外壁塗装 リシン塗り替えについて。。
外壁塗装も色々な種類がありますが、今回は、リシン壁と言われる外壁の塗り替えについての話題です。
リシン壁と言われる外壁は、モルタル外壁の上に、細かい砂状の骨材と塗料を吹き付けている仕様になります。
今では、新築で家を建てられている場合は、サイディングの外壁が多くなってきているので、このリシン壁というのは、少ないかも知れません。
そもそも、モルタルで外壁を作った後に、塗装を行うのですが、通常 モルタル外壁のままだと、模様もなく平な状態になっています。 多くの場合、コンクリート打ち放しのような、ある意味デザイン性を高めた外壁でないかぎり、まっ平の状態の外壁は少ないと思います。
このリシン壁と言われる外壁は、色々な外壁塗装方法がある中でも、もっとも古くからありますし、ある意味 単価も抑える事が出来るので、ひと昔前の外壁の多くは、このリシン壁でした。
今では、リシン壁でも弾性系の材料に骨材を入れているパターンもあるので、弾性リシンと言われる物もありますが、多くの場合、アクリル樹脂に骨材を入れているリシン壁が一般的です。
塗料のランクで言いますと、アクリル樹脂は最もランクが下になってしまうので、耐久性、耐候性も低くなり、塗り替えサイクルで考えると6年~8年も経つと痛みが激しい状態になってしまいます。
リシン外壁の場合、経年劣化で痛んできますと、そもそも塗料の中に入っている骨材がボロボロと落ちてきているという事が多いです。
また、弾性系の材料ではありませんので、ヘアクラックなどひび割れがどうしても目立ちやすい材料になります。
その為、外壁塗装で考えてもリシン壁の塗り替えは少し早めに行うのがベストです。
そもそも最初のリシン壁で骨材が取れていないという状態の場合は、一般的なアクリル樹脂から、フッ素樹脂まで、どのような材料でも塗り替えは可能です。
まぁ、外壁塗装の場合、仮設足場は絶対に必要ですし、材料のランクを上げても、養生費、諸経費などの変化はあまりありませんので、耐久性、コストパフォーマンスを考えると、今ではラジアル抑制のシリコン樹脂を選択するのがお勧めだとは思います。
またフッ素樹脂などは高価ですし、フッ素樹脂で塗装を行うと、次回の塗装時に、下塗り材などが密着の良い物を選択する必要もあり、次回の塗り替え時に予算が高くなってしまう事もあるとは思います。
ですので、骨材が落ちていない状態の場合は、当社の場合は、微弾性フィーラーの上、ラジアル抑制シリコン樹脂での塗装を行っています。
微弾性フィーラーを下塗りに使うと、リシン壁におきやすいクラックを抑える事が出来るというメリットもあります。
当然、大きなクラックに関しては、塗装前に、Uカットや、シーリングという作業も行います。
特に大きなクラックの場合は、Uカットの上、カチオン樹脂で平滑にし、パターン補修を行うという作業も出てきます。
リシン壁の場合は、補修後だけにリシンを吹き付けるという事も難しいので、多孔質のローーラーで細かいパターンを目立たないように付けるという事もあります。
ただ、あまりにく補修箇所が多い場合は、新にリシン吹付などを行う事もあります。。
次に、劣化が酷くなって、そもそもの骨材が落ちている、クラックが非常に多いといった場合は、リシン壁の上に、パターンを付けなおすという事がお勧めだと思います。
もう一度、リシンを吹き付けるという事もあるかも知れませんが、塗装面の劣化が酷い場合は、先ほどの部分補修で行う多孔質ローラーでのパターン補修を全体に行うという事がお勧めだとは思います。
この方法だと、表面を微弾性フィーラーで圧膜に付けますので、クラックも起きにくくなりますし、雨漏りなどの原因も抑える事が出来ると思っています。
どちらにしましても、外壁塗装という事で考えますと、リシン壁は耐候性があまりよくないので、早めに塗り替えを考えた方が、綺麗な状態で塗り替えが可能だとは思います。
どうしても、クラックなどが多くなると塗り替えを行っても目立つ場合が多いです。
リシン壁の塗り替えをお考えの神戸市近隣のお方は、下記のお問い合わせフォームからご連絡お願いいたします。
ご予算に合わせた塗装仕様の変更も可能ですし、施主様の意向をしっかりとお聞きし、納得できる塗装仕様での工事をさせて頂きますので、まずは、リシン壁の塗り替えに関して、少しでも気になる事があれば、よろしくお願いいたします。
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。 ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。