などに依頼すれば、当然 壁面の塗装を行う事も可能ではありますが、塗装業者がガス機器を移動させるのは事故の元ですし、ガス配管などは移動する事で漏れなども起きるパターンもあるので、通常 行いません。
今では、エコキュートなどの電気機器に関しても壁面に接触して建てられているパターンは塗装出来ないという場合もあります。 当社の場合は、細いローラーなどが入るスペースがある場合は、なんとか塗装を試みてはいますが、完全に見えるという事ではないので、他の部分のように綺麗に塗れているかは微妙だと思います。
ちなみに、クーラーの配管を入れている化粧カバーに関しては、外壁に接触しているのですが、当社の場合は、出来る限り外す事にしています。 外したうえで、その部分もキッチリと塗装を行う事にしています・・
しかし、これに関しても、外す事で割れてしまうリスクなどもありますので、通常の作業で外れないという場合は、無理に外しという事は逆に行わないようにしています。
他に外壁塗装時に一般的に塗らない場所としましては、基礎巾木と言われる、住宅の基礎部分です。
今では基礎巾木専用の塗料も販売されていますし、非常に汚れが目立つとか、クラックなどが多く、補修後を見えなくしないというお話があれば、基礎部分の塗装も可能です。
しかし、基礎部分はそもそも、湿気を逃がす役割もあるために、外壁と同じ材料での塗装はお勧め出来ません。
昔は、外壁塗装と同時にサービスで塗っているような業者もあったようですが、塗装する部分にあった塗料で塗装しなければ後々 剥がれや浮き、捲れなどが起きる事もあるので、注意が必要です。
塗れないのか、塗らないのかは微妙ですが、鋳物製の門扉などは塗装しない場合も多いです。
鋳物製は、非常に雰囲気がある物です。 その為、塗装しない方が良いというパターンも多いです。
汚れなどが気になる場合に、施主様の意向で塗装するという事もあるにはありますが、その場合も適切な処理と、塗装しても問題ない塗料での塗装が重要になってきます。
基礎部分に近い話ではありますが、土間部分も塗らないのが普通です。
住宅の周囲は、直接 土などがあり、お庭になっているというパターン以外に、モルタルで床を作っているパターンもあります。
外壁塗装時には、苔や汚れを取る為に高圧洗浄機で洗浄は行う事が多いのですが、通常は塗装を行う事はありません。
特別にご依頼がある場合などは、防水性のある材料などで塗装を行う事もありますが、一般的に外壁塗装の時には塗らない場所と考えて良いと思います。
塗れない箇所 塗らない箇所の例外
実は、このパターンの話題も多いです。
非常に難しい話になってきますが、塗れない箇所、塗らない箇所と言いましても、2回目以降の外壁塗装の場合は、そうは言っていられない場合もあります。
それは、すでに塗らない場所でも塗っているというパターンです。
基礎部分や、土間、それにアルミ製、銅製、ステンレス製の部分であっても、以前の塗装がある場合は、塗装せざる負えないパターンもあります。
当然ですが、すでに剥がれてるとか、浮いているという場合は適切な処理を行って、その部分に合った材料での塗装という事になります。
以前の塗装がキッチリと処理を行わずに塗装されているという場合も少なからずにありますので、キッチリと処理する事が重曹です。
神戸市近隣で外壁塗装、屋根塗装などをお考えの方、また他社での見積もりで相見積もりをお考えの方、外壁塗装で塗らない箇所、塗れない箇所に疑問がある方など、ぜひともお問い合わせフォームしてご連絡、お願いいたします。
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